我が家の小さな脱プラライフ

1. 脱プラスチックに向けて

こんにちは。
嫁のSaeです。

いつも長い本文にお付き合いありがとうございます。
今日は、我が家の毎日の暮らしの一コマをお伝えさせてもらおうと思います。

1−1.脱プラのこと

きっとみなさん、それぞれがすでにしてらっしゃる脱プラのこと。
わたしも興味を持ってきました。
なのでなるべく使い捨てのプラスチックは避けていますし、お洗濯や食器のスポンジで出るというマイクロプラスティックも避けたくて、お洋服は素材のわかるもので仕立てています。

北国ですからどうしてもアウターは化繊混でないと寒いということもわかり、そこのところの素材も研究しながらお洋服のお仕立てをするようになりました。
アウター以外は起毛のスウエットを使ったりすればコットンでも十分に温かく、天然素材を上手に使っていけるように考えながら仕立てています。

ニットもアクリルが多いので、レッグウオーマー等、コットンのスウエットを使いますし、食器洗いのスポンジもホームセンターの園芸コーナーの麻でいけちゃいます。

お家で使う箸も手作り。
こんな風に、自分の暮らしの中にあるもの一つ一つを見直して、変えていけるようになったのはジャングルで暮らしてみた経験が大きいなあって思い返して感じています。

ライフラインのない生活を体験するのではなく、そこで共に暮らしを営んでみる。

時間をかけて「頭」ではなく、「身体」に染み込ませていくということを繰り返してきました。
わたし一人ではなく、家族共に。
共に暮らしている人同士で、同じ環境で過ごすことがとても大きな意味をなすんですよね。
感覚と足並みが自然と揃っていくという経験を、そこでしました。

ライフラインのない暮らし、プラスチックのない暮らし、助け合う暮らし。
わたしの今までの日本での環境でこれをしっかり経験することは、自分の性格からしても無理だったんですよね。

1−2.習慣がないと難しい

環境のことを意識して、プラの使用を控えてみたり、自分の足で歩くようにしてみたりしたけれど結局長くは続かないのです。
あるのがあたりまえの中で暮らしているから、そういうことに頼ることに慣れていて、結局、急いでいる時にふとミツロウラップからラップにもどってそのままとか、歩こうと思うだけで、乗り物に頼ったりしていたんですよね。

環境にいいから、という漠然とした考えでやっていたので、それを使うことでのメリットをいつも探していて、それを使うことでいいことをしてる気になってる、っていうのがモチベーション。。
プラの代わりになる「環境に良くて便利なもの」を常に探している状態だったような気がします。
便利に慣れていたので、使いずらいのは使いこなせなくて、習慣になる前にいつもの当たり前に戻ってしまっていたんですよね。

人は、習慣が付かなければ、結局、楽な方に流れて行ってしまうんだって思いしらされました。。

1−3.ライフラインの無い場所で

だから、ライフラインのない場所に身を置いてみるというのは、大きな経験でした。
思い切っていつもの習慣の使えない環境にしてみたら、自分で、自分の身の丈にあったやり方を考える習慣がついてきたのです。

「あるのが当たり前だとおもっていた」ことをしっかりと認識して、ない暮らしを時間をかけてしてみる。
そこで自分がどれだけ「便利」であることを当たり前に思っていたのかを、毎日痛感しました。

そうしてみたら「あることへの感謝」が手に取るように見えて、「ないけれども、そんな現状をうけいれて暮らしていく行動力」を発揮してる自分も見えてきたんですよね。

そんな風にできるようになって、何かを便利なものでカバーするのではなく、経験してる方を参考に自分で知恵を生み出していけばいいんだ、っていうことにも気づきました。

2.モノの少ない暮らし

2−1.冷蔵庫もなくしました

そうして日本の生活で冷蔵庫もなくしました。
その日に食べきれる量だけ作ればいいんです。

まともにする買い物も2週間に一度くらい。
どうしても今欲しいっていう思いをコントロールする習慣をつけておけばいいんです。

ムスコがおやつを作る材料がほしくてどうしても買い物に行きたければ、片道2時間、(わたしが運転できないので)歩いてスーパーに行くこともあります、笑笑。
歩ける身体があることがありがたいこと、だからその身体を使えばいいんです。

