簾舞の山暮らし。
今回は、雪解け時期の頃の暮らしを紹介します。
シラカバの樹液採集
3月下旬~4月下旬あたりは、シラカバの樹液が採れます。
木によって樹液が出る勢いが違いますが、
大きい木の方が樹液の出がいいようです。
五郎さんの敷地は広く、大きなシラカバの木が数本あります。
一晩で集まった樹液を、早朝から集めに回るのが日課。
これはシラカバの木ですが、下の方にセットしたタンクに樹液が貯まります。
そのタンクを回収し、雪の上を引きずって歩きます。
けっこうな重さになるので、雪があるうちはこうやって引きずれるので回収が楽。
雪がなくなる4月中旬あたりからは、
重い樹液を持って敷地を歩き回らなければいけないのでちょっと大変。
この写真の中心には。
ルルがいます。
あ、ルルっていうのは、ドラマ「北の国から」で、五郎さんの娘のホタルがキツネにつけてた名前ねw
ホタル「ルルっていうの。ルルルって呼ぶと来るから。」
(ぼくの記憶の中の、ホタルのセリフです。こんなシーン、ありましたよね?)
畑の準備
五郎さんご夫妻は、ここで何年も、家庭菜園で野菜を作っていて、
ほとんど野菜を買うことはないとのことです。
この日はビニールハウスにビニールを張る作業。
やったことがなくて、かなりの重労働だし、
時間もかかるのではないかと想像してましたが。
ご夫妻、慣れた手つきでビニールを張るのは20分ほど。
その後、風で吹き飛ばないようにハウス全体を紐で抑える(表現が難しい…)
作業を含めても、1時間ちょっとで終わってしまいました。
熟練の技ですね。
山の恵みのある食事
ということで、午前中あっという間にビニールハウスを張り終えて、
みんなでお昼ご飯を食べました。
行者ニンニク!
入りの、ジンギスカン!(写真、ピンボケ気味ですが)
そしてこちらは、しゃぶしゃぶ。
ただのしゃぶしゃぶではありません。
水の代わりに樹液を使った、樹液しゃぶしゃぶです!
シラカバ樹液には、グルタミン酸といううまみ成分が入っているらしく、
しゃぶしゃぶだけでなく、味噌汁にしても超ウマいです。
この時期限定の楽しみ。
ビニールハウス張りをちょっとだけ手伝った子どもたち。
好きなもの植えていいよと言ってもらい、
さっそくタネを選ぶ子どもたち。
楽しみだねー。
ぼくにとっての自立的暮らしは、今はこんな形になってきました。
だけど、自立的暮らしは自給自足をしなければならないわけではありません。
サラリーマンでもアパート住まいでも、今すぐ自立的暮らしをすることは可能です。
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