2018年度、今年もタイに行きます

はい。
タイトルの通り、2018年度、今年(というか今年度)もタイに行きます。
4回目のサハイナン長期滞在です。
ちょっと今までを、あらためて振り返ってみます。

2013年1月の家族旅行

忘れもしない(だいぶ記憶は薄れてきたけどw)、2013年、サンドットさんとの初めての出会い。
当時は、前職を終えて、9年ぶりの大学生活の冬休み。
学生だから冬休みがしっかりある、次の就職も決まってるからお金もそんなに心配ない。

時間もお金もある今、海外行くしかないっしょ!?

と盛り上がり、とりあえずどこか海外行こうと思い立った我が家。
妻が雑誌を見て、ジャングル生活をしている場所を見てみたいと選んだタイ。
これが全ての始まりでした。

当時、サンドットさんが運営していたファームはサハイナンではなく、タイの第二の都市チェンマイに近いタコメパイというところ。

ジャングル生活、別に興味がなかったけど、妻が行きたいなら、まあいっか。
そんな気持ちで行ったタコメパイでしたが、行ってテンションが上がりまくったのはぼくの方でした。

ずっとエネルギー問題の解決に関わる研究をし続けていたけど、なかなか解決に結びつく実感が得られなかった研究の日々。
そんな時に訪れたタコメパイでの暮らしは、自然の資源やエネルギーを使って暮らす、エネルギー問題を解決できる暮らしでした。

100%自然エネルギーと究極の節電への挑戦

2018年6月5日

単にエネルギーの問題として認識していたエネルギー問題が、自分の中で、「エネルギー問題はライフスタイルの問題だ」と認識された瞬間でした。

2015年度、初めてのサハイナン

そんなタコメパイへの初訪問から3年弱。
パーマカルチャー研究所を立ち上げ、ずっと行きたかったサンドットさんのファームについに長期滞在。
サンドットさんのファームは、タコメパイから、サハイナンへと移っていました。
2015年11月~2016年1月、約2か月半のサハイナン暮らし。

とにかく、この自然の資源とエネルギーで暮らすということを体験したかった一年目。

ナーン

タイ暮らし2015年 初日~4日目

2018年6月9日

木と竹とわらでできた家に住む、調理に使う火は薪。
電気は太陽光、水道は山から引いてきた湧き水。
全てが初めてで、感動でした。

10日間の、サンドットさんのパーマカルチャー講座も受講して、パーマカルチャーの基礎も学ぶことができました。

とにかくこの時は、全てが初めて。
ライフラインのないところに住むってどういうこと?
という疑問に対する答を体感しに行く、そんなことが2015年度滞在のテーマでした。

2016年度、サハイナンに家を作る

2016年12月~2017年2月、2度目のサハイナン訪問。
あまりにも良かったサハイナン滞在だったので、もう一度行きたいねということになって2度目の滞在。

サハイナンが好きだから毎年ここに来たいんだとサンドットさんに話をすると、それじゃあYuki’s Familyの家を作りなよ。
去年はパーマカルチャーの理論を学んだから、今年は家を作るというパーマカルチャーの実践をしたらいいよ、とサンドットさん。

家の材料となる木を山から切り出して、死にそうな思いで運搬してくるという過酷な重労働が一番の思い出かな。

家づくりのために山から人力で木材を運搬!

2018年10月3日

3ヶ月の滞在で、なんとか家の柱、2階のフロア、そして屋根を作ることができました。

2017年度、村人の幸せの理由を探りに三度目の滞在

2017年12月~2018年2月、三度目の滞在。
サハイナンのことを考えるとき、いつも思う疑問がありました。

あの村の人たちは、どうしてあんなに幸せそうなんだろう?

山道を歩いていれば、頼んでもいないのに車が停まってくれて、何の見返りもなく車に乗せてくれる。
言葉が通じないぼくたち外国人を、食事に誘ってくれる。
大自然の村の中で、大人たちに見守られて安心して子どもたちが遊んでいる。

初めての滞在では、ライフラインのない暮らしってどういうもの?
という興味だけだったのが、次第にコミュニティのあり方のようなものにも、興味の対象が移っていた。

今年もタイに行きます~2017年度版~

2018年11月7日

この時の滞在では、前年に作った屋根と床だけの家に滞在しながら、キッチン、シャワー、トイレ、照明などを作って、少しずつ暮らしが快適になっていった。

と同時に、村の人たちの自己肯定感が、そして幸福度が高い理由などについても少しずつわかってきた。

そして2018年度、今回の滞在は

パーマカルチャー研究所。
この名前に込めた思いがある。

パーマカルチャーについては、2013年、初めてタイに訪れた時に感じた、

「エネルギー問題を解決できるのは、パーマカルチャーだ」

という思いから。

そして研究所という名に込めた思い。
大学での卒業研究以来、自分はエネルギー問題を解決する研究を仕事にしたいと思っている。
それは今も変わっていない。
企業での研究職を辞めても、高専での教育・研究職を辞めても、その思いは変わっていない。

だからパーマカルチャー研究所。

そして研究は、結果を広く社会に公表、還元してこそ意味がある。

通常はそれを、論文や学会などで発表する。
だけどずっと感じていた矛盾があった。
論文や学会発表をすればするほど、一般の人との距離が遠ざかり、それを読む人、見る人は、業界の人に限られる。

この矛盾を感じていた自分は、研究結果をブログやメルマガという形で発信することにした。

こんな研究があってもいいだろうと。

そういうわけで、パーマカルチャーを実践的に研究すること、そしてその研究から得られた感覚的なものを含む知見や経験を発信すること、これが自分の仕事だ。

パーマカルチャーの実践は、今の簾舞での山暮らし、そしてタイでのサハイナン滞在が、実践研究そのもの。

そしてパソコンを使って、ブログやメルマガでの発信をすることで自分の研究を発表する。

これはつまり、世界中どこにいてもパソコン一台で仕事ができるということを意味する。

今年度はそれを、大きなテーマにしようと思う。

つまりは、これまでに感じてきた、サハイナンを含むタイの村人たちの幸せな生き方を、現地からよりわかりやすい形で情報発信する。

これを実現したい。

実現にあたっては、以下のようなことが必要になる。

・ネットワーク環境の整備
・太陽光発電の設置による、パソコンの電源の確保
・落ち着いてパソコンに集中するための物理的環境(机、いす、蚊帳w)

ということなのだけど、まずはタイに行くこと、これが毎年のことながら、大きなハードル。
冬のこの時期、家族4人の体調を保ち続けるのは簡単ではない。
だからタイ行きが約2週間後に迫った今、生活の中で最も重視しているのは、早寝早起き、いい食事。
これを心がけてます。

というわけで、みなさんにタイの幸せな生き方をお伝えすべく、今年は情報発信に力を入れていきたいと思います。

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2019年1月17日

100%自然エネルギーと究極の節電への挑戦

2018年6月5日

そんなわけでパーマカルチャー研究所の研究成果は、あなたの実生活にも即応用できるレベルのものを、おもしろくお届けする。
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