今年も雪下大根を作りましたよ。😉
そうしてね、啓蟄の頃、無事に雪下大根を掘り出しました。
美味しかった☺️✨
そんなお話をします。
そう、埋めたのはかれこれ4ヶ月前。。。。。
1.雪下大根を作る。
11月の始めの日、私たちは土を掘りました。
50センチくらい掘って、お野菜をならべて
筵(むしろ)をかけて、土をかぶせました。
日差しが春になる頃にまた会いに来るね、と。
雪下大根ってね、「毎年の気候」の違いで、大根の保存状態が変わってくるんですよ。
雪が解けて地面に舞い降りた雪が解けずに残る根雪の時期がいつ来るかが勝負の時。
根雪になるのが遅い年は、低温状態と、風にさらされる時間が長いので、雪が積もる前に大根が凍ってしまうのです。
雪が降らないと寒さで凍った大根が雪が積もり始める頃には腐り始めてしまう。
根雪がちゃんと予想通りに来てくれると、お布団の役目をする雪が低温から守ってくれて、いい状態で保存できるんです。
2.雪下大根の調理法
さてさてちょっと飛びますが、美味しくできた雪下大根の調理法からお伝えしますよ。
雪下大根は土の中でどうなってるかというお話をしますね。
雪降る頃、土の中で寝かせた大根は、その中で熟成されていくうちに繊維が壊れて甘みが増していきます。繊維が壊れていくため、煮物やおでんにするととっても味しみの良い大根になってしまうのです。
もちろん、水分もしっかり保たれているため、果物のようなみずみずしさも持ってます。
お味噌をつけて食べるだけでとっても美味しい。
今年挑戦した糠漬け。
もちろん美味しいのですが、雪下大根は水分がたくさん出るので、糠床が水浸しになっちゃいました、笑。
結論を言うと、大根での糠漬けは避けた方がよいです。人参さんはいいのができましたよ。
雪下5年目の我が家。
だいぶいい状態で保存できるようになりましたが、今年は3月頭の暖かさで、傷み始めるのが早く、うめた人参の半分が傷んでしまいました。
残念でしたが大きな学びです😉💪
雪下大根は埋める土の深さ、その年の根雪が始まるタイミング、2月半ばを過ぎてからの気温によって掘り出す時期を調整する必要があります。
雪下チャレンジ5年生ですが、まだまだ知らないことだらけであることを痛感します。
この時期の頼みの綱である雪下野菜を少しダメにしてしまったので、今年は今から野菜の調達を思案中です、笑。
3.雪下大根を掘る。
さてさて雪下大根堀りのリアルのお話を。
今年はお野菜が切れたタイミングの2月の頭と3月の頭に掘りました。
雪の深さは3月の方が多いものの、2月に雪から大根を掘り出した時の方が困難でした。
外の気温に合わせて雪の下の土の温度がかなり違うのです。
2月は土もガンガラガンで大根を掘り出すのに相当苦労しましたよー。
そして、3月はまだ雪深いのに、気温がプラスの日が数日続いただけで、雪の下の土はふわふわ。
大根も頭の部分の砂をよけてやるだけでサクッと掘り出すことができました。
同じ雪の下なのに気温はどうやってつたわっていくのでしょう?
不思議です。
1メートル半を超える雪をよけていきます。(ビニールハウスがここまで埋まっている状態でした、笑。)
ひたすらひたすら、雪をよけてゆきます。
土が見えたら、大根にスコップを入れないように気をつけながら、埋まっている場所を探りあてて。。
大根とご対面。
痛みはじめてる部分をカットして、ゆきを擦り付けて泥を落としてやりますよ(外水道が出ないのでこれも知恵です)。
4.今日もやってくる失敗さん。そしてそれと向き合うわたし。笑。
雪下大根5年目。
今でも傷んでしまう量はそれなりにあります。
わたしたちの学ぶべきことがまだまだたくさんあるということでしょう。
降参してそれを受け入れて前に進みます。
このおいしさは何物にも変えられないので、来年もこの失敗を糧に挑戦するつもりです。
きっとね、10年経つ頃には私の雪下大根作りはきっと上手になっていることでしょう。笑。
今日も失敗さんが私の元へ遊びに来ます。
彼らに向かってそっとつぶやきます。
「失敗から学ぶことができればその失敗は成功だ。」
「人が失敗する原因は一つしかない。
それは本当の自分に対する信頼の欠如である。」
失敗さんがしつこく私の元に来てくれることでちょっと強くなりました。
失敗を楽しめるようになったこと。
その小さな成功まで、私はきっとたどり着けると信じられるようになったこと。
失敗さんのおかげで、喜怒哀楽に富んだ人間臭い面白い日々になったのだと思うことにしました。
さあ、明日はどんな顔をして失敗さんがやってくるのでしょう?
私はめげません、笑。
失敗は時間が経てば笑い話になっていきますから。笑。
今日もお付き合いいただきありがとうございます🙏☺️
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畑のない人でも、少量でいいから室内でのプランター栽培をしてみると楽しいですよ。
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