山暮らしを始めるにあたり、同時にニワトリも飼うことに決めました。
以前までの記事はこちら。
その1
その2
その3
その4
コンクリートを発注
ニワトリを飼うにあたり、ニワトリ小屋の準備をしています。
その際、重要なのは、絶対に野生動物に侵入されないこと。
野生動物は、小さな穴から侵入したり、時には土を掘って床下から侵入してくることも。
絶対に侵入を許さないための五郎さんの妙案により、
床はコンクリートで固めることにしました。
セメントと砂と砂利があれば、コンクリートを自分で作ることができます。
今年、タイでも、この方法でコンクリートを使って水洗トイレを自作しました。
だけどニワトリを迎える日が、もう迫っています。
今回は時間がないので、なんと、
個人でコンクリートミキサー車を手配することにしました。
とはいえ、これも、初めてのこと。
五郎さんの勘では、
「あそこの生コン業者のところにお願いしたら、やってくれるんじゃないか?」
と言って、ちょっと手配してきてくれとのこと。
だけどその場所は、見るからに業者専用。
外観からは、とても個人を相手にしてくれる雰囲気ではありません。
あまりに寄せ付けない雰囲気(自分がビビッてただけかも)で、
10分くらい、入るのを躊躇してしばらく観察していました。
だけどそんなんじゃ埒が明かないので、意を決して事務所へ。
その事務所、お客さま窓口的なものはなく、いきなり事務所感満載w
明らかによそ者の自分。
仕方ないので、「あのー。」と切り出し、個人で発注可能かを聞いてみる。
だけど外観とは違って社員の方が、えらい丁寧な対応。
全然問題ないよう。
無事、手配が完了し、ニワトリを迎える二日前に来てくれるという。
コンクリートが乾く時間を考慮すると、超ギリギリ。
コンクリートミキサー車が来た!
そして当日。
やってきました、コンクリートミキサー車!
よく見かける車だけど、自分たちのためだけに来てくれたと思うと、
けっこうビビりますw
そして、小屋の窓を外して、コンクリートミキサー車をギリギリまで近づけます。
小屋の中からみると、こんな感じ。
写真では伝わりにくいけど、ド迫力。
そして、投入。
この動画は、一番最初だから、試し入れ。
実際は、もっとドバドバと大量に入ってきて、顔にもコンクリートが飛び散ってきましたw
動画も写真も撮ってる余裕、全くなし。
そして、固まる前に、急いで床全面を、均等にならさなければいけません。
五郎さんの息子さん、純さん(ドラマ「北の国から」より、勝手に名付けたブログ内の
ニックネームですw)も助っ人に駆けつけてくれて、一緒にならし作業。
液状のコンクリート、扱いやすいように見えて、チョー重い!
「ならす」という表現からは想像できない重労働。
スコップですくって隅々までコンクリートを送り、最後に͡コテでならしました。
やっている時は大変でしたが、結果、トータルは30分ほどの作業で完了。
これまた何でもできちゃう強力な助っ人、純さんのおかげで、作業が超スムーズでした。
大量の砂を手作業で入れる
翌日、コンクリートがちゃんと乾いて、頑丈な床ができました。
どう見ても、野生動物は侵入できません。
とりあえずは安心です。
だけどまだ終わりではありません。
ニワトリは、砂浴びによって体をきれいにするとのこと。
コンクリートの上に、砂を敷くことにしました。
ということで、前回砂利を敷いたときのように、今度は砂を手作業で敷きます。
入口付近まではトラックで運搬してこれますが、ここからは手作業。
これまた1時間以上かかる手作業。
だけど、砂は砂利やコンクリートに比べてまだ軽くて扱いやすく。
雪かきをするぐらいの労力で、全面に砂を敷くことができました。
さあ、いよいよ次の日、ニワトリを迎えます!
今回、大量のコンクリートを個人で発注できることがわかり、
DIYの幅(大量のコンクリート発注がDIYの枠にとどまるかは疑問ですが)がまた広がりました。
DIYは、自立的暮らしに近づくための大事な要素の一つです。
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