塩作りの旅へ。〜第4回パーマカルチャー・オンラインスクール合宿報告😉〜

こんにちは、嫁のさえです。

先日、Yukiの運営しているパーマカルチャー・オンラインスクール、毎年恒例の合宿が、沖縄でありました。
皆さん、修学旅行の様に軽やかに参加してくださり、学びあり、夜ふかしお喋りありで、とても愉しい時間となりましたので、ご報告ブログを書きますね。

ご参加くださり、盛り上げてくださった皆さま、ありがとうございました😊✨

1.宿泊は「暮らしの発酵ライフスタイルリゾート」さんへ。

こちらはスクール生のふみかさんオススメのお宿。
フロントにはたくさんの瓶がならんでおり、保存食マニアの私としては、これだけで大盛り上がり、笑。

お醤油、糠漬け、梅みりん、梅干し、沖縄のお漬物。。
こんな素敵な感じで紹介されていましたよ。

お食事も麹を使ったドレッシングやパン。
EMを使って育てた鶏さんの卵など、こだわりのメニューたち。
ホテルでこれだけの手作り食材が並ぶことも多くないと思うので、ワクワクのお食事でした☺️

売店では、みりんアンパンや塩麹フランスなどのパンも販売されていましたよ。

美味しいご飯をいただき、お風呂に入り、みんなでおしゃべり。
修学旅行気分満載です。

森に詳しい方や鍼灸師さん、皆さんそれぞれ特技や興味が深くて、夜中までしっぽり話し込めたその時間も豊かな時間でした☺️

2.いざ、塩作りへ✨

2日目、気持ちよく目覚めてチェックインギリギリまでまたおしゃべり。
来年の合宿予定を早くも育て始めます☺️💪

皆さんのワクワクの気持ちを来年までまた繋ぐ様な気持ちで、少しずつ話を深めていきます。
毎年、日本の各地で活躍されるスクール生さんの本拠地を訪問しながらの、愉しい合宿。。
それぞれの方の知恵とワクワクに満ちた場所はいつも素晴らしいなあと感じています。
そんな、協力してくださるスクール生さんに感謝しながら成り立っている合宿、来年も是非お楽しみに♫

チェックアウトギリギリまで楽しんだあと、みんなで浜辺に向かいます🚗。

駐車場から浜に移動する途中でこんな景色に遭遇。
森に詳しいMさんが立ち止まり、これは食べれるのでは?と調べてくれます。

そうしてパクリ。
少年の様なMさんの心につられ、みんなもパクリ。
南国はこうして腹の足しになる木の実がなるのがいいね😉とみんなで早々に盛り上がります。

前日からのワクワクがマックスに達し、皆さん次々に子どものような素敵な笑顔を見せてくれます。
大自然の力ってすごいですねー。

さあ、本日の塩炊き場に到着ですよ〜。

大きな木がいい木陰を作ってくれていました☺️

子どもたちはさっそく海へ。

海の綺麗さはもちろんのこと、浜辺にも月桃やアダンの木がそびえています。

雪に覆われる北海道とは違い、何年も絶えることなく根を張ってきた植物たちの姿に見守られながら、さあ、塩炊きの準備を始めます。

沖縄で、自給自足の暮らしをされている、ピーターさんに、講師をお願いしました。

「ピーターさん、よろしくお願いしまーす😉」

みんないい顔でスタートです。

本当は何時間もかかる海水を煮詰める作業ですが、ピーターさんが、2時間ほどで塩が結晶になるよう、仕込みをしておいてくれました。
その大切な塩水がこの入れ物に入っています。

煮詰めてしっかり濾過をしてくれたので、土鍋を使って最後の煮詰め作業をしていきます。

右側の土鍋で、最終的な煮詰め作業をしています。
だいぶ煮詰まり、結晶化し始めたお塩がお天道様に当たってキラキラくるくると輝いていましたよ。

小さな鍋は海の水を煮詰め始めて不純物が出てくる様子までを私たちが観察できるように炊いたもの。
自分の目でみて体感するのが大事ですよね。

もちろん、隣で子どもたちは海遊び。

一年に一度しか会わなくても、意気投合してしまう子どもたち。
そして会ってからも安心して過ごせること、一緒に楽しめること、ありがたいことですよね。
小さな小さなコミュニティのようだなあと皆さんといるといつも思います☺️

