あ。
エンジンがかからない。。。
こうなったらもう、お手上げ。
プロに頼るしかない。
修理の電話しなきゃ。
って、なるじゃないですか。
車のバッテリー上がりが原因なら対処法わかる人もいるけど、
今回は、耕うん機。
畑を耕す、これね。
![耕うん機](https://permaculture-lab.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/08/IMG_20180717_090215.jpg)
さあ、畑を耕そうと思ったら、エンジンがかからない。
「いやぁ、まいったなぁ」
と言いつつ五郎さん、次々に分解して内部をチェックしていきます。
ちょっとうまく写真が撮れてないけど、
エアフィルター(だったかな?)を外してます。
右手が写ってるの、わかるかな。
![耕うん機](https://permaculture-lab.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/08/IMG_20180717_090222.jpg)
![耕うん機](https://permaculture-lab.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/08/IMG_20180717_090224.jpg)
スパークプラグ(かな?)。
![耕うん機](https://permaculture-lab.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/08/IMG_20180717_090228.jpg)
エンジンは、気化したガソリンに、このスパークプラグの火花で火をつけて、
その爆発力で動かす(ぼくの理解では)。
だからこのスパークプラグを外して、ほんとに火花が出るか確認。
ここで火花が出なかったので、すぐさま別のスパークプラグのストックを
見に行って、火花がちゃんと出る部品に交換。
スパークプラグのストックがあるのも驚きだし、
その部品がちゃんとこの耕うん機に合うのも驚き。
スパークプラグって、規格品だから、そんなに種類がないのかな。
だから別のを持ってきても、ちゃんと使えるのかな。
だけどまだかからない。
次に燃料用チューブを外す。
ちゃんと燃料が出てくるかチェック。
ここで驚愕。
![耕うん機](https://permaculture-lab.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/08/IMG_20180717_091141.jpg)
「あぁ、水、入っちゃってるわー、これじゃかからんわー」
え!?
この時は、燃料ホースを外して、燃料が流れてくるかどうかを確認しただけ。
なんと五郎さん、手触りだけで、水かガソリンかを判断していた!
言われてみれば、ガソリンは油の一種だから手触りが違う気もするけど、
そんな発想がなかった自分には驚き。
自分も真似して触ってみると、確かに手触りが少し違う。
うーむ、すごい。
これを知識・情報としてではなく、体感・経験として知ってるのがすごい。
ということで、燃料を全とっかえ。
次にキャブレター。
燃料と空気を混合するところ?
これも分解してチェック。
何をチェックしてるのか、よくわかりませんでした。
![耕うん機](https://permaculture-lab.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/08/IMG_20180717_091143.jpg)
ここまで、約30分の作業。
分解した箇所をすべて元に戻し、
「よし、いいぞ、(エンジン始動用のひもを)引っ張れ!」
ブルルルン!
すげー!
かかったー!
うーん、この時はほんとに感動しました。
日常の困ったは、なるべく自分で解決したい。
だけどエンジンがかからなくなったら、さすがにもう終わり。
修理に出すしかない。
そんな自分の今までの感覚を、見事に変えてくれた五郎さんの技術に、感動しまくりでした。
無事、その耕うん機を使って耕した畑。
![耕うん機](https://permaculture-lab.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/08/IMG_20180717_142657.jpg)
しょっちゅう色んな機械をいじってる五郎さん。
近くで見てたくさん技術を覚えていきたいと思います。
DIYや修理ができるようになると、消費だけの暮らししから、
生産する暮らしという選択肢が得られます。
これは、自立的暮らしに向けた大きな前進です。
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こんにちは、いつも楽しく拝見してます!
ガソリンと水を手触りで見分けるなんて、かっちょい~ですね。経験、体験はすごい!憧れます(笑)
直した耕運機にも愛着がわきますね。
よよよさん、いつもありがとうございます。
そうなんですよー、手触りで見分けるとか、かっこよすぎでした。
でも確かに触り心地は違いましたね。
ちょっとずつ、師匠のワザを吸収していこうと思います。