農家さんからいただいたお土産

1.丁寧なおはぎ。

こんにちは、嫁です。
今日は昨年一年間、美味しい野菜とお米を作ってくださった農家さんへ感謝の気持ちを込めて書いてます⸜( ´ ꒳ ` )⸝

旦那さんがお手伝いに行っている農家さんで11月末、昨年最後のお仕事を終えて帰ってきました。

「ご家族でどうぞ」
と、農家さんのお母さんが持たせてくれたお土産の包み。

子どもたちが嬉しそうに包みを開けると「お中元 うなぎおこわ」と書いてありましたよ。

うなぎおこわ?
って思いながら蓋を開けたら、丁寧にラップを敷いたうえに並んでいたのは色とりどりの、おはぎでした。

思わず見惚れしばしみんなで眺める。

こんなに色とりどりのおはぎ、私達は始めた見ましたよ✨😆

夜なので、一つずつ娘が半分に切っていただきました。

青のり
紫蘇
きなこ
(あんこも)

この包まれたもち米の中には丁寧にあんこが包まれていました。



仕事の丁寧さに圧巻でまた見惚れて。




お土産といえば焼き菓子かなんかで、「生クリーム、卵、バターを買いに行って、さあデザートを作りましょう。」というのが現代の感じだと私は、思っていたけれど。

これくらいの年齢の方って、家にあるもので、そう、ほとんど畑の恵みで、なんとも暖かさが詰まったものを作り上げてしまう。

もはやこれが魔法だなあって、しばし見入ってしまったんですよ☺️

農家さんの日々はがむしゃらに忙しくて、決して丁寧な暮らしなんてことは言ってられないと思う。

それなのに、こんなにも丁寧な仕事を面倒くさがらずにこなしている姿に、私はまた心から畏敬の念を抱きます。

大根をわざわざ干して漬物にするとか、
梅漬けの水分を飛ばすためにお天道さまに当てるのだけど、雨が降れば蓋をしてやってとか、
一年ありがとうって畑を手伝ってきた人に、おはぎをこさえて気持ちを伝えるとか、

暮らしのベースに家族を思う暖かさ、仲間を想う暖かさがあるからこその丁寧な仕事があるんだろうなあって想像しています。


2.丁寧な暮らしとは?

「本業に集中したいから、農家さんのお手伝いは来年は厳しいかな」

ときおり呟く旦那さんに私は声をかける。

「私たちが一番未来につなぎたいことってここにあるんじゃないかな。

こんな風に大先輩の姿から学ぶこと。

暮らしを大事にするとか、
大切な人にちゃんと想いを寄せるとか、
そんな生き方をしてきた方たちと居させてもらえるってすごいことだよね。

だからできる限り続けてほしいと私は思うし、必要なことはお手伝いするから頑張れないかな?」

農薬に頼らずに土と話をしながら、家族以上の野菜やお米を育ててくれる方達を少しでも支えること。

私たちの暮らしは自分たちがメインだけど、ここにお手伝いにゆくことで、誰かの笑顔を支えることができ、未来の地球を守っていくことにもなる。




味見のつもりが、夜にだいぶ食べてしまったおはぎ。
でも、子どもたちが今日のお楽しみに大事に箱の蓋を閉めて、ちゃぶ台の上で彼らが起きるのを待っています。

私が残していきたいのは「こんな丁寧な所作であり、周りを思う温かな気持ち。」だなってふと思った。

そんな素敵な人生の先輩と出会えたことに、近くに居てくださることに感謝がつきません。

時代の流れで「お土産は買うもの」という意識がついてしまっているけれど、自分もこんな風に動いてみよう。

我が家も丁寧な暮らしをするほどの時間の余裕はないけれど、丁寧な気持ちを持って暮らしを作っていたいし、人さんと一緒に過ごしたいなって改めて思いました。

「ご家族でどうぞ」
と言いながら贈り物を手渡す。
なんて暖かな文化があるのでしょうね☺️

♫♫♫ ⸜( ´ ꒳ ` )⸝

この暮らしを通して、我が子が、「触れ合うことのできなかったはずの世代の方たち」と出会えていることが大きな奇跡なのでしょうね。

また、大切にしていきたい文化を見つけました。

佐藤さんご家族へ。

今年もお世話になりました。
どうぞ良い冬をお過ごしください。

旦那さんへ。

今年も頑張ってくれてありがとう。
疲れて帰ってくるたびに、子どもたちが、「パーさん(ニックネーム笑)、お疲れ。」「パパ、ありがとう」と必ず口にしてくれて晩酌する時間。

木曜日はこの時間のためにあるんじゃないかってくらいの価値だったよ。

ありがとう😊

本当に美味しいおはぎでした。

無農薬米を作る大変さ

2021年4月11日

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