最近、フィールドで夕飯を食べています。
フィールドで夕飯を食べることが続くと、次にほしくなるのがキッチンです。
水はキャンプ用品のウォーターサーバーを使うとしても、
簡易的でいいから食器を洗ったりするのに流しが必要です。
ということで、キッチンをDIYで作りましたので、そのレポートです。
廃材をつなぎ合わせる
まずはキッチンの土台となる柱が必要になります。
モバイルハウスづくりで余った廃材がたくさんあるのですが、短くて使えません。
そこでタイで学んだ、木材をドッキングさせる方法をやってみました。
2本の廃材を、このように切ります。
これでビス留めします。
3本目の木材(柱)ができました。
キッチンの柱として使うから、力のかかる方向は下方向。
だから接合部が折れるようなことはありません。
実際、自分が作っていたタイの家の柱も、この方法で延長していました。
キッチンの枠づくり
なのでキッチンづくりは本当にゆっくりゆっくり。
キッチンの枠ができたところ。
洗面器はシンク用です。
この位置にシンクがくる予定。
キッチンの天板用に、板を切りました。
こういう台ができるとキッチンの実感がわいてきます。
キッチンの下の方は、鍋置き場になるかな。
排水部分
シンクをセットするため、まぁるい穴をあけなければなりません。
真ん中にビス、太マッキーをひもで固定して、原始的なやり方で円を描きます。
描いた円に沿ってジグソーで切り取ります。
壁に排水用の穴をあけます。
こうして気軽に壁に穴をあけたりできるのが、自作の家の醍醐味。
開いた穴にパイプ(ホームセンターで250円w)を通します。
シンクとなる洗面器(ダイソーで150円w)に穴をあけます。
シンクをセット!
給水部分
そして水道代わりのキャンプ用品をセット!
無事、水道から流れた水は屋外へ排出されるようになりました。
キッチン完成!
枠となる木材はモバイルハウスを作った時の廃材を利用、
キャンプ用品は実家からもらったものなのでタダでした。
そんなわけで、DIY400円キッチン、完成です!
ちなみに、ここでは洗剤などは使わないので、排水は屋外の土にただ返すだけ。
その屋外の土というのはハーブガーデン。
自動水やり器も兼ねてます。
これで、ドッキングハウスでの食事が少し快適になりそうです。
この記事は、2017年3月10日、12日、13日のブログを再編したものです。
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