1.腐ってきた床板

わが家はプレハブに住んでいます。
プレハブに住み始めた2018年の12月。
初めての大雪。
雪がプレハブの出入り口をふさぎ、家から出れなくなりました。
そこで急遽、二日間かけて、玄関フードと、それを支える床を作りました。
その時作った木製の床。
6年以上が経過して床板が腐ってきました。
このままでは、配達に来てくれた郵便屋さんが、床下に落ちてケガをする可能性もあります。

それまでは、腐ってきた床板の上に、さらに30ミリの厚みのある板を載せてごまかし、しのいできましたが、それも限界を迎えてきました。
厚さ30ミリの板をよけるとご覧の通り。

写真左上の部分は、もう、腐って穴が空いてしまっています。
ここに乗ったら、即、落ちそうな雰囲気。

玄関フードの右側も、だいぶ腐食が進んできました。
2.作業開始!まずは玄関フードの移動から
床板を張り替えたいのですが、その床板の上には、手作りした玄関フードが乗っかっています。
ということで、まずは玄関フードの移動から。
そのままでは重くて移動できないので、板を外したりして、移動できるレベルにまで軽量化を図ります。

板をドンドン外していくと、骨組みだけになって、妻と二人で持って(引きずって)移動できるレベルの重さに。

ズリズリと引きずりながら、ゆっくり移動させます。
この玄関フードも、床部分から腐食して、一部崩壊したりしてるので、無理やり引っ張るとせっかく作った玄関フードまで壊れてしまいます。
慎重に慎重に…

何とか、玄関フードを下ろすことができました。

3.資材を調達
翌日は雨。
作業ができないので、この雨の日のうちに、資材を調達にホームセンターに行ってきました。
550円で配達もしてくれる、超ありがたい「ジョイフルエーケー大曲店」へ。
ツーバイフォーの12フィート(3.6メートル)を19本購入。
それを315センチにカットしてもらって(たったの110円でやってくれました!)、配達もお願いしました。
資材、カット、配達込みで、約2万円です。
翌日お昼前に届けてくれました。
(配達してくれた人が、うちの暮らしに興味持ってくれて嬉しかったです)

元々の床板材は、厚みが20ミリほど。
今回注文したのは、ツーバイ材なので、厚みが39ミリ、今までの約2倍。
今回は、長持ちしてくれるといいな。

資材も揃って、さあ、本格的に作業開始です!
4.床板を取替

上の写真のように、元々の床板は、それを支えている丸太の上に乗っていますが、その丸太も腐ってきています。
その分、床板が数センチほど下に沈み込んで、床板を固定していたビスが床板の頭に出ちゃってます(上の写真の中央部、分かりますか?)

そこで、丸太が腐った分を底上げするために、ツーバイ材で丸太をかさ増しして、その上に床板を載せる作戦に。

床板1枚完成。
これを18枚乗せていきまーす。

床板が半分ほど完成したところで、娘がカレーを作って持ってきてくれました。
新しくなった床で、ご飯タイム!

元気が出たところで、続きをやっていきます。

床づくりのおもしろいところは、床が広がっていって、どんどん作業スペース(工具などを置いておくスペース)が広くなって作業しやすくなっていくところ。
おおむね、床板を張り終えて、最後に玄関フードを戻します。
5.玄関フードを元に戻す
床ができたので、あとは玄関フードを元に戻します。

玄関フードも腐っていて、動かすたびに色んなところのビスが外れてしまったりするので油断できません。
定位置に置いたら、元通りに、壁となる板を張っていきます。


6.忘れてた!
床への進入口を作るのを忘れていました。
床下には水道の配管があるのですが、たまに、凍結したり、水漏れがあったりで、床下に潜ってメンテナンスをすることがあるのです。
なので、この床下への進入口が必要です。

ということで、大人1人が入れるぐらいに床板をずらして、完成です。
できました!

今までは歩くたびにベコベコしていた床が、工事後は、ベコベコがなくなりました。

快適!
6日間に及ぶ工事、お疲れさまでした!

まさに、「遊暮働学(ゆうぼどうがく)」で自立的暮らしの、山暮らし。
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