我が家で使用している照明の数も少ないです。
そんなにどこもかしこも明るくする必要はないって知ってるから。トイレもお風呂もそれなりでいいんです。

2−2.我が家のお皿はこれが全て

ちなみに我が家のお皿はこれが全て。
ちょっと可愛くしたいなって思ったら熊笹を敷いたり、紅葉をつんできたり、野の花を添えたりしています。

冬は熊笹しか無くなっちゃいますが、笑笑。
これもまたいいなあって思っています。

2−3.知恵をうみだす

そしてね、変化を恐れない、面倒くさがらない。
変化をしても自分がその時から知恵をつけて生きていける力があるから大丈夫だし、知恵をうみだせる自分の発明家である部分がたのしい、って、何度もトレーニングしてもらって今があります。

我が家はミツロウラップが使えません。
氷点下になることもしょっちゅうだからミツロウが固まって割れてきてしまうから、ならば使わない、という選択をしています。
そこから得た知恵で暮らしています。

熊笹でおむすびを巻いて新聞に包むのが我が家流。

こちらはかぼちゃ団子。

お友達のお家でコンロですぐ焼けるようにもって行ったんだけど、くっつかないようにラップの代わりに熊笹を間に敷いています。
結局お皿を忘れたのでこの熊笹をお皿にして出しました。

リサイクルショップで漆のお椀を見つけたのでいかが?って言っていただいて、一緒に購入させていただいた蓋つきのお椀。
蓋がお皿にもなるし、子どもの余ったごはんは蓋をして次のお食事でいただくことも。

あ、今回はお蕎麦用のおネギが入ってますが、笑笑。

普段の残り物は空いたお皿で蓋をして。
平皿でも椀でも。

お惣菜が多い時は、このタイのランチボックス。

しまう時はおかずを入れていっぺんに重ねて。

それでも我が家は一年に一度だけラップを買います。
自家製お味噌の重しに袋に入れた塩を使うので、お味噌と重しの間にラップを敷くのです。
和紙を敷く方法もあるそうですがそのために取り寄せる必要もないと思うので、この時だけはラップで対応します。

3.タイで経験した知恵

わたしがここまで知恵を絞って行動につなげられるようになったのは、ジャングルで経験した、お弁当のご飯をバナナの葉っぱで包むお知恵から。

あそこにいる間はラップがないので自然の中から何ができるかを常に考えるくせがつきます。

その積み重ね。
いつも考えて何かを生み出そうとする癖って豊かだなって体感させてもらいました。
ないことを不安に思うのではなく、無いならばそれを受け入れて、自ら生み出してみる。
不安は一つでも少ない方が生きていくのが楽だから。

割り箸がなかったのでそこらにあった廃材をけずって割り箸鉄砲にしてみたよ。

「強そうな感じ」をムスメが気に入ってくれてます、笑笑。

無い暮らしの楽しさを味わったら、ありすぎるくらしがもったいなくて。
お金を使うことではなくて、知恵を生み出せないのがもったいない。
結局のところ、わたしにとって環境にいいっていうのは体裁のいい理由に過ぎなくて、自分で生み出した新しいアイデアってとっても嬉しくて可愛いから続いてる。

ミニマリストを目指してるのではなく、足り無いくらいが日々が面白くて、好きなんです

そんなわたしの小さな脱プラライフ♬

今日もお付き合いいただきありがとうございます

【妻ブログ】ふんどしパンツ歴4年。ふんぱん作家になって初のお話し会をさせてもらいました。

2019年4月7日

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