山暮らしのお風呂づくりシリーズ第5話です。
過去の家シリーズはこちら~。
第1話
第2話
第3話
第4話
1. 木の板に水分が行かないように
給湯器の動作試験、浴槽設置、排水管設置、そして洗い場の床も完成しました。
早くお風呂場っぽく蛇口をつけたいのですが、もう少し準備が必要です。
1-1. 壁にはメラミン化粧板を
まだ木の板がむき出しのところがあります。
木の板に水分が付着すると、木の部分が腐ったり傷みやすくなるので、お風呂場の壁っぽい、メラミン化粧板を貼り付けます。
木工用ボンドを塗ったくって。
メラミン化粧板を。
白のメラミン化粧板がなくなったので、茶色の化粧板を使ってます。
このあたりはもう、白で統一した方がカッコイイとかいう、カッコよさを捨てまくってます。
カッコよさを捨てれば、けっこう素人でもできる、ということを体現したい、という思いもあります。
キレイな仕上がり、ほとんどメンテナンスの必要ない完ぺきな設備などはプロの領域ですが、それらを捨てれば、意外に素人でもできることがある、そう思って素人工事のセルフビルドに日々挑戦しています。
1-2. 浴槽と壁のすき間はコーキング
浴槽と壁の間にはすき間が空いています。
このままにしておくと、壁についた水分がそのまま下に落ちて、木の板でできた床に到達してしまいます。
それを防ぐために、こうしたところにはコーキングを。
キレイさを捨てるとは言っても、きれいに仕上げる方法、知っておいた方がいいすよね。
五郎さんに教えてもらいました。
コーキングする部分の両サイドに、テープを貼っておいた上でコーキングを施す。
コーキングが終わったら、そのテープをはがせば。
仕上がりの部分が直線的にキレイになります。
(言うほどキレイじゃないけどw)
2. 浴槽をキレイに
浴槽は、元々、雨水を貯めるために使っていたものをいただいてきたもの。
長年の水垢がついています。
こすれば簡単に落ちるので、これは最後の最後でいいかなぁと思っていたら、徐々にできていくお風呂場を見て喜んだ妻が、浴槽を磨いてくれました。
これはビフォー。
右手にはスポンジ、左手には、五郎さん手作りの廃油から作った石けんを持っています。
ゴシゴシと10分ほどスポンジでこすると。
イェイ!ピカピカに。
3. 給水管を設置
現状、トイレまでは水道を引きこんでいます。
この蛇口から先に水道(給水管)をつないでいくことで、お風呂場にも水道を伸ばしていきます。
こんな感じの部品を使います。
ねじ込みの部分は、そのままねじ込むと水が漏れてしまうので、白いシールテープというものをねじ部分に巻きつけてからねじ込むことで、水漏れなくぴったりと接続できます。
ねじ込み以外の部分は水道管用の接着剤を使って接続。
こんな感じで水の給水管とお湯用の給水管をつけました。
ここまで来れば!
4. ついに蛇口を設置
蛇口を設置するためには、水とお湯の水道管が必要です。
これができたので、ついに蛇口を設置です。
そして!
水が出ました!
感動!
まだ給湯器にはつないでないからお湯は出ないのだけど、お風呂場の蛇口がようやく設置できました。
この蛇口、早くつけたくて早い段階で購入してあったのだけど、取付は結局、一ヶ月以上も先になってしまいました。
また一歩、お風呂場の完成に近づきました!
(つづく)
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