1.今年も雪下大根を掘り出しました。
試行錯誤の雪下大根保存も、5年目。
土をかぶせるのが薄くて、埋めたほとんどを腐らせてしまったり、冬の半ばに半分ほどを掘り出す時に、かなり苦労したり、色々ありながらの5年目。
ムロを持たない我が家で野菜を数ヶ月保存する方法を模索し続けてきました。
今年はいつものように
①穴掘って、野菜埋めてむしろを被せた上に土をかける方法(上記写真)
②コンテナケースに野菜を収めて穴に埋める方法
の2種を試してみました。
この冬も11月半ばには土の中に埋めて、掘り出したのは今までで1番遅い4月上旬。
春の日差しになり、地温も上がり始めたので、掘り上げました。
2.その壱。コンテナケースを使っての雪下保存。
結果から申し上げるとね、大成功でしたー😊
穴を掘る深さ、土をかぶせる深さも良かったのでしょう。
この冬の始めは、暖冬。
断熱効果がある雪がなかなか降らなかったが故に、土の表面が、寒気にさらされだんだんと中まで凍れてくるという現象でヒヤヒヤしました。
野菜を保存するためには、条件が悪かったので、ドキドキしながらの掘り出し。
ケースを壊さないように慎重に、慎重に、掘り進めていきます。
この作業が神経を使い結構骨の折れる作業なんですね
そうして蓋を開けます。
どうでしょう!?ドキドキドキドキドキドキ。。。。
ぱっかーーーーん✨
一つずつ丁寧に取り出し、土を落としていきます。
土も落として傷んでいないか確認しながら全部取り出してびっくり✨
なんとね、6年目にして初めての傷みなしの保存に成功しました!
大根も白菜も、にんじんも、ごんぼさんも✨
言葉にならないほどの感動✨
雪下から掘り出したものは糖度が高く、水分もあり、早めに食べなくてはならないので、大家さんやいつもお世話のなっている方のお裾分けしてまわりました😊
3.その弐、むしろを使った保存。
こちらはいつものやり方で保存したもの。
いつものやり方とは言っても、毎年、
掘る穴の深さ
かける土の量
ムシロのかけかた
野菜の並べ方
などなど一つずつベストな方法探しながら試しています。
娘にも手伝ってもらって埋めた大根たちはどうなったでしょう?
さあ、掘っていきますよー。
こちらもね、埋めた大根さんに傷をつけないように丁寧に丁寧に。
わお、顔出し始めましたよ。。
丁寧に丁寧に。。
続々と掘り出した大根たちはどれも、傷みなしの完璧な保存。
感動冷めやらずでこれもまたお世話のなった方々のお裾分けしました。
雪下大根の保存のポイントは、12月頭の寒気。
雪が降るのが遅いと、埋めた大根が凍れ始めるため、春先にはそれが腐っていきます。
なので、深めに埋めることと、並べた大根に隙間を作らないこと。。
雪が積もったらそれが断熱効果を発揮するため、凍りません。
4.雪下大根をいただく🍴✨
さてさて掘り起こした大根さんは1番にサラダにしていただきます。
大根の千切りにふきのとうを生のままちらし、お醤油ドレッシングでいただきます。
(お醤油):(お酢):(油)を全て同量の割合で混ぜてドレッシングにするととてもおいしいですよー。
ごま油に変えれば、韓国風にもなります。
海苔を散らすとさらに美味。
この時期、白樺の樹液も出るので、樹液のグルタミン酸を利用し、大根を煮ました。
それにパン粉をまぶして大根フライに。
樹液ではなく、出汁でにましたら大根フライは一年中おいしくいただけますのでおすすめ。
子供達にも人気のメニュー。
私はカラシをつけてお醤油でいただくのが好きです❤️
ぜひお試しあれ!です。
今年の雪下保存の報告でしたー♫
昨年の雪下保存はこちら↓↓↓
家庭菜園や野菜貯蔵など、食糧の自給は、自立的暮らしへの第一歩。
畑のない人でも、少量でいいから室内でのプランター栽培をしてみると楽しいですよ。
自立的暮らしに関する情報は、「遊暮働学で自立的暮らし無料メルマガ」で配信しています。
興味のある方は、下のフォームからご登録ください。
[…] 146日間の保存に成功!雪の下で野菜を長期保存できました […]