ジャングル・クッキングの楽しみ

タイのサンドットさんが運営する、パーマカルチャーファーム、サハイナン
この年2017年は、15年、16年に続いて3度目の長期滞在。
この年は、前の年に自分たちで作った家に寝泊まりしながら、その家をさらにグレードアップしていくことがメインの仕事です。
まずは家の中のキッチンを作ることにしました。

18日目〜知っていることとできることは違う

今朝、妻が朝からモゾモゾと何やら作っていると思ったら、1時間ほどであらびっくり。
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いつもシャワーを浴びているところが通路から丸見えなので、こんな目隠しを作ってくれました。
妻もいつのまにか暮らす力がレベルアップしている。

さて今日も土壁づくり。
この日は、排水部分の左側の壁を作ります。
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昨日に引き続き、マレーシアからのアンジェリンさんが手伝ってくれました。

動画も撮りました。
アンジェリンさんにも一言しゃべってもらいました。
YouTube映像はこちらから。

一日かけてこんな感じに。
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いやぁ、おもしれー。
ちゃんと壁になりましたわ。

内側から見るとこんな感じ。
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今日はみんな(自分は参加せずだったけど)で大木を運ぶ重労働をしたので、夜はご褒美のバンブースティッキーライス(竹にもち米とココナッツミルクを入れて焚き火で炊く料理)を食べながら、キャンプファイアーの夕飯でした。
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土壁を作ってみてわかったこと。
いつも思うことだけど、知ってるだけのことと、経験して知っていることの差って、ホントに大きいなということ。

ドロと土とワラを混ぜて土壁を作れることは知っていた。
でも、壁の骨組みをどうするのか、水とワラと土の割合はどれぐらいにすればいいのか、ドロが崩れてきた時はどう対処するのか、表面をきれいに仕上げるにはどうすればいいのか、などなど。

やってみて初めて、細かい点に関する疑問が次々に押し寄せる。

知識として知っていることが、必ずしも自分でできるとは限らない。
だけどぼくらは、知識を得ただけでそれをできると勘違いしてしまうことが往々にしてある。
だから次々に新しい知識を蓄えて、いざ何かをしようとしても、知っているはずなのにどうしていいかわからない、こういうことがよく起きる。

今回あらためて、試してみることの重要性が身に染みてわかりました。

 

19日目〜キャンプのような夕飯

今日は朝からカフェ作業の日。
朝食後、お昼を挟んでひたすらカフェでパソコン作業。
ちなみにお昼ご飯はこんな感じです。
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おかずはぶた肉。
タイのご飯は全体的に量が少なくて、食べ終わるとお腹がすく(笑)
これで49バーツ、200円弱です。

今は日が出ている時間は朝の6時半から夜の6時ぐらいまで。
夜はヘッドライトしかないから、夜6時半ぐらいまでには夕飯、シャワー、ハミガキを済ませて蚊帳の中に入りたいところ。
夕飯を作るのは、こんな感じでほとんどキャンプ状態。
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でも便利なキャンプ用品も少ないから、作るのにも時間がかかる。
今日は人数が多いので、我が家はみんなとは別で、うちで食べることに。
そうすると、4時前ぐらいから上に挙げた作業を始めないといけない。
だからカフェから帰ってきたらあっという間に寝る前の準備に。
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でもこうやって森の中に囲まれた環境でジャングル料理して食べると、気持ちがいい。
最近は、周りに蚊除けのシトロネラを植えたからか、蚊も少なくなってきたし。
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そして子供たちは、家のそばの木を自分のうちとか言って、木の上でご飯食べたり。
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そんな感じで、ここでは暮らしに時間がかかります。
そして油断すると、1日が暮らすだけで終わってしまいます。
夜は最近は9〜10時間ぐらい寝てます。
2〜3時間ぐらいはiPadでブログ書いたり本読んだりしてるかな。

もちろん、お昼は仕事しますよ。
でもサハイナンでの仕事は、日々の暮らしをよくすること。
仕事が暮らしに直結しているので、達成感があります。
今やっているキッチン作りも、できるとうちでの暮らしが良くなるし。

こうして過ごしていると、ストレスもほとんど無くて、だからストレスを発散する必要もない。
最小限の必要なお金はどう稼ぐんだ?という疑問は残るけど、ここではホントに生きるのが楽なんですよね。

これに近い状態を日本でどう実現するのか、パーマカルチャー研究所の研究テーマの1つです。

このブログを書いたのが2017年の12月。
そして2018年の11月現在、これに近い状態を、五郎さんのおかげで実現できています。
おもしろいですねぇ。そしてありがたやです。

20日目〜スロバキア出身イベータちゃんの生き方

今日の仕事もキッチン作り。
前回に続き、またマレーシアからのアンジェリンさんが助っ人に。
そしてもう一人。
初助っ人、スロバキアからのイベータちゃん。
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前回までで、キッチンの土壁部分がほぼ終わったので、今日はガスコンロがわりの七輪を置く、天板を作ります。
天板もドロで作るのだけど、骨組みとなる部分は竹を編んで作ります。
上の写真は、その竹編みの元となる、竹片を作っているところです。
そして網のように編んでいきます。
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2時間ほどで、プレートが完成!
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午後はそこにドロ塗りー。
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あと一日あれば、とりあえず物を置けるようにはなるかな。

先日オリ君に聞いたのと同様、イベータちゃんにも、将来のお金の心配を聞いてみました。
お金の心配はしていない、それよりも日々、地球環境が破壊されていくのが心配とのこと。
なぜ、いつから、それを心配するようになったの?
と聞くと、小さい頃から母が環境に関心があったから。
人が肉を安く食べることが、虐待的な家畜の飼育につながっていると考えているようで、彼女はベジタリアン。
お金の心配をしていない理由は、彼女の話から察するに、彼女が色々なスキルを持っているからだと思う。
彼女は大学に行かないことを選択して(選択したという言葉が印象的!)、スキューバのインストラクターとして世界中の海でそれを教えてたり、タイのマッサージを覚えたり。
英語はもちろんペラペラだから、基本的に英語の通じる場所なら言葉は問題ない。
彼女にとって、お金は必要になったら稼げばいいという感覚のようだ。
そんな彼女は今、前回スキューバを教えていたコスタリカで会った、アメリカ出身の彼氏と一緒に旅行中でサハイナンに来ている。
年末には実家のスロバキアの家族に会いに、帰国するようです。

サンドットさんハウスの近くでは…
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屈強そうな男子たちが豪快に働いてました。
カーポートを作るようです。

サンドットさん、あっという間に木やら竹やらの資材を集めてきちゃうからなー。スゴい!

資材を集めるといえば、自分のキッチンも、このカーポートも、材料費がかかってないのがうれしいなー。
すごいなー、自然にあるものを使いこなすって。
北海道でも、アイヌの人たちは自然にあるものだけで家をつくって寒さを凌いでたはずだよなー。
すごいなー。

そして札幌の南区にも、家を自分で作るだけじゃなくて、廃材を組み合わせて溶接して薪ストーブを作っちゃう人もいるし。
その技術も習いたいなー。

すごい人がいっぱいだ。

(この記事は、2017年12月20日21日22日のブログを再編集したものです)

存在しているだけで褒められているとシンプルな暮らしができる

2018.11.30

ドロ遊びをしていたらキッチンができ上がる

2018.11.24

このタイでのパーマカルチャーファームでの暮らしが元となって、現在も山暮らし・遊暮働学のライフスタイルを実践的に研究しています。
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