今日は石けん作りのお話を少し。
タイの山岳地帯に300日以上の長期滞在していた頃の経験から、石鹸を作るようになりました。
洗濯石鹸は、ご近所のご飯屋さんから廃油を頂いて仕込んでいます。
1.洗濯石鹸
レシピは大家さんである五郎さんに教えてもらったもの。
川を守りたくて石鹸作りを始めた男性の廃油石鹸作りを雑誌で見て、作ったそうです。
廃油石鹸は今はインターネットでも色々出てきますよね。
廃油に苛性ソーダを混ぜてくるくる。
焼酎パック等に入れてある程度固まったら、小さく切って空き箱に入れてこのまま、熟成&保存。
冬場はストーブの上にお水を入れてコトコト溶かして使っています。
2.我が家は入浴用石鹸は別のレシピで。
始めは、上記の廃油石けんを使っておりましたが、アルカリ度数が少し高いのでお肌に触れる用として別のレシピで作り始めました。
この春から作り始めた石けんたち。
保存用のタッパーを開けて2週間くらいごとに今週は何にしようかなと選ぶのが楽しみになりました(^-^)
3.自然のものを取り入れながら、日々の小さな楽しみを増やす。
手作り石鹸を作っていたお友達に教わった本を見ながら作り始めました。
海外では台所で石鹸を作ってしまうくらい身近な物である国もあるそうですね。
日本ではそこまで身近な作業ではない事と、私もあくまで家庭用に作っているものなので、ここで詳細な作り方等は載せていません。
本の紹介だけ、しておきますね。
お友達が教えてくれた前田京子さんのこの本がシンプルでわたしには材料費や揃える手間も最小限で作りやすく、今でもオイルはオリーブオイル一種でつくっています。
始めはシンプルなものから始め、白樺の樹液、ヨモギ、ドクダミ、ミルク、最近はシナモンを入れたものを作りました。
棚の裏に落ちていたシナモンがもったいなくて口に入れないもので再活用したくなって(^-^)
ヨモギは煮出してみたり、オイルにつけて抽出してみたり、今でも色々研究中です。
私の場合、入浴用は熟成期間を3ヶ月くらいは取っています。
手作りの棚を作って部屋の隅に起いておくと見るたびに嬉しい気持ちにもなれます。
オリーブオイル一種で作った石鹸は市販のものより、泡切れが早いけれど、とてもしっとりして気持ちのいいものでした。我が家はこれで全身ささっと洗っておしまい。
私の髪質に関しては、リンスがなくともしっとりするのでリンスもしていません、笑。
毎日石鹸を使う必要はないので、必要に応じて使っています。
季節の草花を使って、心も目も楽しめて気に入っており、日々の小さな嬉しいことがこうしてまた一つ増えました。
手作りのある豊かさってこういう気持ちのことなのかな(^-^)
最後になりましたが、ひとつだけ注記させてくださいね。
我が家は手作り石鹸を選びましたが、石鹸はお肌に触れるものなので、それぞれのご家庭の状況などで、変わってくると思います。
私もプロではないので、この記事は参考程度にしていただいて、どんな風に作るのが良いか、もしくは買った方が良いかは、お調べになって安心できる方法を探してみてくださいね。
資格を持たれて、石鹸づくりをつたえていらっしゃる方もいます。
そんな方から習うのも楽しいでしょうし、安心して始められる一歩になると思いますので、参考までに。
今日も読んでいただいてありがとうございます。
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