エネルギー問題解決の第一歩〜電動アシスト自転車を太陽光で充電!

1. エネルギー問題を解決できる暮らしを目指して

パーマカルチャー研究所では、エネルギー問題の解決を目指して、日々暮らしています。

暮らしの中で消費するエネルギーは、暖房や調理に使う熱エネルギーや、電化製品を使うための電気エネルギーがあります。

ですからうちでは、これらのエネルギーをなるべく自然エネルギーにするべく、薪を暖房に使用したり、太陽光発電を使ったりしています。

2. 交通エネルギーの自然エネルギー化に向けて

でも、日常で使用するエネルギーは、熱や電気だけではありません。
移動のために使う、交通エネルギーがあります。
うちは最寄りのバス停まで、徒歩53分という山奥に住んでいるため、移動は日常的に車を使っています。

そのため、毎日移動するたびに、ガソリンという化石燃料を使っているわけです。
本当はこの交通エネルギーに関しても、電気自動車を太陽光発電で充電して走らせることで、自然エネルギーにシフトしていきたいところですが、やはり電気自動車は高額で、まだ所有には至っていません。

交通エネルギーを自然エネルギー化したい、だけど電気自動車がないからできません、以上!

となっては、つまらない。
パーマカルチャーには、こんな原則があるのです。

Use small and slow solution

パーマカルチャーの倫理原則

パーマカルチャー3つの倫理と12の原則

2018年5月8日

ぼくはこれを意訳して、「できることから少しずつ」、そこからさらに言い方を変えて、

やらないベストよりやるベター

という言葉を座右の銘とし、日常、毎日をこの精神で過ごすようにしています。

かの有名なマリーアントワネットも、こう言っていました。

「パンがなければケーキを食べればいいじゃない」

と。

そこで、

「電気自動車がなければ、電動アシスト自転車に乗ればいいじゃない」

ということを、思いついたのでした。
(はい、マリーアントワネット全然関係ないっすねw)

3. 電動アシスト自転車

3-1. 電動アシスト自転車をゲット!

ということで、今年の3月頃から、電動アシスト自転車を探していました。

たまたま、「オカネイラズ札幌」という不用品の譲渡や物々交換ができるFacebookグループを教えてもらい、「電動アシスト自転車を譲ってもらえませんか?」と呼び掛けたところ、運良く使っていないものをいただくことができました!

ワクワクしながら、レンタルした軽トラで運びます。

娘も嬉しそう(軽トラに乗るのがねw)。

3-2. 電動アシスト自転車の乗り心地

40過ぎて、初めて電動アシスト自転車に乗りました。

感想を一言で言うと、感動しました!

最初の漕ぎ始めって、力が必要で、その漕ぎ始める瞬間って、微妙にバランスが崩れるというか、倒れそうになるじゃないですか。
それが全くなくて、いきなり急発進する感じ。

何これー!

人生で初めて感じた感覚でした。
すげー。

3-3. 「坂道もらっくらく♪」は本当か?

我が家、けっこうな山の中にあり、国道から家までの道は、ゆる〜くだら〜っと続く登り坂です。

いつのCMだったか、

「坂道もらっくらく♪」

というキャッチフレーズが、ぼくの耳に残っています。

で、どれだけ「らっくらく」なのかと思って走ってみたら、そうでもなく、普通に疲れましたw

だけど、アシストの威力を知ったのは、その坂道で充電が切れた時。
途端に、スポーツジムにあるエアロバイクの最強モード並の重みが。
いきなりの、ハードトレーニングw

ゼーゼーと死にそうになりながら戻り、いかに、電動アシスト自転車がアシストしてくれていたかを思い知りました。

ちなみに、段々とわかってきた、坂道で疲れないコツ。
自分ではほとんど漕がないこと。
ペダルは、アシストしてねと、スイッチをただ押すだけの感覚でいくと、ほんとに「坂道もらっくらく」になることがわかりました。
スピードはかなり遅くなるけどね。

4. 日々のゴミ捨てに活用

とりあえず空の薪小屋を自転車置き場に。

電動アシスト自転車をゲットしたと言っても、日常の全ての移動を自転車でするわけにはいきません。実質的には、

・一人で
・天気がいい時に
・短距離だけ

という条件に限られます。
ということで日常的な使用としては、これまで車を使っていた、往復の距離が4キロあるゴミ捨て場までの移動に使うことにしました。

4-1. 森の中のサイクリング

車で走るのと、自転車で走るのは、景色や空気の感じ方が全く違います。
このような道を走るのですが、郊外にある温泉宿で、朝起きて森の中を散歩しているようで、めちゃくちゃ気持ちがいいっす。

実際に、こんな鳥の声が聞こえたりするので、ぜひ、聴いてみてください!

5. 交通エネルギーの自然エネルギー化

5-1. 電動アシスト自転車を太陽光で充電

自転車には、サドルの下にこんな風にバッテリーがついています。

これを外して、専用の充電器で充電する仕様です。

満充電になると、こんな表示に。

これを充電するための電気エネルギーとして太陽光発電を使えば、夢の「交通の自然エネルギー化」ができます。

プレハブに独立太陽光発電を設置します

2019年8月9日

5-2. 自然エネルギー化できた量

うちの車の燃費はリッター約10km、ゴミ捨て場までの往復距離は4kmなので、電動アシスト自転車を使うことによって、使わずに済むガソリンは0.4リットル。

1リットル120円だとすると、1回の使用につき、48円分のガソリンのエネルギーを、自然エネルギー(人力も含むw)で代替できることになります!

6. まとめ

ということで、夢の「交通エネルギーの自然エネルギー化」に、無事一歩を踏み出すことができました。
この先も、ゴミ捨てはこの電動アシスト自転車を使うことを積み重ね、わずかずつでも自然エネルギー化を実践していきたいと思います。

最近は、海外だけでなく日本にも、公道を走れる様々なタイプの電動車両があることを知り(例えばこんなページとか)、電動アシスト自転車の次のステップを色々と模索しています。

100%自然エネルギーと究極の節電への挑戦

2018年6月5日

パーマカルチャー研究所では、暮らし自体が遊びで学びで仕事であるという、遊暮働学(ゆうぼどうがく)のライフスタイルを実践しています。その方法については、無料のメルマガで詳しく解説していますので、興味のある方は下のフォームからお申し込みください。

現在1,000人以上の方に読まれている「遊暮働学(ゆうぼどうがく)で自立的暮らし」無料メルマガ講座

今すぐメルマガ講座を読んでみたい方はこちらから!

「遊暮働学で自立的暮らし」無料メルマガ