穏やかな冬の日々

1. 結局、コンテナハウスは寒くないの?

すっかり冬が本格化しました。

11月末、いよいよ寒くなってきたとき、やっぱりこの断熱のない家はかなりヤバいのではないか、と焦りましたが、雪が積もってきて、その雪を家に寄せるたびに、雪断熱の効果を発揮してきました。
断熱のない壁、全体から迫ってくるような寒さが和らぎ、薪ストーブの熱が家の中にとどまりやすくなった感じです。

今では、大体普段の室温は18度ほど。

寒さを我慢しなければならないような状況は、かなりなくなってきました。

そうはいっても断熱が弱い分、昼間に出かけて夜に帰ってきたとき、家族全員が8時間ほど熟睡して薪ストーブの火がすっかり消えていた時などには、室温が3~4度まで下がりますね。

そのときはさすがに寒いですが、30分もすれば徐々にあったまってきます。

タイの年末年始に経験した、逃げ場のない、耐えるしかない朝晩の寒さに比べたら、実はこちらのほうが全然緩いなと思いますね。

とにかく、恐れていた寒さがそれほどでもないことがわかり、ほっと一安心している今日この頃です。

2. 朝の薪運び

うちの薪置き場A。

薪小屋の左にあるのは、切って薪にしようと思って立てかけておいた廃材。
雪が降って作業がしにくくなって、そのままになってます。
とりあえずこれを切らなくても、薪は何とか足りそうな気配。

こちらは薪小屋B。 

この二つの薪小屋の薪で、いちおうこの冬を乗り切るつもり。

大体一日に使う薪の量は、農業用コンテナ二つ分。

一日に使う量がわかってきたことで、来年からはもっと計画的に薪の準備ができそうです。

3. 保存野菜

今年の冬は、秋にとれた野菜を保存して使うことで、1年を通して野菜をスーパーで買わない暮らし、に挑戦中です。

五郎さんに聞いても、南幌の佐藤農場さんに聞いても、今年は凶作の年だったようで、とれる野菜は少なかったとのこと。

ですが、佐藤農場さんでのネズミにかじられて商品価値のなくなったカボチャなどを譲っていただいたこと、 

五郎さんと一緒に作っている畑で、比較的多めにとれた寒玉キャベツ(冬に保存しやすい)、

そのほかにも、うちで採れたごぼう、佐藤農場さんの大根、バイオダイナミック農場の岩見沢の星耕舎さんから玉ねぎをお願いしたりして、今も買わずに何とかなっています。

4. 除雪

広い敷地とともに暮らす山暮らし。
敷地内の道路などもあるので、さすがに除雪は手作業では限界がありますので、除雪機を使います。

五郎さんに教えてもらって初めて使う除雪機は、感動的な威力。

一気に除雪が終わります。
化石燃料と現代文明に感謝しながら、除雪をします。

いずれはこのエネルギー源も、再生可能エネルギーにしていきたいところですね。
考えることがたくさん。
今度五郎さんに相談してみよう。

5. シカを食べる

いつも親しくさせていただいている五郎さんの自給仲間のMさんより、シカ肉をいただきましたー!

切り分けて、にんにくの薄切りをのせたもの、ちょうどいい量を分けていただきました!

いずれはシカをとって食べるなんてこともやってみたいよねーと家族で話していたのですが、「分けていただく」という想定外の方法で、ぼくらの夢がかないました。

こんなご縁に本当に感謝です。

赤身の多いシカ肉。

おいしかったー!

食べてみてわかったこと。

「いずれはシカ肉をとって食べたい」

と思っていたけど、食べられるなら自分でとらなくていい、というかむしろ、こうやって分けていただいてそれを食べさせてもらうのが一番いいな。

自分たちのやりたいことは、

「シカ肉をとって食べる」ことではなく、「ただ食べたいだけだった」

ということが、正直な思いとしてわかりましたw

6. みんなで夕飯

五郎さん夫妻やエコロジー村の皆さん。

たびたび、夕食をご一緒させていただいています。
ぼくらはもちろん、子どもたちもこの「みんなでご飯タイム」が大好き。
家族以外の人とご飯を食べる経験をさせていただいているのも、本当にありがたいです。

 

薪ストーブと火鉢を日常的に使いこなす五郎さん夫妻。 

みんなと一緒に飲むお酒もサイコー。

というわけで、今日は過酷な場面じゃなくて、わりと穏やかな場面を集めて紹介してみましたw

穏やかな秋の一日

2018年11月18日

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