お餅でおかきを自給〜冷蔵庫なし生活8年目の我が家の暮らし

こんにちは、嫁です😌

1.我が家の食卓と農家さんとのお付き合い。

突然ですが、みなさんは、どこからお米を購入していますか?
我が家は10年ほど前からずっと、農家さんと直接年間契約をして、毎月、送ってもらっています。
どんな方がどんな思いで作ったどんなお米かがわかり、より美味しく安心していただけるこの心地よさが好きで、ずーっとこんな風に届けていただいたお米を食べています。

偶然にもご縁があって、それまでに食べていたお米農家さんにYukiがお手伝いに行くようになり、

田植え、畦の草刈り、もうじき収穫だよ、

と、そんな畑の「今」の話がお家で飛び交うようになり、新米の時期が近づいてくるとワクワクだけでなく、一年の感謝と共に、待ちわびるようになった季節。

畑が見える、ってきっと、こういうことなのですね。
家族それぞれが、農家さんの御苦労がわずかでも想像できるようになり、感謝と共に毎日、ご飯をいただいています。

人様の想いや暮らしの背景を想像する力も、こういうところからもついていくのでしょうね。

2.お米の消費量が減っているらしい話

グルテンフリーなどという言葉が聞かれるようになったこの頃でも、
お米の消費量が減りつづけているそうです。

2020年には1962年の半分の量まで、消費が減り、今は、パンの購入金額の方が高くなっているというデータもあるとか。

我が家は山の麓の方にあります。
国道から我が家まで登ってくる途中に、50年前は田んぼだった地域があることを去年知りました。

畦道のような形が残っており、木々が無造作に生えているのを不思議に思い地元の方に聞いてみたら、

「ずーっと田んぼだったんだよ。」

って教えてくれました。
こんなにそばに田んぼがあったなんて、何て豊かだったのだろうとふっと想像してしまいました。

これだけの田んぼがあれば、何かが起こっても、地域で助け合って食べていくことができると想像したのです。

また、別の方が話してくれた言葉も時折思い出すのです。

「俺が子どもの頃は、貧しかったけど、ひもじくはなかったんだ。
腹減った、っていうと、お袋が畑からにんじん取ってきてくれて、割烹着の端で拭いて渡してくれて、それを食ってなあ。。」

って。
自分で食べ物を作るからこその安心感。
自分の目に見える様な地域で植物が育っていることの安心感って何者にも変え難いのではないかと想像しています。

3.お米のおやつを探してみた。


我が家は、6年前、娘のアレルギーをきっかけに、ご飯食になりました。
代替食も色々出ていますが、家族で囲む食卓はできる限り、同じものにしたいなと思ったので、

最近でこそ、パンを少しいただくようになりましたが、ご飯の文化っていいな、おやつもご飯を使う方法はないのかな、ってこの数年、ずっとアンテナをはってきました。

そうして見えてきたこと。
我が家はコロナ前まで、タイに住んでいる時期がありました。
タイでは小麦は育てていません。
今でこそ、商店で売ってはいますが、米粉(もち米粉、うるち米粉)の方が多いです。

たいのおやつはお米や米粉を使って、ココナッツと合わせたり、フルーツと合わせたりと、七変化します。

甘いココナッツで炊いたもち米は、ココナッツアイスに添えられることもあります。
他にも、、、

「カオニャオマムアン」
甘いココナッツで炊いたもち米にマンゴーを添えた物。
私たちで作った物なのでパパイヤやらバナナやら入ってますが、本当はマンゴーだけです、笑。屋台で買えます♪

「カオラーム」
竹筒でココナッツミルクともち米を炊いたもの。

「グルアイ トート」
バナナの天ぷらです。衣は米粉。

お餅の中に緑豆餡の入ったものや、たこ焼きのような焼き台で焼く、カノムクロック。
甘いココナッツミルクにネギのみじん切りや、コーンが入ってるのですがこれもオイシイ。

さすが、アジア。お米の可能性にワクワクです♪
ちなみにタイは麺の種類が豊富で、大まかに、米粉麺だけで4種類、他にも卵入りの小麦の麺や、春雨も麺の一種。ヌードル屋さんに行くと、まずは麺から選ぶことができます。

さあ、日本に戻りましょう♪

日本にもありますよー。

まずはお煎餅。
おかき。
大福。
おはぎ。
お団子。
五平餅。

そして、おやつではありませんが、ジャポニカ種だからこそ、美味しいのはおむすび!
やっぱりタイ米はおかずと一緒の方が美味しいし、お米そのものはボソボソとしているので、お米を味わう、っていう感じではないのですが、ジャポニカ米ときたら、しおで握っただけでおいしい(^-^)

あ、でも、北部の方の文化であるカオニャオ(タイのもち米)に関しては、ヨーロッパの旅行者たちは大好きですけれどもね。丁寧に蒸した、調理法でもち米の甘みが引き立ちます。

そんなわけで、お米のおやつを自分で作ってみることにしました。

4.お米で作るおやつその1「お餅でおかきを作る」

お正月のお餅と一緒におかきの生地を作りましたよ。
冷蔵庫なしの生活をしているので、「常温保存のできるおやつ」というのが我が家の鉄則です♪

おもちをつきます。
餅つき機をお借りしたので、ヨモギ、ごま、豆、のし餅と、たくさんつきましたよ。

ついたら丸めて、一晩置いて、薄くカットします。

そしてストーブの上のお手製ザルの上で干します。

毎日ストーブに火入れをしてるので、すっかり乾くまで3日ほど。
乾いたら、乾燥剤と一緒にジプロックに入れて保存します。

もちろん、そのままおかきも作りましたよ。
油で揚げて。(今日は豆餅)

塩胡椒をパラパラ。。

スケートに行く娘のおやつに。

我が家では、市販のおやつの袋をこうしてリユースしてます。
そのまま捨てちゃうのがもったいないですし、こうして子どもに持たせるのにちょうどいい、袋として使えてとっても助かります(^-^)

もちろんさつまいもとお砂糖は入ってません、笑。
そして市販のスナックみたいで面白くて笑えます。

ちなみに焼いてもたべれます。
その時のお好みでどうぞ。

実はこのお餅つきで、おかきのほかに、凍み餅用のお餅もつきました。
子どもの時数回、食べて以来の、初めての挑戦です。

こちらは外の箱に入れておいて、大寒になったら干してみようとおもいます。
また「お米で作るおやつその2」をレポートしますね。

北の国から丁寧な暮らしを目指して

2021年1月16日

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