野草を食べる暮らし5年目 in 北海道

1.野草暮らし5年目

我が家の冬の野菜保存のスキルが年々、少しずつ上がって、5年目の冬にしてはじめて、心に余裕のある野草暮らしだなあと感じてマス😆。

ヨモギのおむすびとフキ味噌ばっかり食べていた1年目。
フキの煮物が登場した2年目。
イタドリの処理を覚え、イタドリ料理とアズキナを見分けられるようになった3年目。

今年の野草料理は子どもたちも一目置いてくれる美味しさレベルまで到達するようになりました笑。

もちろん今までも文句言うことはなく、「この時期は野草とお米を使いこなしてみたい。」っていう私の勝手な趣味に付き合ってくれてきて、感謝ばかりではあるんですよ。

そのおかげで、今年は

「これ、うまいね!毎日でもいいよ。」って三つ星までいただきました。

そんな近頃の食卓をご紹介しますね。

2.ふきのとうを食べる。

まずはフキ味噌にしました。
去年、九州系の麦味噌を仕込んだので、甘めのお味噌味で甘味を加えずに作りました。

それから雪下から大根を掘り出したので、大根サラダの上にふきのとうをパラパラと散らして、お醤油と酢、オリーブオイルのドレッシングで頂きましたよ。

3.行者ニンニク

お次に登場するのは、行者ニンニク。
山に一人で入らないと決めているので、息子にお願いしてついてきてもらいました。
Yukiは運転係。

安全重視で、車から降りて1時間後に戻ってくると約束して山に入ります。

久々の山。
一年に何回も入ることはないちょっとだけ奥地。
大きな倒木に生えた苔を見ながらもののけ姫に思いを馳せ、熊笹で通せんぼの道をかき分け、雪解け水の沢を登っていきます。

途中で大きな大きな木にご挨拶。
安全を祈り、もう少し奥まで登っていきます。

そうしてついた場所で行者ニンニクを分けてもらいます。
かなりの絶壁。
熊笹に捕まりながら、安全第一で山菜取り。
息子と声を掛け合いながら、熊にも気をつけながら(明るく晴れた晴れた日の日中しか行きません)、残った時間でつんでいきます。

帰りの時間を計算して滞在は25分ほど。
2人でまた、もと来た道を戻っていきます。

帰りもまた大木の前で、恵みと安全に感謝し、挨拶して山を後にします。

待ち合わせの場所まできっかり1時間。
何かあっては、周りをも困らせるので、それだけは避けたくて「安全重視、無理をしない」です。
いつもと違うな、と思った時は迷わず、即引き返す。

自分の中にある欲とも向き合わせてもらっているような時間だと毎年、思います。

いただいてきた行者ニンニク。
まずは卵とじに✨
みりんとお醤油で麺つゆを作って卵で閉じただけでおいしい。

それから娘の希望で餃子も仕込みましたよ。
もちろんお決まりの特大餃子も笑。

あとは刻んで納豆に混ぜたり、お醤油付けにしたりしましたが、今年の一発目は大家さんと「ラム、もやし、玉ねぎ、行者ニンニク」のみのジンギスカンにもしました。

山の春の醍醐味をいただきましたよ。

ジンギスカンといえば、「ソラチ」か「ベル」のタレ。
そんな話をしてくれた大家さんファミリー、笑。
春のおとずれをみんなで喜ぶ食卓でした😊

まだまだ続く野草ライフですが、今日はここまで〜。

鶯の声を聞きながら野草つみ。
身体がほんのりと癒やされていくようなそんな時間でした。

今年も大きな恵みに感謝ですね。

5月は野草でタイ料理♪

2023年5月7日

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