手のひらを太陽に〜最も簡単な太陽エネルギーの使い方

手のひらを太陽に☀️.

ヨメです。
山にいると日々の景色があまりに美しくて、街ではしないようなことをしたくなることがあります☺️

1.ようやっと雪解けの景色

ここらはもうひと月は雪がしっかり残っている地域。
雪解けで水を増した川が、大きな音になり遠くから響いてくる時期です。
もう少し雪が溶けたら、岩肌のあちこちから沢ができたように雪解け水が溢れて、お日様の光がキラキラ反射する時期になります。

昨日、娘と散歩してる時に、季節の変わり目をたくさん見つけました。

この沢ももう少し雪が溶けたら蝦夷アカガエルが卵を産み始めます。  
そうして生命の進化の歴史をたどるかのように細胞分裂して行く姿を見せてくれます。
それを思うだけで、今年もワクワク。
なぜだかわからないけど、娘も息子も卵が浮かして行く様を毎年ワクワクで待っています。

そんな一緒にワクワクしてくれる子どもたちに、共有できる気持ちがあります。

母である私のお腹の中に、あなたたちがいた頃、「生まれてきてくれるのを本当に楽しみにしていたんだよ。」って気持ち。
そのチャンスが毎年やってきて、じんわりと伝わっていくんです。
その嬉しいこと☺️。。

こんな空気が気持ちよくて「手のひらを太陽に♪」を二人で口ずさみながらあっちにふらふら、こっちにふらふら散歩を続けます。


娘の木登りがあまりに気持ちよさそうです、私も思わず一緒に木登り。

空気はまだ冷たいのに、木の枝はあったかくて、娘と日向ぼっこ。樹々は静かに生きてるんですね。
もうじき、一気に雪解け水を吸い上げて、葉を芽吹かせる準備を始めます。白樺樹液の季節。

木々の肌はビニールハウスの鉄パイプとは違って本当に暖かい。
雪降る前に敷かれたアスファルトですらも、太陽さんの光を吸い込んで暖かくて思わず裸足で歩いてみます。

もちろんアーシングにはなりません、笑。
でもね、足の裏が温まると身体があったまってゆくんです。

変な生物が横切ってますが、笑。


タイにいた頃、朝方は5度まで落ち込む時期がありました。
そんな時、気音が上がるよりも、お天道様の日差しで地面が温かくなる方が早かったので、いつも裸足になって歩いて身体を温めていた事を思い出します。

2.手のひらを太陽に☀️

そんなこんな遊びながら、はたと思いついて。

手のひらを太陽にすかしてみたらどうかな?

やってみましたよ。
こうしてみたらね、手のひらがとってもあったかくなることを知ってびっくりしましたよ☺️
知ってるようで知らなかったなって思います。
まだ弱い日差し、服の上から身体が暖まるほどのエネルギーはないけれど、手のひらはほんのりと暖かい。

とてもシンプルな自然エネルギーですね。
今年も沢山動いてお日様エネルギーで身体を温めようと思わさります。

3.自然が与えてくれるもの


ここでの暮らしが教えてくれた事をこうして時折思い立ち、まずは我が子達に伝え続けています。

「この先、きっといろんなことに出会うでしょう。

自分で答えを出すことが辛くなる時もある。
考え過ぎて、どうしていいかわからなくなっちゃう時もあると思う。
そんな時はね、お休みをもらって、自然の中に身を置きにきてごらん。
何度でもきて、自分を否定せずに、ただただ自分の答えが出るのを静かにまってごらん。」

って。
自然の中では自分を否定するものはありません。
自分の思い込みだけがそっちに引っ張るんだろうなって今でも時折、はたと気付かされます。

日々を自分に対する誠意と共に生きていたら、否定する必要はないんじゃないかな。
間違えたらごめんね、と伝えたらいいことですもの。

お日様の光がどれくらいあったかいかを裸足になって、手のひらを空に向けて感じてみる。
そうすると体温が僅かでも上がって、気持ちが僅かに癒されるから。
そこからゆっくり答えが出るのを待ったらいい。

(物理的に体温下がると、ネガティブにしかならないですよね😅)

少しずつ温かくなって行く日々の中、今年もまたこんなことを自分の腹の底にも落としていきます。

すごいですよね。
自然って。
落ち込むのも、元気になるのも、本当に自由自在に感じさせてくれる存在。

どちらが好きかも自由なのだと思います。

私は穏やかに生きていたいなって思う方。
なので悩んでばっかりが辛いです。
こんな話が嫌いじゃなくって、私みたいなタイプの方いたら、手のひらエネルギーも試してみてください。

そんなことしてる自分に笑えちゃいますよ。
手のひらを太陽に向けたとて、身体中の暖は取れないちっぽけなエネルギーです。
でもね、心の温かさはずっと違ってくると私は思いますから☺️

私たちはきっと、そうして与えられて生かしてもらってるんですよね。
自然から与えられてるものに関しては誰しも平等なものばかりなのだと思います。

さあ、今日はどんな日にしましょう?

みなさんもどうぞよき日に♪

子どもと自然を観察するという学び方

2021年2月6日

山で暮らしていると、暮らし自体が学びになります。そんな、暮らしと学びが一体化した「遊暮働学(ゆうぼどうがく)」のライフスタイルで生きています。遊暮働学の実現方法については、無料のメール講座でお伝えしていますので、興味のある方は、下のフォームからお読みください。メールアドレスだけで、お読みいただけますよ。

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