製粉してから30分。「ほうとう」を作る♪

1.こんにちは、暮らしのアウトプット担当の嫁です、笑。

「自給自足でセミリタラジオ」というラジオを発信しているパートナーのYukiですが、「自給率高いのは嫁なんだけどね」と、最近いうんです。

なので、自分の中の流行りなどムラもある私ですが、笑、シェアしてゆきますよー。

昨年麹作りを学び直したので、この冬は、麹作りばかりしています。
学んだ後は、ひたすら実践あるのみですから〜。

そんなわけで、麹を生かしたお味噌の可能性にワクワクしている今日この頃。

この冬は麦味噌、豆味噌、二倍麹味噌、合わせ味噌。。
ついでに蔵探訪なども含めて、日本の文化に触れ、和食の素晴らしさを体感してきたので、それを日常に落としています。

昨日は雪遊びをしていた娘が「あったかい煮込みうどんを食べたいな。」と呟いたので、作ることにしました。

具材を柔らかくして、生姜をのせて、あったかいものを食べると身体がホッとするよね。そんなホッとする感覚が子どもの記憶の片隅に残ってくれたら嬉しいなと思いながら。

2.「みみほうとうを作る」

さあ、ヒントにさせてもらったのはいつもの農文協さんの「伝え継ぐ 日本の家庭料理 
そば うどん 粉もの」より、山梨の郷土料理、みみほうとうを、豆味噌で煮込んだもの。

娘のアレルギーをきっかけに、数年前、和食に変えた我が家。
麹に興味を持って、お味噌の深さを知り、足を踏み込んだこの冬。

それをきっかけに引き継がれてきた郷土料理の豊かさ暖かさをしりました。
このシリーズ本が、そんな私に沢山の楽しみと学びをくれています。

小麦を始め、牛乳、卵、鮭、カニ、ゴマ、南国フルーツ、豚肉。
たくさんのアレルギーを持っていた娘ですが、日本の郷土料理はそれらを使わずともシンプルで美味しい食卓を作ってくれるのだと知り、一つずつ、我が家流にアレンジして、取り入れています。

今回のほうとうも、ちょうど農家さんから分けてもらった無農薬の小麦があったので米粉と半分ずつにして作りましたが、米粉と片栗粉で代用可能です。

フープロ(フードプロセッサー)を使って、米粉と小麦粉、ぬるま湯をあわせてこねました。
フープロはお醤油を仕込む時にも使うので、我が家には必要な道具ですが、少しの生地でしたらコネも可能なのでありがたい道具です。

みみほうとうの形にしますよー。
「耳」ではなく、農具の「箕(み)」、と言う意味だそうですよ。
娘がアートしてますが、笑、真ん中の三角の形してるのが、「箕」のかたちです。

3.豆味噌で煮込む。

今年、豆味噌の蔵に伺うまで、赤だしは苦手だった私。
でも、豆味噌の蔵を3つほど見せていただいて、こんなにも丁寧に作られているんだと感動し、美味しくいただく方法を未だ研究しています。

その一つがコレ。
「煮込み」。

豆味噌はお豆と塩だけで作られるので、旨味がすごいのです。
それにね、2年から3年、樽で寝かせているので最強です、笑。
(日本の文化の神秘ですよ〜✨)

左→米味噌  右→豆味噌
最後に米味噌も少し加えてみました。

お味噌って甘味がホッとするって思っていたタイプなので、今でも赤だしだけのお味噌汁だと、私もきっと、毎日は頂けません😅

でもこうしてうどんにスープにしたり、お雑炊にすると、ちょうど良い炭水化物の甘味が加わるのでしょうね。
とろけた野菜が最高にウマイです。

冬の終わり、我が家の保存野菜が底をつき始め、じゃがいもと玉ねぎ、干しザルに残っていた小さな椎茸二つを入れて、野菜が柔らかくなるまでにて、豆味噌を入れます。

「味噌煮込みうどん」のようにもうグッツグツ煮込むのが美味しさのコツなんじゃないかと思います😉

本当はこれに長ネギさんも入れたい✨

高野豆腐もあったので、おしゃれして一緒に入れましたよ。

小学生女子はこういう「ちょっと可愛い」によわいので、娘の笑顔を見たい母の自己満足です、笑。

今回は煮干しの粉も出汁として入れてみました。

野菜がある程度柔らかくなって時点で、「みみ」を投入!
ちょっと厚めなので10分くらい煮たかな。

最後は火鍋みたいにぐらぐらぐつぐつさせて、笑、火を止めて、米味噌を少し🤏

さあ、出来上がりです。
我が家は汁物に生姜の千切りを添えて食べるのが好きなので今回もそうしました。
豆味噌のしっかりした味に薬味が合います💕

4.お味噌のこと

米味噌で十分だと思っていました😉

もちろん十分だと思います。

でも、一年、お味噌を巡ってみて、お味噌を調味料として生かしたら、和食がもっと美味しくなるんじゃないかなって思いました。

それに麦味噌は整腸作用があるなど、そちらもいいこといっぱい。
「食卓にお味噌を添えるっていいな」と思うものとして、お味噌を見直してもらえるような、投げかけができたらいいなと思っています。

ご飯にも合うので、お味噌をめぐる美味しいものを探求して、ご飯を食べたいなって思う方をもう少し増やして、自給率向上と、文化を守るためにもゆるりと少しずつ。

お味噌で作ったシチューもご飯にもとっても合うので、またご紹介しますね。
お肉を入れないで作ったので、お肉の脂身などのコレステロールを心配される方が喜んでくれました。

お味噌は汁だけでなく、炒め物にもいいし、炊き込みご飯もできるし、サラダにも、おやつにも行けることがわかり、それを考えるだけで、ワクワクしちゃいます。

研究を続けてみます😉

京都伝統の味を探しに大徳寺納豆一休さんへ行ってきました

2023年2月7日

暮らしの中の「食べる」ということが、仕事にも、学びにもなる暮らし。そんな、暮らしと仕事が一体化した「遊暮働学(ゆうぼどうがく)」のスタイルで生きています。
「遊暮働学って何?」という方のために、無料のメール講座で、遊暮働学を解説しています。
下のフォームから、メールアドレスだけでも読むことができますので、興味のある方はどうぞ!

現在1,300人以上の方に読まれている「遊暮働学(ゆうぼどうがく)で自立的暮らし」無料メルマガ講座

今すぐメルマガ講座を読んでみたい方はこちらから!

「遊暮働学で自立的暮らし」無料メルマガ