究極のコンポストトイレを13,000円で自作しました

1. コンポストトイレを作りたい!

農作業場に、森の空き地に、庭に、災害時に。
簡易でいいからトイレがあったらいいのに。
でも、仮説トイレをわざわざ設置するほどでもない。
そんな状況に最適なのが、コンポストトイレ(バイオトイレとも言うようです)です。

バイオトイレ
バイオトイレは、便所の方式の一つ。英語ではComposting toiletというのが一般的である。日本では「バイオトイレ」のほかに「コンポストトイレ」「コンポスティングトイレ」とも呼ばれる。好気性微生物の活動によって排泄物を分解する。水をまったく使わないか、使う場合であっても水洗トイレなどに比べて少量で済む。
ウィキペディアより

ぼくが作るコンポストトイレ(「モバイルエコトイレ」と呼んでます)の特徴は次の通りです。

  • 土に穴を掘り、そこに用を足すスタイル
  • 好気性微生物は、すでに土の中にたくさん!虫や微生物たちが勝手にウンコを分解してくれる。
  • その穴の上に電話ボックスほどの大きさのトイレを設置。
  • 水も不要(エコ!)。次の人に自分のウンコを見られたくない場合は葉っぱや灰、おがくずなどで隠す。
  • ちゃんと鍵もかかるので安心!
  • 風通しがいいので、くさくない!
  • 穴がいっぱいになったら、新しい穴を掘ってトイレを移動(モバイル!)させ、古い穴は埋める。

以前もモバイルエコトイレを作ったことがありましたが、今回はとにかく最低限の機能だけに絞って、さらに簡易なものを作りました!

モバイルエコトイレ製作~前編

2018.05.11

2. 材料

材料費13,000円の内訳
角材:2000円
板:4000円
屋根材:1200円
蝶番:1000円
ドアノブ:3000円
ビス・釘:1200円
コンクリートブロック:600円

※材料費が13,000円(端数切り捨て)だったことは確実ですが、明細は捨ててしまったので、上記は大体の値段です。

3. 骨組み

まずは全体。
上の写真のように組み立てました。
そして床面。
上部真ん中の穴が筒抜けになって、うんこが穴を掘った土の中に落ちる仕組みです。

こちらは屋根面の骨組み。
この骨組みに屋根材を張ります。

4. 板張り・屋根張り

作った骨組みに板を貼れば、トイレっぽくなります。

そして屋根材。
ここは昼間しか過ごさないので、照明は不要。
代わりに半透明の屋根材を使用することで、屋根から外の光を取り入れるため、中は充分に明るくなります。

5. 穴掘り・立ち上げ

うんこを処理する穴はスコップでできるだけ深く掘ります。
50〜60センチぐらいなら、普通の剣先スコップで簡単に掘れます。
深いほど穴がいっぱいになりにくく、トイレを移動させる頻度が減ってよいです。(ぼくが使っていた時は、一年に1回移動させていました。)

そしてその穴の周りに、高さ調整のためのコンクリートブロックを四隅に配置、その上に作ったトイレを立ち上げ!

イェイ!一気に建物感。
このトイレ、けっこう軽量で、大人3人もいれば楽勝で移動できて、大人2人でも移動できます。

トイレを乗せる前に、土台のコンクリートブロックを、水準器を使って水平に微調整するのが地味に大変です。

トイレ穴(木枠で囲まれた部分)が、下の掘った穴に直結している様子、わかりますかね。

6. 床張り

板をカットして、床板を作ります。

ちゃんとぴったりフィットしてくれるかな?

お見事〜♪
これで床はトイレ穴だけになりました。

7. ドアの取り付け

ドア取り付けの前に、正面左側は、板を貼っちゃいます。

正面右側をドアにします。
ドアを取り付ける蝶番(ちょうつがい)を上下に二つ設置。

ドアのロック部分は、ノミで穴を開けて、金具を取り付け(金具は購入したドアノブセット一式にセットで入ってます)。

ドアノブの中身ってこうなってるのかぁ。

難しそうに見えるかもしれませんが、ドアノブセットにはちゃんと詳しい説明書も書いてありますので、素人でも初めてでもなんとかなります。

8. フタの取り付け

最後に、穴がむき出しだとかっこ悪いので、フタを作ります。
蝶番と、これまで使った木材などの切れ端を使って…

できた!

フタを開けたところ。
写真奥側に背を向けて、つまり、ドア側を向いて用を足すことになります。
手前の板は、飛びすぎたおしっこが床を汚すのを防ぐためのガードです。
依頼者さん(女性)と相談して急遽、追加で作りました。

9. 完成!

9-1. 動画

完成後、全体の説明ビデオを撮りました!(1分52秒)

9-2. 不登校の子のための居場所「あれとぽ」

最後に、今回、製作を依頼してくれた、不登校の子のための居場所「あれとぽ」さんを紹介します。
「あれとぽ」は、札幌市南区を拠点に活動する子どもたちの居場所。

当団体の名称『あれとぽ』はポルトガル語の楽しい=Alegreのアレと英語で場所=topoのトポで「誰もが安心して心地いい居場所をつくりたい。」という願いを込めてつけられました。
あれとぽは学校に行かない選択をしたいわゆる不登校の子どもたちの居場所と子どもたちが自分らしくそして楽しく安心して活動する機会を当事者家族と有志で提供しています。

あれとぽホームページより

今回、トイレを製作した現場は、あれとぽの活動場所の一つ、「真栄の森」。
本当に人里離れた山奥という雰囲気で、子どもの頃よく遊んだ秘密基地ムードたっぷりの空間です。
ぼくが初めて訪れた時は、子どもたちが木の間にスズランテープを張りまくって遊んだ跡が残っていました。

あれとぽFBページ:https://www.facebook.com/aretoponoko/

モバイルエコトイレ製作~後編

2018.05.11

モバイルエコトイレ製作~前編

2018.05.11

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