こんにちは。
嫁のsaeです。
香りが好きで、数年前まではアロマをいくつか使っていました。
ティーツリーの殺菌効果などを目的に使っていたりしましたが、私の使用目的が、香りがメインだったこともあり、山で暮らすようになってだんだん減ってゆきました。
その後、香りが好きだなって自覚して以来、香りの効果に興味があるので、また本を引っ張り出して、アロマのことをちょこちょこと調べていますが、今の暮らしのなかでは季節の草花を直接使っています。😉
そんな日常をお伝えしていきますね。
1.香りと共に暮らす
一年を通して、季節の香りに包まれながら暮らしています。
まずは冬場の「薪の香り」。
焚べる木によって芳香が異なることを、自分で使うようになって知りました。
ずっと室内にいるとわからなくなるのですが、外出先から帰った時にああ、今日の木の香り、好きだなってフワッと思うのです。
そして、切ったばかりの丸太の香り。
この果てしない量の薪割りに毎年びびるのですが、笑。
今年も無事に終わるよう祈りすすめるのみです。
雨上がりの空気の湿った朝の匂い。
雨を纏い、葉っぱが少し寂しげに見える感じにいつも、足を止めてしまいます。
夏に向かっていく雨の感じと、冬に向かっていく雨の感じが全く違うのです。
北国の風物詩なのでしょうか?
(雪が深々と降る時期は、我が家のとたん屋根が静かになっていき、真冬の静寂を感じます。3月になると途端に賑やかになるんですよ。春がきたなあと毎年おもわさります。)
掘り立ての土の匂い。
雑草さんたちの匂い。青臭い夏場から、青臭さが消えていく秋へ。
お醤油を混ぜる時の香り。
時を経て、香りが変わっていきます。
蒸米に麹が育ってきた時の香り。
炊き立ての蒸米の香りから麹が成長を始めた匂いに変わっていきます。
桜の塩漬けを作る時の香り。
この香りが好きで、桜茶や桜のお菓子は引き継がれているのでしょうね。
文化ってすごいなあって思います。
そんな暮らしを作る日々。
この中で知ったたくさんの四季の香りに、私は支えられてるなあと、数日前に、ふと気付いたんですね。
気づけば自分でも香りを生み出す暮らしを取り入れていました。
2.都会でも小さな香りを取り入れられる方法。
これらは私が日々の中でやっていることです。
でもね、街に住んでいてもできる小さなことなのでよかったらどうぞ😉
「ハーブティを飲む。」
こちらは沖縄のお友達からもらったローゼルというお花と、甘夏の皮を入れています。
乾燥ハーブを購入して、ご自分で干した柑橘の皮を入れるのもありです😉
干した柑橘ピールは少し前の私の記事に陳皮の作り方、というのがありますので、覗いてみてくださいね。
ハーブは買ったものでもいいですし、ベランダのプランターで育てることもできます。
レモンバームなど、簡単に育てられるものからトライしてみてはいかがでしょう?
私はホーリーバジルやレモングラスなんかもやりますが、これらは南国ハーブなので何年も試行錯誤して育て方を学んだもの。
難しいものの方が素敵に見えるけど、レモンバームもとっても素敵なハーブだとハーブ家さんはおっしゃいます☺️。
まずはレモンバームなど、手間がかからないものを取り入れて、楽しい、美味しいを味わってみるのがおススメです。
たくさん葉がつき始めたら、乾燥させて保存しておくと(雪国の)冬も楽しめます。
「足湯を楽しむ。」
ベランダ菜園だと量は限られるのですが、まずは「少しでもやってみる」ことに価値があると思いますので、是非♪
我が家は家庭菜園があるので、育てて収穫まで手が回らずに枯れてしまったハーブを、秋の終わりに茎ごとカットして、束ねて干しておきます。
そうして少しずつ冬の間の足湯にするんですよ。
足湯用のバケツは元味噌樽。
お味噌仕込みに使っていて、塩分で剥げてしまったホーローの樽で、ストーブに直置きできるので重宝してます。
枝についた葉っぱはそのまま、細かくなったものは布の切れ端に包んで、水を張った樽にちゃぽん。
ストーブの上で煮出します。
朝の熱源で十分に煮出せるので、芳香浴と足湯、なんならタオルも入れて首、肩を温めることもできます。その際のタオルはジプロックに入れると服が濡れませんよ😉
それから、ジプロックに入れずに、目の周りを暖めるのもおすすめです。
薬草の香りが癒し効果を倍増させてくれるのが嬉しい。
私の朝のルーティンは、
ハーブティーを飲み、首筋を温め、足湯をしながら、
なるべく朝のうちにその日のパソコン仕事を終えちゃうんです。
そうそう、薬草は、枯れ始めたハーブだけでなく、野菜の茎や、大根の葉、よもぎ、セイタカアワダチソウ、みかんの皮、熊笹など、本当に適当なブレンドが入ってます。
ハーブが入るといい香りもプラスされますよ。
いいことづくしの家庭菜園の残り活用法。
家庭菜園の裏で熊笹なんかも少し分けてもらえる場所がある方もおられると思います。
これだけ活用できれば、収穫がまだまだ少なくても家庭菜園やってよかったって思えるかと思いますよー😉
「まだやったことがないけど気になるよ」って方は、プランター1つからでも、畳一畳分でもいい、はじめてみるのもおすすめです😉
お野菜がどうできているのか、農家さんはどんなご苦労をされてあんなに大きなお野菜が育っているのかを知ると、日々の食卓に感謝が溢れますし、農薬などのことも学ぶきっかけになります。
(農薬に関しては、口にするわたしたちもですが、日々それを使っている農家さんへの身体の影響も心配だなあと私個人的には思うので。。
とは言っても、農家さんにとっては生活があり、私たちはそれで、食卓を支えてもらっているので、すぐにそれを変えていくことは現実にできないと思うので、そのことについてもそれぞれに考えて動いて行くきっかけになると思うのです☺️)
3.最後に。
香りを取り入れる。
自分の好きな香りは何かな、と意識をしてみる。
季節の香りが緩めてくれる効果は大きいなあとしみじみと思います。
皆さんの暮らしの中での心地いいが一つでもふえていきますように。
暮らしで遊ぶ、遊暮働学(ゆうぼどうがく)のライフスタイル。暮らしが仕事でもあるので、究極、暮らしていれば暮らしが回る。晴耕雨読の暮らし方の、具体的な実践方法でもある、遊暮働学の実現方法については、無料のメール講座でお伝えしています。興味のある方は、下のフォームからメルマガを登録してください。メールアドレスだけでも登録いただけますよ。