サハイナン体験記 第一部〜なぜサハイナンへ?


この記事は、パーマカルチャー研究所のメルマガ読者HARUKAさんによる寄稿記事です。
HARUKAさんはこのたび、タイのパーマカルチャー・ファーム、サハイナンへ行かれたので、その様子をシリーズでレポートしていただくことになりました。
今回は、そのシリーズ第一部、サハイナンへ行くきっかけについてです。
写真は、タイへ行く前にHARUKAさんが訪れた、ノルウェーで撮影したものです。

1. 家族と自然への愛に気づく

オスロの中心地から10分程度でこのような自然を見れることに感動しました

最初のきっかけは、2019年3月頃から通い始めたヨガです。
ヨガでのプログラムを通して、人生で本当に大切にしたいことが何かと自分に問いかけたときに、わたしにとってそれはわたしの家族や周りにいてくれる人、また地球がつくり上げた自然だと感じました。

そのためには、人に愛を持って素直に接することと、自然環境の保持が必要だと考えました。
それから、わたしはエコに対する意識に目覚め、エコバッグやマイボトルを持ち歩いてたり肉を減らした食生活に移行したり三栗さんのメルマガ購読を始めるなどどんどん生活を変えていったところ、物のとらえ方も変わりました。

特に、自分の仕事に対する考え方が変わりました。
今までは、会社の仕事のやり方や経営方針に不満があり、訴えても中々変わらないことにストレスを抱えながらも働いていました。
入社から3年は働いて一人前にならないと辞めてはいけない。
と、両親や今まで見聞きした情報を参考にして判断していました。

しかし、自然の力により添う生活を始めたことで、わたしの仕事における生活は自然ではないと気づきました。
我慢をして、耐えて、いつか一人前になるまでと自分に呪文をかけることは、そこから自由になりたいという自分の意思を無視していて、まったく不自然でした。
わたしがこうするべきと思っていたことは、誰かが決めたわけでもなく、従う必要もなかったんです。これからは給料が下がろうとも、心から自分がやりたいことで自分が正直になれる仕事をしようと決意し、無事?退職をしました。

2. 自分が感じるままに

中心地でもエサ箱がとりつけられた木を何度も見かけて、自然と共に生きる生活が好まれていると感じました。

時間ができたので、自分の意思で本当にやりたいこと、または自分のためになることを何かしようと考えていたら、ふと三栗さんのブログで紹介されていたパーマカルチャーのファームを思いだしました。

わたしは持続可能な生活を目指していて、なるべく資源に頼らない生活をしたいと思っていたので、それを実践的に学べるサハイナンで生活することは、わたしのやりたいことでもあるし、絶対に身になる最適な選択だと感じました。

決意してからも、ボランティアとして特に貢献できることがないんじゃないかと不安に思っていましたが、(実はいまも少し笑)、三栗さんに相談したところ情熱だけあれば大丈夫と励ましていただいたおかげで、楽しもうという気持ちにシフトすることができました。
ありがとうございます!

3. サハイナンで学びたいこと

北欧のスーパーではビニール袋を減らす工夫がされていました

今まで、わたしは他人の考えや社会のルールによって自分の行動を制限させていました。
もちろん、これはすべてわたしの判断で行ったことで、誰かや社会が悪いわけではありません。入ってきた情報を参考にするかどうか、採用するかどうかはわたしの責任だからです。

サハイナンでは、自分の今までの先入観をゼロにして、サンドットさんや他の参加者の方からよりたくさんのことをそのまま学ぶという気持ちで行ってきます。

わたしの今までの普通がそこでは普通ではないため、慣れるまではすこし時間がかかるかもしれませんが、普通という考えを捨てていけば自然とサハイナン生活に入っていけるかもしれません。

サハイナン体験記 第三部〜帰国後の生活の変化

2020年4月3日

サハイナン体験記 第二部〜滞在して感じたこと

2020年3月20日

以上、メルマガ読者HARUKAさんによる寄稿記事でした。
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