山の伏流水を家まで引き込む!
五郎さんのいる簾舞の家では、水は山の伏流水を使っています。
現役時代、重機を使って田畑の開発などの仕事をしていた五郎さん。
伏流水を1キロほど離れた家まで引き込むのも、自分で工事を行ったとのことです。
一部を見せていただきました。
![](https://permaculture-lab.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/08/IMG_8252.jpg)
こんな大掛かりな装置も、重機を使って仲間と一緒に作ったとのこと。
設置以来、ほぼノーメンテナンスで、水が出続けているそうです。
上の写真、山の中に引いた黒いパイプを通って、家まで水が来ています。
我が家も、この水を分けていただいています。
山菜料理のならぶ豊かな食卓
五郎さんの奥さんは料理が得意。
たびたび夕飯をごちそうになっていますが、この日のメインは山菜天ぷら!
一日の仕事を終えてビールとともにいただく夕飯は至福のひと時。
(五郎さん、奥さま、いつもありがとうございます。)
食卓に並ぶのは野菜や山菜だけではありません。
五郎さんご夫妻の人柄に惹かれ、色々な人がお土産を持って訪れます。
一緒に過ごしていて、何度となくそのような光景を目にしました。
そうしていただいた魚やおそばなども、食卓にならびます。
お金のやりとりなく、色々なものが循環する様子を間近で見ていると、
とても豊かな気分になります。
機械のプロフェッショナル、五郎さん
五郎さんご夫妻、長年、畑を自分たちで作り、野菜はほぼ自給しています。
高齢のご夫妻が畑を続けられる秘密はこちら。
![](https://permaculture-lab.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/08/IMG_20180515_083401.jpg)
個人所有のトラクターです!
五郎さんのところにはほかにも、パワーショベル、トラックなど、
様々な重機がたくさんあります。
機械が専門の五郎さんは、エンジンが動かなくなった重機などを
譲り受けて、自分で直して使ってしまいます。
![](https://permaculture-lab.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/08/IMG_20180515_083807.jpg)
このトラクターも、クラッチが固着して動かなくなっていたものを、直してしまいました。
このクラッチの固着を直してしまったのは、本当に驚きでした。
このトラクターで、広い畑も一気に耕してしまいます。
機械についても、五郎さんから学ぶべきことがたくさんありそう。
色々と近くで見て質問しながら、五郎さんの技を覚えていきたいと思います。
こちらは、酸素とアセチレンの混合ガスにより、金属を切断してしまう機械。
![](https://permaculture-lab.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/08/IMG_20180515_100819.jpg)
こんなものまで個人所有とは驚きです。
![](https://permaculture-lab.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/08/IMG_20180515_100838.jpg)
出てくるガスは、1000度ほどだそう。
![](https://permaculture-lab.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/08/IMG_20180515_100925.jpg)
タイのサンドットさんの人力技術もすごかったですが、
五郎さんの機械技術もすごすぎます。
人力技術も機械技術も、両方重要。
色々な技術とともに、持続可能な暮らしを作る技術を学んでいきます。
重機のような複雑な機械を直せる技術というのは、まさに自立的暮らしですよね。
こんな重機が壊れたら、普通はメーカーに修理依頼という依存的選択肢しかないでしょうから。
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