はじめに
今年のシラカバ樹液、ちょっと例年よりも元気がなかった感じです。
今年はけっこう、計画的に色んな人(特に今年は、全国各地のメルマガ読者さんにも、と思っていたのですが)に分けてあげられるかなぁと思っていましたが、樹液の出が良くなくて、あまりお分けすることができませんでした。
3月25日:セッティング
タイから帰ってきて1週間。
去年は確か、3月30日ぐらいからセットしたらたくさんとれたので、今年はもう少し前からセットしておこうと、3月25日にセットしました。
シラカバにドリルで穴を開けて。
(この木は、開けた瞬間に樹液が出てきました。樹液の垂れている筋、見えますか?)
で、チューブをセット。
そして容器をセット。
こんなセッティングを、合計8か所にやりました。
樹液回収
樹液の回収、子どもたちも時々手伝ってくれました。
こんな感じで、とれた樹液を、18リットル容器に移し替えます。
たくさん樹液がとれた時は、このタンクがけっこうな重さになるので大変。
この状態で、敷地内の樹液を回収します。
敷地がけっこう広くてシラカバはいろんなところにあるので、重くなったタンクを運びながら、けっこうな距離を歩きます。
4月5日:樹液を東京へ
4月5日から1週間、東京へ行く用があったので、樹液をおみやげに持っていき、とても喜んでいただきました。
今年の樹液
なんとなくの記憶なので、あいまいなところもありますが、書いておきます。
3月25日:セッティング
その後、4月5日までは、8本の木から全部集めても、1日2リットルほどしかとれない日が続く。つまり、この間はほとんど出ず。
4月3日頃:あまりにも出ないので、穴の開け方が悪いのかと、全部のシラカバ、穴をあけてセッティングをし直す
4月5日~11日:ぼくは東京にいたのだけど、妻に聞いたところ、一日数リットルほど取れるようになってきたとのこと。
4月12日~16日:ようやく、例年通りの量が出てきた感じ
4月17日~18日:季節外れの暖かい日が続き、樹液が濁り、味が落ち始める。この時点で4本ほどの樹液の味が落ちてしまったので、この木からの回収は終了にした。
4月19日~21日:今度は一転、霜が降りるほどの寒い日になり、樹液の味が再びおいしくなる。
それ以降はもう、暖かさとともに味が落ちていく(つまりはマズくなってしまう)ので、今年はこれでもう終わりかなぁという感じ。
例年、五郎さんは家にある業務用冷凍庫いっぱいに樹液を保管して、1年を通して少しずつ使っていく。
去年はその冷凍庫がけっこうすぐに一杯になったのに、今年は冷凍庫がいっぱいになるかならないかの量しかとれず、でした。
そんな年もあるんですねぇ。
ちなみにこの写真は、去年の秋に切り倒したシラカバの切り株。
晴れの日にも切り株が湿っぽいなと思ったら、たぶんこれも、樹液と思われます。
樹液にたかる虫というのがいて、この切り株の周りにもその虫がたくさんいたので。
すごい生命力だなぁ。
暮らしが遊びで仕事で学びの、「遊暮働学(ゆうぼどうがく)」。こんな感じで、暮らしの中で遊んでますよー。
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