先日、研究所に遊びに来てくれたHさん。
発酵器をお見せしたところ、作り方を教えてほしいとのご依頼をいただきました。
またそれとは別に、なんとこのブログを見てMさんという方から、
発酵器づくりを教えてほしいというご依頼がありました。
ちょうどHさんに教える予定だったので、Hさん、Mさんと一緒に発酵器づくりをすることになりました。
一番難しい部分は、
温度によって熱源(保温トレイ)のスイッチを入り切りするサーモスタットへの配線。
ねじで締め付けて固定するのですが、ここが緩んで外れると、
最悪の場合には感電や火災の危険があります。
ということで、お二人とも真剣。
発酵器の仕組みは、
保温性のある入れ物(今回はクーラーボックス)に熱源となる保温トレイをいれる。
発酵させるものが保温トレイに直接触れないように、その上にすのこを敷く。
今回使ったサーモスタットは、前回のものよりもさらに安く、
0.1度単位で温度を表示してくれるもの。
クーラーボックスの右下にあるデジタル表示のものが、そのサーモスタットです。
Hさんの発酵器、無事完成しました。
そしてMさんのも完成。
というわけで、モノ自体は完成しました。
あとは実際に使ってみながら、使い方を工夫していくことになります。
特に重要なのは、温度がどこまで上昇するか。
甘酒の発酵には60度が必要とのこと。
我が家ではなんとか60度まで到達しましたが、箱の気密性や外気温などの条件によっては、
60度まで到達しないことも考えられます。
また、センサとなる温度計をどのあたりに配置するかなどでも変わってきそうです。
(この記事は、2016年8月12日に書いたブログ記事を、再編したものです)
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こんにちは。
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