3時間で完成。エコクラフトでザルを編む。

こんにちは、嫁です。
本日はザルを編んでみました。
ザルは本当は洗えないとちょっと不便なのだけれど、ハーブなどただ乾燥させるものを干すザルとしては十分。
手作りは見ているだけで心がふわっと緩みます。

今日もまた4本の手足を使って、ザルを編みましたよ。

動く身体。
貴重な手足。
考える力。

自分の身体に、豊かな道具を授けてもらった物だとつくづくおもいます。☺️
大切に使わせてもらって、丁寧に育てていきたいですよね。

1.ザルを編む。

私の先生は本です。
なるべく簡単で実用的なものを選んで編んでいきます。
編み目の形は違えど、「編む」ことに関する法則は大体どれも一緒。
いくつも作っているうちにそのリズムを身体が覚え、あみ始めるとそのリズムに手足が乗り、自然と体が動いてゆきます。

そうそう、ザル編みで私が使っている書籍はこちら。

カゴを編むことほど四肢を使うことってあまりないのかもしれないなあってふと思います。

効率化が選ばれがちな現代、「手足をしっかり使って、何かを作り上げることが少ない時代」なのかな。

タイの山岳地帯の暮らしを思い出します。

村の人たちのお家には本棚もなく、読みかけの本がベットの上に一冊載っているだけ、っていう光景をよく見かけました。

自分の暮らしを黙々と作っているんでしょうね、
そんなシンプルな暮らしは、きっと自分の身体を使って、生きぬく知恵をを育ててくれるのでしょう。

自分の身体を使って生み出すとなんとも言えない幸福感と安心感が湧いても来ます。

子どもたちですら、次々と予定に合わせて動くことも多いので、そんな「自分で作り出すことをじっくり味わう体験」をたくさんの子どもたちにもしてもらいたいな、と近頃思います。

タイの山岳地帯にて、ライフラインのない暮らしを共にさせてもらった経験が今、そんな思いになりました。

2.黙々と編む。

本当に黙々と編んでいきます。笑。
村でガタガタの小さな入れ物を編んだ以外は、5年ほど、独学で学んでいます。
でも続けていればそれなりになっていきます😉

やってみようと思ったことを自分の身体を使って始めて、湧いてきた疑問の答えを一つずつ見つけていく。
洋服作りと同じ知恵を使いながら、自分の求める答えを探していきます。

編み方の手法。
なるべく綺麗に編み進めるコツ。
ざっくりと全体的に綺麗に見せるコツ。

洋服作りの上達のコツを、洋裁家さんに聞いた時も、こんな答えが返ってきました。

「とにかく数をこなすこと。経験を積み重ねること。ただただそれだけですよ😉。」

と。
自分が「おお、これいいじゃない😉」と思える塩梅まで行きつけばそれでいい。
完璧ではなく、自分にとっていい塩梅まで上達したいなって思います。

そうそう、こちらの書籍は和のカゴやザルを編む経験ができるという点では面白いですが、形が色々なので、初心者さんにはちょっと難しめかもしれません。
二冊目以降の本としてはとってもおすすめなのですけれどもね。

個人的にはこちらも愛用しています。
北欧風なのが可愛いですし、私も編めたので初心者さんでもいけるかと。

赤と白のコントラスト、紺と白のコントラストがかわいい。

3.自分の力で学んでいくこと。

数年前までの私は「何かを学びにいく」のが好きでした☺️

講座やお話会、ワークショップ。
教えたもらったり、話を聞かせてもらったりしてわかったような気がしていました。

でもね、最近思います。

「分かった気がする」と「できるようになる」は違うんだねー、と。

若い頃の私は、人様の話を聞いてなんとなく分かった気になってたけど、
講演後しばらくしてやってみようと思っても手足が動かなかったなってふと思います。
そんな経験を積み重ね、今は自分の手足を動かして暮らしを作っています。

洋服作りもカゴあみも、結局独学で覚えました。
好きだったからとことん自分でやっちゃったんですよね。
自分の手足でやってみることがスタートだったんだと今は思います。

そんな、今はお話会に出かけていた時間をここで過ごし「自分の身体と思考を動かす」ことを大事にしています。

続けていくとね、うまくいかなくても次々に「自分がすべきこと」のアイデアが出てくるんだ✨

お話会に行かずとも、その人の本を一冊持ち、必要な時に必要なページをひらくだけで十分だった。

「自分がそれに本気で向かって動いてみることで疑問が湧き、その答えを探すことで知恵は身についていく。」

それをしっかり体感しました。

人生は体験の積み重ねなんですね。
自分の体験したことしか人生にはならないのかもしれないと思います。

自分のペースで行動に移す日々。

やたらと外を出歩かず、自分のペースでゆっくり過ごせるようになって、自分であることが楽しくなりました。

あ、ザルのお話から飛びまくりです、笑。
無事に出来上がりました。

ちゃんとみると編み目もずれているし、縁取りもちょっとガタガタしています。
それでも、ひと目見ただけでは綺麗だし、これ、結構丈夫なので今回もまた壊れないと思います。

分かったつもりになっても、日々は面白くならないことがわかったので、笑、経験から自分を育てていきたいなって思います。

このカゴ、もう三つくらいあるとハーブを干すのにちょうど良さそうです。
さあ、頑張ろう😉

自分でやると、やったほどに知恵がつきます。
その感覚がとても幸せ。
たくさんの子どもたちに伝えたいな、この感覚。

ハーブを干すのにちょうどいいんです😉
もう三つほど仕立てちゃおうと思います。

2時間ほどで完成。エコクラフトで籠を編む。

2023年8月6日

暮らし。それ自体が、遊びでもあり、仕事でもあり、学びでもある。だから究極、暮らしていれば暮らしが回る。そんな「遊暮働学(ゆうぼどうがく)」のライフスタイルで生きています。遊暮働学の実現方法については、無料のメール講座で考え方をお伝えしています。興味のある方は、下のフォームからご登録ください。メールアドレスだけでもお読みいただけますよ。

現在1,000人以上の方に読まれている「遊暮働学(ゆうぼどうがく)で自立的暮らし」無料メルマガ講座

今すぐメルマガ講座を読んでみたい方はこちらから!

「遊暮働学で自立的暮らし」無料メルマガ