1.シロウト母子による突貫工事
こんにちは。
先週の続きをお話ししますね。
無事にシロウト母子による突貫工事が進んでおります。
「あった様に戻す!」
一つずつ、解体しては仕組みを確認しながら直していく作業をしていました。
少しずつ慣れてきて、この経験が自分のこれからへの勇気と希望をくれてます。
お風呂場の洗い場のモルタルからの水染みが原因で室内がびちゃびちゃになり、放心しましたが、笑、ここまで来たら波に乗れたサーファーの様に、目の前を進んでいくことに集中するのみ。
怖さも大変さも頭で考えず、一つずつ超えていくことに集中します。
2.三年越しでお風呂の水染みが解決。
さあ、3年間悩み続けたお風呂の水染み。
モルタルを塗り直したり、プロのお友達の手をお借りし、直したものの、プロの手とはいえ、日当たりが悪く、マイナスまで下がる冬場のお風呂場の施工では、もともと染み込んでる水分が蒸発し切ることはないので、塗料を塗ってもらってもやっぱり浮いてきてしまったのですね。
お友達はこの道20年でしたので、「浮いて来ちゃうかもしれないから、相談してね。」と、先を見越して言ってくれてましたが、私の想像以上に、その効果が切れるのが早く、春を待ってもう一度Yukiと再トライしようと思っていました。
が、あてにしていたYukiも今年は忙しく、ここまでの手が回らず、こちらも母子作業に。
知恵だけは集めてくれていて、この方法でやってみました。
✳︎今までの洗い場をある程度乾かし、ブルーシートをひく。
その上にモルタルを塗る。
一つずつ作業をしながら、ホームセンターに通ってるうちに、今まで見えなかったものが一つずつ見えてくる様に、笑。
モルタルに防水用があるのを知って、リサーチしていくうちに、池までできちゃう様なモルタルを発見。
それを塗ってみることにしました。
絶対できないと思っていたことも、こうして、必要に迫られ覚悟を決めてみると、一つずつですができる様になっていくものなんですね。
そうしているうちに少しずつ、目も育っていき、材料も見つけられるようになっていく。
人の進化ってすごいです。笑笑。
そんなわけで、ブルーシートを敷き、モルタルを塗っていきます。
排水溝までの傾斜をつけつつ、少しずつ。。
息子がコテを作ってくれましたが、ゴム手をして、手の感覚でやった方がやりやすく、「自分のやり方で一つずつ。」やってみましたよ。
ムスメも「やりたい」と参戦。
早く終わらせたいところをグッと堪えて、興味を育てられるように寄り添ってみる。
子供のためにやっている様で、きっと私自身の忍耐力を育ててくれてるのでしょう。
でもペースを落として二人でやった作業はとっても楽しく、愛おしいお風呂になりました。
「大変さを家族が知ってくれてる」って嬉しいです。
一生懸命直したんだから、大事にしてよね、なんて言葉がなくても、みんなで大事にしたい思いを共有できますから。
3.暮らしの仕事を自分の身体で解決する力をつける=日々の不安が減っていくということ。
さあ、ブルーシートをボンドやコーキングで端に止めて完成。
数日乾かしてお風呂に入りましたが、見事、水漏れが止まりました!
さあ、あとはお風呂とトイレをつなぐかびた壁を剥がし、元通りに。
お風呂とトイレの壁もできる限り直しました。
こうして一つずつ対応していくことで、冬場の動物の侵入経路もわかります。
”小さなうちのいいところ“
”自分のうちの構造を知っている得“
は、何かってね、
「何かがあった時に自分で対応できること」
なんだと思います。
そうすれば、日々の中にある不安がまた一つ減っていくから。
ネズミさんが入りそうなとこは出来る限り直してみました。
トイレとお風呂もすっかりきれいに気持ち良くなりましたよ。
みんなで嬉しい気持ちでお風呂に入れる幸せ。
4.最後は換気扇
これまた大変でした。
もちろん換気扇はホームセンターにて。
ブツだけ(笑)買ったのであとは、換気扇カバーも含め手作りで小屋に設置していきます。
まずは換気扇を壁に取り付けるための箱を作ります。
天気も良く、おひさまも真っ直ぐ頭上に!
がんがんと音楽をかけて歌いながら波に乗って作業を進めていきます、笑。
箱ができたら壁に設置。
少し幅が合わなかったので、金属の壁も落とします。
初めてやったこれは流石に怖かった。
少しずつ経験ですね。
さあ、壁についたら外の雨よけをつけて外した外の壁を元に戻しますよー。
最後はプロの出番!
Yukiに配線をお願いして、念願の換気扇がつきましたー。
冬場は凍結のため、窓が開かず、お風呂の湿気をそとにだせなかったのでこれで3年越しのカビ問題がとりあえず解決しました😂。。
手伝ってくれたムスコと、ムスメに感謝しつつ、今までDIYをして来てくれたYukiにも改めて感謝の気持ちが込み上げます。
この暮らしで何が心地いいかというと、
“家族の気持ちが巡ること”
なんです。
何か問題があった時に、関わるのが一人だけじゃないので、裏の大変さをそれぞれが感じられるので、問題が解決するたびに
「ありがとう」
なんです。
今ここで暮らせてるのはそれぞれが頑張ってくれたおかげ。
まだまだ私の目に見えてない、それぞれが困難を越えてくれたお陰で暮らせる安心感もあると思います。
それを気付けるような心で生きていたいとこうしてまた思うのです。
助け合えること。
思い合えること。
沢山のありがとうと共に日々があります。
これでこの夏の作業は大方完成。
かかった時間はまる一月。
でも頑張った時間は家族みんなを成長させてくれたと思うし、それを超えて次に問題が生じても大丈夫という安心感がまた一つずっしりと、刻まれました。
人生きっと無駄なことは何もないんですね。
今日も読んでくださってありがとうございました。
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