雪で覆えば家がかまくらに!?12月は雪断熱の効果であったかハウス

1.今年の冬も雪断熱で乗り切りました

事後報告になってしまいましたが、今年の冬も雪断熱で乗り切りました。

この冬は暖冬で、根雪(ねゆき。溶けずにしっかり積もっていくこと)になるのがクリスマスあたりからでした。
真冬の間もちょこちょこと暖かい日があって、雪が重くて除雪が大変だったり、その次の日のアイスバーンでこれまた足を取られて大変だったり。

食料保存にも関わります。
雪下の埋めた野菜たちも、根雪にならないまま気温が下がっていくと、凍り始めます。
雪がここでも断熱の役割をしてくれているのです。

1番頭を悩ませたのがお漬物作り。

毎年11月末あたりからお漬物をつけるのですが、今年は忙しくしており、12月に入ってやっとニシン漬けがつけられた程度。
こちらは酸っぱくなるのも早く、来年からは、寒さがちゃんときてから仕込んだ方が美味しいなと学びました。

12月半ばを過ぎて仕込んだものはいい感じで発酵をしてくれており、美味しくできましたよ。
夏の暑さが秋も続いていたので、なんとなく予想はしておりましたが、「身体の感覚」って大事ですね。
焦らずに自然に合わせて暮らしを作っていくって大事だなあと改めて認識しました。

1番頭を悩ませたのが冬のお楽しみである、北海道の郷土料理「シャケの飯寿司」。
暖かいと腐敗をしてしまうので、今年は遅めに仕込んで正解でした。

2.空から断熱材が降ってきたw

そんな日々の中、毎年変わらず来る冬の仕事、断熱作り。
雪が降るたびに淡々と家に雪を被せていくだけなのですが、コレをするのとしないのとでは大違いなんですよ。

床下の冷気も、隙間を通り抜ける様なヒヤッとした寒さもコレでピタッと止まります。

今年の断熱は12月の末近く。
降り始めたらまずは床下の風が通るあたりを埋めます。
これだけでもだいぶ違います。

いつもは雪の多い時期は3分の2ほど埋まったりしますが、今年は多くても半分程度。
解けるのも早く、早くもスースーしてきています、笑。

お風呂の周りはいつもほぼ埋まるので、洞窟状態になります。
なので時々こんなふうに遊びます😁

お風呂の窓あたりから、蒸気で溶けてくるので、そこにキャンドルを置いてろうそく風呂。。

今年はここまで積もらなかったのでできなかったけれど、楽しみ方もたくさん😆

そんなわけで、

「雪国で自給ライフ、寒そうだね!」

なんて言葉をもらうこともありますが、結構あったかいんですよー😆

薪ストーブとこの雪断熱、家が小さいおかげで、子どもたちはいつも素足でいられるくらいあたたかい。

自然の中にある知恵を頂けば、なんも我慢せずとも、快適に楽しく暮らせるものなんだなあとこうしてふと思います。

たくさんの恩恵の中で生かしてもらっていることに今日も感謝です。

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2020年7月3日

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