■目次
1.服作りのキッカケ
こんにちは。
嫁です😌
今日は私の服作りの話を少しさせてくださいね。
私が服作りを始めたのは今から6年前。
学生時代の家庭科以来のミシンでど素人だった私。
そんな私が家族全員の服を仕立てるようになるまでの流れをお話ししてみようとおもいます。
ミシンを踏むようになったきっかけは、7年前、体調を崩して寝込んでいた頃、そけい部(足の付け根)を締め付けない肌着である「ふんどしパンツ」に興味を持ち、お友達から頂いた古いミシンを使ったのがきっかけでした。
ネットで作り方を調べ、縫ってみたらとっても楽しくて、そのあとすぐに、そのミシンが壊れてしまい、「少しだけいいミシン」を相棒にしたのが大正解で、この子の持ってる馬力のお陰で作りたいものを色々縫うことができたのです。
ミシン屋のおばちゃんが言っていた「お道具は大事よ。」という言葉は単なるセールストークではなかったのだと実感しました、笑。
好きならば、投資して、
「ちゃんと使える道具を手に入れる」
って大事なことだと学びました。
それから独学で6年。
色々と作ってみたい好奇心から、トップス、パンツ、肌着、アウター、鞄、帽子、ポーチやお人形など、色々仕立てました。
それを経て、今では家族の日常着程度であれば、自分で仕立てられるようになりました。
そんな私の学び方も、どなたかのヒントになるかもしれないと思い、まとめてみることにしましたよ。
2.服作りを始めた頃。
娘の服を作ってあげたくて、型紙付きの書籍を買いました。
今でこそ、この二冊は特にお気に入りで、型紙を写して使っていますが、初めはこの
「型紙を写す」
という作業が億劫で、一つだけ作った後は、本をしまい込んでいました。
作り方の行程も、本を首っ引きでしたから、何サイズものパターンが一枚の型紙にあるものから、娘のサイズを選び取り、パーツごとに、うつし紙に写しとって切り取るだけでかなりの労力を要しました。
そうしてそこから一つずつ、言葉を調べつつ、本を見ながら作り上げていくのはそれなりのハードルがあったんですね。
3.私の服作りの先生たち
そんな時に、インターネット上に型紙屋さんがあることを知りました。
オリジナルのパターンを作り、サイズごとに型紙と仕様書(作り方のレシピ)をセットにして売ってくれているのです。
そちらを購入してみましたら、自分に必要な情報だけをピンポイントでくれるので、一つ一つがサクサクと進み、一枚の布を立体に仕上げていくことの楽しみに没頭することが出来ました。
私の服作りの一番最初の先生は、そんな型紙屋さんのパターンナーさんたちでした。
わからないことも問い合わせると教えてくれるので、それから数年は、欲しいパターンを購入し、それを作り続け、好きなパターンナーさんに絞られていく、という感じでした。
パターンショップにより、仕様書(作り方のレシピ)の細かさも違うので、
このお店は、基礎からの勉強用に、
あのお店は、ステップアップで好きな形を作るために、
と、使い分けて利用するようになりました。
学校に行く代わりに、実践で投資をし続けて6年。
今は、息子服を仕立てたり、
娘服はもちろん、自分の服も色々と。。
旦那服も作ってみたら、できるものですね。
4.なるべく天然繊維で作りたい。
でも現代の恩恵も取り入れながら、今の暮らしに合ったものを身につけていきながら。
天然繊維を使いたいな、そんな思いももっています。
なぜかというと、タイの田舎にいた頃、ゴミを燃やすことがあり、化繊の生地を燃やした時のことがいつも頭にあるから。
天然繊維は灰になって崩れていくのですが、化繊は強い匂いを放ちながら、ドロドロに溶け始め、いつまで経っても残ったまま。挙げ句の果てに、溶けた石油が、地面の土とくっつき固まって、どうしようもない存在感でそこに残っているのです。
それを目の当たりにして、嫌だなって思ってしまったんです。
自分の敷地の外でも、「こんなどうしようもない状態のものを燃やすのは、私は嫌だな。」と。
聞くところによると、焼却上にいった化学繊維は、焼却場の燃焼率を上げてくれるのである程度はいいみたいだよ、ともききます。
でも、ある程度でいいならば、私が出さなくても十分。
天然繊維の方が気持ちいいこともあり、今でもまずは天然繊維(綿やリネンなど)で出来ないかな?と生地を探します。