さあ、だいぶ煮詰まってきましたよ。
結晶化した部分を舐めると、しょっぱいお塩です。

ここまできたらザルにあげます。


もったり、しっとりの綺麗なお塩。
さあ、ここから天日干しです。
でも本日の作業はここまで。
この先の作業はそれぞれが持ち帰ってする仕事です。

元料理人ピーターさんの握ってくれる玄米おむすびを、手作りのお塩で包み込んで。

おむすびを置くお皿も自然からの恵み。
そばに生えていた葉っぱを分けていただきました。

ムーチーなどの沖縄伝統料理にも使われる月桃(げっとう)の葉ですよ。

3.手作りの塩でおむすびをいただく。

お味はもちろん、

「おいしい!」

の一言のみ。

おむすび大好きなYuki。
最高のおむすびだね〜。。

子どもたちも思い思いの場所で頬張ります。

ピーターさんの梅干しも、青い空の下、塩分がちょうどよく、大人も子どもも本当に美味しくいただきました。
小さなご馳走✨。

たくさんあったおむすびがどんどんなくなっていきます☺️。。
みんなでワクワクしながら塩炊きをして、シンプルにご飯をいただく。

喜びと愉しさと、自然から与えられたものの大きさを感じ、「豊かさ」の意味をみんなで共感した瞬間でした。

この人数の人が同じことに豊かさを感じて笑顔になれる、そのこと自体が奇跡的なことなのでしょうね。

何事にも変えられないこんな体験が生きる希望になる。
私はそう感じています。

そしてね、そんな生きる希望であるこの豊かな瞬間を子どもたちと味わえたこともとても嬉しい時間でした。

暑かったねー。
楽しかったねー。
美味しかったねー。

そんな気持ちの中に大人たちがワクワクで塩を炊いていた笑顔も覚えていてくれることでしょう。

大切なことって、こうしてゆっくりじわじわと伝わっていくのでしょうね。

4.宿題。

とっても愉しい時間を共に過ごした仲間に別れを告げ、それぞれの生活に帰っていきます。

私は娘とあと3日ほど、島にのこりました。
娘と地域の文化に触れたくて、ゲストハウスに泊まりながら、地元をのんびり歩いたんですね。

その間に宿題を済ませます、笑。
1日目はゲストハウスの屋根に干させてもらいました😁

この時間はまだ朝なので日当たりがイマイチでしたが、日中の日差しでだいぶ乾きました。
次の日はゲストハウスを移動し、日当たりの良い場所が見つからなかったので火入れをすることにしましたよ。

じっくりじっくり火を入れたのですが最後に少し色をつけてしまいました。
でも、お味はとっても美味しいお塩。

持って帰って家族ともう1度、塩むすびをいただきました。

日本のお米は握って塩をつけただけでおいしい。
本当に豊かな自然を持った国なのだと改めて感じています。
たくさんの恩恵の中を日々生きているなあと思わさります。

今年も素敵な合宿になりました。
支えてくださった方々、参加してくださった方々、そしてスクール生として共に大切にしたいことをシェアしてくださる皆さんに、心から感謝が溢れます。

今年も素敵な時間をありがとうございました🙏

また来年、皆さんとたくさんの愉しい時間が過ごせたら嬉しいです😉
たくさんの感謝と愛をこめて。

以上今年度のパーマカルチャー・オンラインスクール合宿のご報告でしたー!

(ちなみに昨年、石川での合宿の様子はこちら。ご参加いただいた方がブログを書いてくださいました)

遊暮働学パーマカルチャー合宿in石川

ブログ「自然と暮らそう麦わら日和」より
2022年、石川での合宿

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