2016年、春から秋にかけて、3つのドッキングハウスを作りました。
その冬は、3か月間、タイでのジャングル暮らし。
その間、3つのドッキングハウスは除雪もできずに完全放置。
素人が作った小屋は果たして、雪の重みに耐えることができたのか!?
タイからの帰国直後に書いたブログです。
3ヶ月ぶりのフィールドは
今日は午後二時過ぎからフィールドへ。
三か月ぶりのフィールドはどうなっているかな。
一番の関心は、自作したモバイルハウスや井戸が雪の重みでつぶれていないか。
3か月の実験結果(ただ放置しただけだけど)の答が、今日わかります。
まずは井戸。
地上高1mほどあるはずのポンプが、雪が積もって足元にきてしまいました。
凍っているときにポンプを動かすと凍結していて
壊れる危険性があるので、動作確認はしていません。
物置。
2年前に、超テキトーに作った、フィールドで初めて自作したもの。
屋根もものすごくテキトーで雪の重みに耐えられるとはおもわなかったけど、
なんか耐えてくれています。
モバイルエコトイレ。
あまり雪が積もっていません。
屋根が南向きだから、積もった雪はすぐに溶けて落ちていったのかな。
そしてモバイルハウス。
生きてます!
雪を支えてつぶれずに建っている!
おもしろいのは、モバイルハウス周辺に雪が積もっていないこと。
床下に空間があるから、地面の熱が上がってきて雪がとけるのかな。
それともただ単に、屋根のひさしの下だから雪が積もりにくかったのかな。
いや、やっぱり地面の熱のような気がする。
そう考えると、こういった形での地熱利用、なんかできるかもしれないな。
地面に長い管を差し込むだけでも、地中熱の取り出しになるかも。
で、モバイルハウスは生きていたのだけど、やはり雪の重みで少し歪んでいるようで、ドアが開きません。
さっそく雪下ろしです。
30分ほどかかって、ドアのあるモバイルハウス1号の雪下ろしを完了。
久しぶりのモバイルハウスの中は、しっかりと屋根と壁に守られ、
雨漏りや雪の吹き込みはありませんでした。
モバイルハウスのドッキングもうまくいっていたようです。
久しぶりにストーブもつけ、無事動作確認。
煙突は南側にあったためか雪で埋もれていることはありませんでした。
しかし。
モバイルハウス2号、天井を支える木材が雪の重みでしなっています。
これは大変。
慌ててモバイルハウス2号と3号の雪も下ろしました。
雪下ろし後の写真はこれ。
しなりが解消されました。
3か月に及ぶ(放置)実験の結果、モバイルハウスは
とりあえず雪でつぶれることはないということがわかりました。
でもしなりはやっぱり怖いから、次は天井の木材、もう少し強いものにしようかな。
雪が解けたらまたモバイルハウスの4号も作るし。
(この記事は、2017年3月6日の記事を再編集したものです)
小屋を自作してみることで、生きていくのに必要不可欠な、衣食住の一つ、
住居について、住まいに最低限必要なものは何かなど、深く考えることができます。
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