リネンも少し高いですが、フワッとした感じが大好きなんですよね。
そうはいっても、天然繊維だから素晴らしいか、というと染めによる環境汚染もあり、一概にいいとは言えないとは思いますし、北国のアウターはスキーウエアのようなしっかりしたものも必要ですから、今の恩恵にも感謝しつつ、選ぶようにしています。
そうして、今の家族一人ひとりの暮らしに合うスタイルかを頭の片隅において、自分が納得いくものをしててています。
いただいた生地をリメイクしたり、自分で選んだり、小さいものも含めたら6年で300着ほどは仕立てたでしょうか。
日常に使えるものを仕立てたかたったので布ナプキンも作るようになりました。
一番最初に、ミシンが壊れた段階で、入園グッズレベルより上の、ある程度のものは縫えるミシンを購入したおかげで上達していきました。
数をこなしたことも、経験値が上がってよかったかな。
今でもそうですが、私は、家族が着る物に関しては、長くても「3時間以内で作れる型紙を選ぶ」ようにしています。
これから始めてみようって方にお伝えするとしたら、ここも欠かせないポイント😉
5.これからお洋服を作ってみたいって方へ。
「どんな風にやったらいいかな?」
って、私がお友達に聞かれたとしたら、きっと
「型紙と布がセットになってる物が、始めやすいよ♪」
とお伝えすると思います。
最初の方で見ていただいた私用のベストの写真は、実は布とパターンがセットになったものを購入しました。
生地屋さんで直接手に触れて買うこともできますが、今の生地選びはネットショッピングの方が選択肢も広くて楽しいんです。
「綿100パーセントで」などとこだわると、実店舗ではなかなか買えないところも多く、私はネットショップでお気に入りのお店を見つけるまでにだいぶ探しました。
まずはプロのパターンナーさん、布屋さんの感覚で、型紙にあう布をセットしてもらったものから、目と手を慣らしていく方が断然近道だと思います。
そして、作り方につまづいた時も、アドバイスをいただけますから、十分な勉強になると思いますよ😉
そうして仕立てていくうちに、仕様書(作り方)をみなくても、頭に地図が描けるようになっていきます。
私はパターンとは別に、安い生地屋さんで布を買っては、型紙といまいち合わないことが何度もありましたから、生地の勉強をして、感覚と目と手に覚えてもらうことはとても大事だと感じています。
布の裁断だけ間違わなければ、大きな失敗もないと思いますので、この「型紙と、生地のセットからスタートする方法」がとってもおすすめです。
一枚の布が立体になっていく楽しみも最高。
自分で仕立てたお気に入りの服で過ごす日常も最高。
なんでもない日々が、自己満足の魔法でとっても嬉しい物になってゆきます。
もし、この方法がご自分に合いそうだって方がいらしたらぜひ、おためしくださいな。
楽しんでできたら、少しずつ上達していきますから、楽しみもまた増えていきます。
もちろんお裁縫に限らず、好きなことを少しでも取り入れ、満足をする経験を味わえたら、日々の何気ない楽しみが1分でも増えていくとおもいます。
そんなみなさんの日常が今よりわずかに楽しい時間が増えますように🙏
「今どきお下がりなんてもらってもらえないよね」と、思われる方も多いですが、私はとっても嬉しかったです。
胸の名前の刺繍も当て布をして縫い直し、その後は直すことなく息子は一年きたおしています。
よかったー。
素人のお直しにはなりますが、子どもたちはよく動くので見た目も問題なし😉
(お下がりの制服をうまくつかいまわしたいな、ってお友達がいたら、近くでしたらお直し屋さんもやろうと思いますよ。買ったら5万円ほどの制服が、数千円で済みますよー、笑。)
読んでいただいてありがとうございます😊
衣食住という暮らしの、「衣」も自分で作ってみる。妻にとっては、服作りは遊びでもあります。でもそれは、暮らしの中の仕事にもなっています。そんな「遊暮働学(ゆうぼどうがく)」のライフスタイルで生きています。遊暮働学の実現方法について、無料のメール講座で解説しています。興味のある方は、下のフォームからメール講座をお読みください。メールアドレスだけでも登録できますよ。