タイのサンドットさんが運営する、パーマカルチャーファーム、サハイナン。
初めて行ったのは、2013年1月、わずか2時間の訪問で、人生最大の衝撃を受けました。
その2年後の2015年11月、家族で2か月半の滞在を果たします。
翌年の2016年も3ヶ月の滞在をし、さらに2017年も3ヶ月の滞在をすることに決めました。
そのときの決意のブログです。
エネルギー問題を解決できる暮らし
去年から決めていたことではあるけれど、また今年もタイに行きます。
今日は、飛行機のチケットをとりました!
このチケット、もし予定が変更になった場合、相当のキャンセル料をとられます。
なので、このチケットをとるときは、かなり緊張するのです。
日程は間違えていないか、名前のローマ字のつづりは間違えていないか(間違えると最悪の場合、予約がパー)、本当にこの日程で無理はないか、などなど。
だから飛行機の予約は、できれば先延ばしにしたい、けっこう大変なこと。
だけど長期滞在なのでビザをとらなければいけません。
ビザを取るためには、飛行機の予約などが必要なのです。
一応、タイに行く理由を簡単に書いてみます。
一言で言うと、パーマカルチャー的暮らしを学ぶため。
なぜタイに行く必要があるのか。
それは、長年の疑問として抱えていた、エネルギー問題を解決するにはどうすればいいのか。
その答が、4年前に訪れた、タイのサンドットさんの暮らしそのものだったから。
そしてそのサンドットさんは、パーマカルチャーを実践していたから。
そしてそのパーマカルチャー的暮らしというのは、ただ見るだけでは吸収しきれない、1,2週間の短期滞在でも吸収しきれない。
この暮らし方を身に着けるには、実際にそこである程度の期間暮らすことが必要だと思ったからです。
グローバル化に伴うあらゆる問題を解決できる暮らし
そして最近では、もう一つの意義を感じています。
最初の頃は、エネルギー問題を解決する暮らしを学ぶためにサハイナンに行く、という風に考えていました。
だけどサンドットさんの暮らし方というのは、もっと広く生きることに関するあらゆる問題を解決できる暮らしだと気づいてきました。
子育てに伴う孤独も解消できるし、行き過ぎたグローバル教育に伴う弊害も解決できる、地域を幸せにするローカル経済の実践も可能。
一昔前の日本もきっとこんな感じだったのだろうなという雰囲気を感じる暮らしが、地域全体にあるのです。
この雰囲気を体に染み込ませたい。
そうすることで、ぼく自身がぼくの見たい世界そのものになれば、自分の周りから色々な問題が少しずつ解決されていくのではないか。
タイのジャングルで見たような幸せな人々が、日本の自分の周囲にも少しずつ伝染していくのではないか。
「里山文化」と聞いて、どんなイメージをするでしょうか。
自然が近くにあり、大きな家族で住んでいて、ご近所さんとも助け合い、地域の中での子育てというか、見守り。
ぼくにとってはそういったイメージなのですが、なかなかそういう風景はなくなってきたと思います。
だけどタイのサンドットさんのところには、それがあるのです。
そこで暮らせば、理屈ではない「里山文化」を習得することができます。
そしてその文化を習得した人(自分)は、その「里山文化」的環境を作っていくことができると思うのです。
それはすなわち、幸せな人が増える、怒る時間が減って笑える時間が増えることになると思うのです。
ついでに(?)、エネルギー問題も解決できる、そういう風に考えるようになってきました。
今年は、もう少し、このタイのサンドットさんの文化について、発信力を高めて、多くの人がその雰囲気に触れられるようにしたい。
そんなことを考える、今日この頃です。
写真は、今日のオフグリッド生活実験フィールドでのお昼ごはんです。
南幌の佐藤農場さんの、無農薬無化学肥料かぼちゃ~。
(この記事は、2017年9月16日のブログを再編したものです)
このタイでのパーマカルチャーファームでの暮らしが元となって、現在も山暮らし・遊暮働学のライフスタイルを実践的に研究しています。
その研究成果は、「遊暮働学で自立的暮らし無料メルマガ」で発信しています。
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