タイのサンドットさんが運営する、パーマカルチャーファーム、サハイナン。
この年2017年は、15年、16年に続いて3度目の長期滞在。
この年は、前の年に自分たちで作った家に寝泊まりしながら、その家をさらにグレードアップしていくことがメインの仕事です。
これまでにキッチンが完成し、次は屋根を拡張することにしました。
30日目〜また英語インタビューとりました
新年明けましたね。
サハイナンでは、今日から10日間、パーマカルチャーコース期間です。
今月の受講者は3人。
畑を作る実習や、水について、土について、エネルギーについてなどを学び、最後にパーマカルチャーファームの設計をして、そのプレゼンを行います。
それとは別で、うちらと仲よくしてくれたフランスのジュリアンさん(男性です)が今日帰ってしまう。
だから帰る前に、今回も収録しました、インタビュー。
テーマは、あなたにとって「パーマカルチャー」とは何ですか?
インタビューはこちらからお聴きください。
ここがぼくの収録スタジオです。
サハイナンの水タンクの上です。
ジュリアンさん。
サハイナンに来た理由や、彼にとってのパーマカルチャーとは?といったことを聞いてみました。
そしてお別れ。
息子ともハイタッチしてくれてます。
あ、今日の仕事は、一昨日切り倒した木の運搬、なんだけど、必要なのは柱用の幹の部分。
だからその前に、余計な枝を切り落とす仕事を。
またまた赤アリに30箇所ぐらい噛まれながらの作業。
修行は続きます。
赤アリって、枯れ木や落ちている竹にたかるようです。
そして、人間がいるとかなり速いスピードで靴に乗ってきてそのまま上に上がってきます。
服をつたって、首すじなどの肌の露出部に来るとガブリと噛みつきます。
我慢はできるんだけど、立て続けにやられると心が折れてきます。笑
いきなり作業すると、その辺に落ちている枯れ木や竹から次々に体に登ってくる。
だからまずは周りの木や竹の掃除から。
屋根を作ろうとしているのに、なかなか屋根を作るところまで到達できません。
屋根を作るための木を切り、その木を運搬するために余計な枝を払うんだけど、その作業をするために、赤アリに噛まれないように倒れた木の周りを掃除するという。
今日もゆっくりゆっくりの作業です。
31日目〜柱が重すぎるんですけど…
一昨日切った、屋根の柱に使う木。
これを40メートルほど先の建築現場、ていうか家まで運びます。
重すぎてこのままでは運べないので、ここでカット。
カットっていう言葉ほど簡単にはカットできません。
こうやって上からノコギリで切っていこうとすると、ノコギリの刃が挟まれて途中で動かなくなります。
だからこんな感じで下から切っていかないといけません。
そしたら切り口が開きながら切れていくので。
切れた柱を、ロープをつけて引っ張ります。
だけど、ほとんど動かない…
40メートルほど移動って言ったけど、ここ、崖下だから、かなりの急坂を登らせなきゃいけないんだよね。
悪戦苦闘しながら、数時間かけて、5メートルぐらい運びました。
全然動かなーい。
どうすんだ、これ?
今日は珍しくご飯作ってみました。
いつも妻とかみんなに任せっきりだけど、今回はちょっとがんばってみましたよ。
ほめてー。
32日目〜屈強な男子たち
昨日、数時間かけて10メートルほどしか移動できなかった柱。
それを見かねてか、サンドットさんがみんなに声をかけてくれて、柱を立てるのを手伝ってくれた。
今、屈強な男子たちが数人来ていて、彼らの手にかかれば一瞬でした。
3本の柱をみんなで5分ほどで運んでしまったようです。
しまったようですというのは、自分はその間、シロアリよけのために柱にかぶせるビニール袋を買いに行ってました。
そして、写真を撮る暇もなく、3本の柱を立ててくれました。
一本は自分で立ててみたいと思って自分で運んでみたわけだけど、それは無理なことがわかりましたわ、今回。
柱はみんなで立てるものだということがわかりました。
そしてもう一つ。
柱が低すぎました。
高い方がいいことはわかってたんだけど、高いと木を探すのも大変、運ぶのも大変だから、低くても仕方ないと思っていた。
だけど柱はみんなで立てるものって最初から考えていれば、もっと高い柱を立てて、屋根を高くして、家の中の使えるスペースを広げられてたな。
まあ、経験だねって言われました。
昨日から、日本語を話せるオランダ人が来ています。
なじみやすい。
一緒に畑から野菜取ってきたり。
そして夕方はカオプー(肥料用の牛のフン)を取りにとなり村へ。
そして更に我が家用に注文していた藁屋根を乗せて、その上に人が乗って。
このまま20分ほどのドライブ。
かなーり大変でした。
ハードワークの1日でしたが、おかげで一気に屋根づくりが進みました。
ラジオ収録しました。
今回は一人で日本語での収録です。
テーマは、「師匠からは技術だけでなく〇〇を学ぶ!」
こちらからお聴きください。
(この記事は、2018年1月1日、2日、3日のブログを再編集したものです)
このタイでのパーマカルチャーファームでの暮らしが元となって、現在も山暮らし・遊暮働学のライフスタイルを実践的に研究しています。
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