穏やかな秋の一日

2018年は初雪が降るのが遅かったですね。
今年は簾舞で、五郎さんご夫妻と共同で畑をやらせてもらってます。
人生で初めて、畑のある暮らしをさせていただいています。
タネを植えるタイミング、収穫のタイミング、お世話のしかたなど、まるっきりわかりませんでしたが、五郎さんご夫妻が丁寧に教えてくださり、初めてにしてはけっこう多くの野菜を収穫できています。

そんな初めての家庭菜園ですが、雪が降る前にぼちぼち片づけなければいけません。
10月下旬のある一日、五郎さんご夫妻と一緒に片づけをしたある一日です。

1. 最後の収穫

雪が降る前に片づけたいもの、色々ありますが重要なものの一つに、シカよけのネットがあります。
ネットを片付けるとすぐにシカが作物を食べてしまいますので、この日は畑にあった作物を一気に収穫しました。

1-1. 水菜などの葉物

これは9月下旬ぐらいに植えたんだったかな。
葉物は育ちが早いから、ちょっと空いたスペースに植えられる。

1年に何度もタイミングを変えて植えることで、春から秋まで新鮮な葉物野菜が食べられるんですねぇ。
秋に植えて秋に食べることもできるとは。

1-2. ダイコン、カブ

これも8月下旬ぐらいに植えたんじゃなかったかな。
2か月ぐらいでそれなりに大きくなってくれるんだなぁ。

自分の中では、作物は全て、春に植えて夏・秋に採るっていう思い込みがあったので、これもびっくりでした。

五郎さんご夫妻は長年、野菜は家庭菜園で採って冬はムロに保管することで、1年中スーパーでほとんど買うことはない暮らしを続けていらっしゃいます。
そんな経験から、1年中野菜をとり続けるいいタイミングを心得ています。
一緒に作業しつつ、そのタイミングなどのノウハウを教わっています。
ありがたいことです。

1-3. ゴボウ掘り

ゴボウ畑。

葉っぱはすでに切り落としてしまっているので、何だかよくわからないかな。
ゴボウは土の奥深くに根っこを下ろしていくので、収穫がとても大変。

だけど五郎さんの手にかかれば。

五郎さんの手足となる、五郎さん得意のパワーショベルの登場です。
ショベルでゴボウを土ごと一気にすくい取ります。

すると、いとも簡単に収穫ができます。
スゴイ!

箱一杯にゴボウが収穫できました!

これはこのまま土をつけておけば、そんなに気を使わずとも長期保存ができるようです。

1-4. キャベツ

今年の北海道は、どこも不作のようです。
五郎さんも、こんなに野菜がうまくできない年は初めてだとおっしゃっています。

そんな凶作の中でもうまくいった野菜の一つがこの、キャベツ。

9月の台風で倒れてしまって、一見ダメになってしまったようにも見えますが、根っこはちゃんと生きていて、それ以降も順調に育ってくれていました。

キャベツは、もう少しだけ撤去せずに置いておく、ビニールハウスの中へ移動。

少しでも長持ちしてくれるように、こんな感じで植え替えておいてみました。

2. シカよけネットの撤収

こんな感じで最後の収穫を終え、シカよけネットの撤収です。
ちなみにさっきの写真ですが、バックに青いネットが張ってありますよね。

これが畑の周りをずっと覆っています。

外して伸ばすとこんな感じ。

なげー。
これが2枚分あって、畑を囲っています。
五郎さん、このネットを10年以上使っているとのこと。
丈夫で助かってます。

しかも丸めるとこんなにコンパクトに。

これは使い勝手がいい。

3. 豊かな食卓

こうして五郎さんご夫妻と一緒に畑作業を終えたわけですが、

「夕飯、すき焼きにするかい?」

と声をかけてくださり、夜は五郎さんご夫妻と我が家と宴会モード。

たまにお邪魔させていただく五郎さんのおうち、子どもたちも大好きで、めっちゃ長居したがります。

すき焼き!

その日収穫した野菜が入っています。
すき焼きなので、お肉に卵をつけて食べますが、その卵はうちで飼ってるニワトリの卵!

農作業を終え、自分の手の届くところで採れた食材を大勢でいただくのは、なんとも豊かな気分でした。

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