暮らしの中での大人の泥遊び

簾舞の山奥にある、五郎さんたちが山を切り開いて作り上げた「エコロジー村」。

パーマカルチャー研究所は、このエコロジー村の一画に場所をお借りして住まわせてもらってます。

雪どけのこの時期、傾斜地であるこのエコロジー村は、雪どけ水が敷地を流れていきます。

住んでみないとなかなか気が付きませんが、山に住むにあたって、雪解け水も含めて雨水の処理は、大きな問題です。

水が流れる=一番低い場所=水が集中的に流れる=土砂も流出する=土砂が大きく崩れれば地形も変わる

ということで、ちゃんと雨水のルートを考えて排水をコントロールしないといけません。

とはいえ、そこは五郎さんがしっかり考えて土管などを使いながら、土地を設計しているので基本的には安心です。

でも、その排水路は、定期的にメンテナンスをしないと、土砂が詰まって流れが悪くなります。

家の前には、こんな感じで雪どけ水が詰まりがち。

原因はたぶん、水と一緒に流れた土砂が、水路をふさいだものと思われます。

ということで、その泥をかき出す作業を。

ちょっとずつ泥をかき出すたびに、水が流れ始めます。

写真ではちょっと見づらいけど、泥水の濃淡で、水が流れ始めるのがわかります。

これ、ほんっとおもしろくて、気づけばけっこう夢中に。
まるで大人の泥水遊び。

この水は、こちらに排水されます。

作業の直後、上の写真のように水が濁りました。
かき出した泥が混じったものと思われます。
この排水管は地面に埋まっていて直接は見えないので、そんなことを想像しながらの作業。

そして家の前の水たまり。

心なしか、水位が低くなった気が!
泥かき出し作業の直後に撮った写真だから、水位が目に見えて下がることはなかったけど、もう少し時間が経ったら水位が下がるでしょう。

娘の通っているトモエ幼稚園でも、子どもたちが雪解け水で、この時期限定のダム遊びを夢中で楽しそうにやっているけど、彼らの気持ちがちょっとわかった気がした一日だったのでした。

シラカバの樹液2019年第1号

2019年4月5日

そんな、暮らしが遊びで仕事で学びだった、遊暮働学の一日でした。
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