2023年梅仕事の会をしました♫

こんにちは、嫁です。

なんと!
2度も作った記事がパソコンの操作ミスで消えてしまい、ひと月近くも経ってからの投稿となってしまいました😭。
今年の梅仕事の様子をご紹介したいと思います。

1.2023年梅干しづくり

今年も梅干しを仕込みました。
講座用に50キロ。
参加できなかった方と、私の来年に向けての研究用に10キロ。
もう10年以上もお世話になっている農家さんから無農薬の梅を送って頂いています。

毎年梅干しの輪が広がり、注文する梅の量が増え、文化を引き継ぐ喜びを味わわせていただき、ありがたいなあと感じています。

10年かけてジプロックを始め、いろんな手法で、塩分濃度も10%から18%まで、いろいろ仕込んできましたのでそれをお伝えしたくて、講座を開いています。

今回参加された皆さんも、10%から18%まで、ご家族の状況やお好みに合わせて仕込んでおられました。

いつも真剣な眼差しでおへそをとってくれるs君。
この感覚を大きくなってもきっと覚えてくれているのだろうなあって感じています。

小さな手も大きな手も大活躍でご家庭の日々のお薬を仕込んでいきます。

18パーセントだと長期保存可能で、薬効が高いといわれています。
30年ものをいただいたことがありますが、種までほろっと崩れるくらい熟成されていて、先人の知恵はすごいなあと感動したものです。

10パーセントほどだと、梅の香りがしっかり残りフルーティな梅干しな気がします。
こちらも濃度が低くとも、しっかり三年は熟成できます。
我が家の梅たちも7年前のものを筆頭に、日々活躍中ですよ。

みんなでおしゃべりしながら手を動かしていきます。
部屋中に広がる梅の香り。
そんな季節の香りが大人にも子供にも記憶として残っていく、それが季節の手仕事の良さだと感じています。

みんなでフワッと嬉しい気持ちで過ごした思い出って、これからの人生を支えてくれる力になっていくのだと思うのです。

さあ、塩をまぶしていきますよ😉
塩分濃度の低い時は焼酎をまぶし、15%以上でしたら塩のみで大丈夫😉

10%のものと18%のもの、両方を仕込まれているお家もありましたよ。楽しみが増えていいですね。

最後はおもしをして、おうちで梅酢を上げてもらいます。
アフターフォローを受け付けていたので、いくつか相談もお受けしました。
みなさん、上手に梅酢を上げられたようですが、急遽3日ほどお家を開けたりした際に、カビが出てしまった方も。

初期の段階でしたら、かびた梅を取り出して、梅酢もすくって、さいごに霧吹きで焼酎をかけて、次に晴れた日に一気に干しちゃってくださいとお伝えしました。
まめに様子を見てあげて、早めに対処するのが肝心だと思っています。

それと梅酢を上げる時間。
塩分濃度が低いほど、早めに上がるのがいいと経験上感じているので、重石は1.5倍にこだわらず、一晩で上げるつもりで重石をかけちゃってくださいとお伝えしています。

梅酢が上がってもカビてくることがあります。
あとはお天気を見つけてひと月待たずして干してもオッケー。
カラッと晴れた日に干したらもう大丈夫です👌
こうするようになってから私はもう何年もカビを出していません。

お天道様の力はすごいなあと思います。
それとね、私は赤シソを入れずに作っています。
内地にいた頃は、梅干しを仕込んだあとすぐに赤シソを手に入れることができましたが、こちらでは季節がひと月以上もあとになるので、入れずに土用干しをしてみたんです。

そうしましたら、干した直後はこんなに黄色いお顔をしていた梅ちゃんたち。

ほんのり赤ら顔に。
このあともう少し赤くなっていきます。

しっかりお天道様に当てたので紫蘇の赤みも香りも必要ないかなと思い、私は「お天道様の恵が見える白梅干し」一本で仕込んでいます。

もちろん梅酢もおひさまに当てますよ。
こちらは赤紫蘇の塩漬けや、酢飯、桜の塩漬けなどに🌸。

2.おまけの梅のスパイス漬け。

こちらは去年つけた青梅のスパイスシロップが楽しかったことと、今年ちょうどすてきな本を見つけたので、皆さんに紹介がてら材料を揃えて一緒に仕込んだお楽しみのおまけさん。

お庭のミントも添えてみました。
こちらは青梅で試食用に仕込んだものですが、さらにおすすめの書籍はこちら。

今井真美さんのこちらの梅使いがとても楽しかったのです。
完熟梅で仕込むとクラフトコーラのような味わいになるとか、梅パクチーや梅とホアジャオを使った調味料とか。。

アジア料理好きとしては、ワクワクのレシピでほとんど作ってみました。
こういうアレンジができるって才能だなあって思います。
今井さん、すごい😉

こちらは今井さんの梅醤油とホアジャオのタレを茹でたビーフンにかけましたよ。
蒸し鶏とパクチーでいただきました。
そんなレシピが楽しい本です。
新しい梅の世界へ皆さんもいかがでしょう、笑。

みんなで仕込んだ完熟梅のシロップ。

私はこちらに生姜のスライスと八角をミックスしました。
八角大好きなんですよね😉

3.梅干しを使ったレシピの研究と本日の試食。

そんなこんなで今回もおしゃべりも楽しみもりもりでしたが、皆さんの声を聞きながらやってみたかったことがあります。
子供たちが酸っぱいのであまり梅干しを食べないというお話をちらほら聞きます。

それならばお料理に使ってみてはどうかと思い、レシピの研究をして紹介させていただきました。

カリカリ梅や種の醤油漬けのドレッシング、梅醤。
濃度の違う梅ちゃんの試食もしてもらったし、スパイス梅シロップの試飲も。。

講座のお楽しみは試食ですよね。。
今年もまた私自身新たな境地と学びを得るべく、講座のためにたくさん研究させてもらいました。

このあとは持ち寄りご飯でしたが、皆さん試食でお腹満たされ、外で中で、たくさん遊んでた子供たちがすっかり腹減り、笑笑。

しっかりお腹を減らしてご飯をいただくこと。
大事ですね、笑笑。

梅干し干したよって報告を続々といただいています。
皆さんの嬉しそうなお顔が目に浮かびます。

これから3年ほど熟成されるかたもいらっしゃるでしょう。
手作りの保存食の面白いところはそんな風にアレンジが多様なところですよね。

我が家にとってはサプリを摂るよりも手軽な、昔ながらのものを少しずついただくこと。
私たちは、そうして80歳を超えられた大家さんの姿を見せてもらってきているので、この食事がきっと間違ってはいないのだろうと感じさせてもらっています。

さあ、我が家の今年の梅は18%。
7年前の梅もしまってありますが、今年のこの梅はこれからきっかり10年、いや子どもたちが結婚する頃、それとも30年を目指して開けようかな。
そんな楽しみを込めて仕込みました。

美味しくなあれ😉と声をかけながら豊かな未来を祈ります。
今年も喜びを分かち合いながら無事に仕込めたことに感謝をしながら。

小学4年生でもできる超簡単な梅干しの作り方

2023年6月3日

「暮らし」に必要な食べ物を作るという梅「仕事」。でも、みんなで一緒にやれば、それは「遊び」にもなるし、みんなで「学び」合うこともできる。そんな、暮らしと仕事と遊びと学びが一緒になった、「遊暮働学(ゆうぼどうがく)」のライフスタイルで過ごしています。

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