【妻ブログ】タイで学んだパーマカルチャー

タイで学んだパーマカルチャーという暮らし方を札幌でやってみようとしてるけど、気候が全然違うけど札幌でできるの?ってよく聞かれます。

そう聞かれることがとっても多いのでなんとなく自分の中で考えていたみたいでね。

四年経って今の答えが出ました。

私は同じ暮らしをしようとしてるわけじゃないんだ。

サハイナンファームのサンドットさんの精神に感動するから、それを学んで自分なりに、自分の中に蓄えて持ち帰って生活の中に活かしてるだけなの。

頭よりも手を動かすことがとてもだいじだからスキルも学ぶけど、一番感動してるのは精神。

それを感じるためにそばにいる時間を持ちたいと思って毎年ファームまで生き共に暮らしているんだなってふと気付きました。

一つ一つはとっても小さなことなの。

多分暮らしってそうなんじゃないかなあって思うんだよね。

例えば昨日から旦那さん以外は夜暗くなったらキャンドルで暮らしてみることにしたの。

なぜかっていうとね、サハイナンで毎晩日が落ちてから、10時間寝る暮らしで身体が楽だったから。

風邪もお腹を壊すこともしなかったのは身体がちゃんと休めて抵抗力もあったからじゃないかって思ったの。精神的にも穏やかでいられたのは、ちゃんと寝てたからじゃないかっておもったの。

節電にもなるけど、節電のためではなく、身体が楽に日々を暮らすため。

サンドットさんの暮らしから教わったことはスキルだけじゃないんだよね。

パーマカルチャーという名前はつけてるけど、サンドットさんのしてきた暮らしをわかりやすくこう名前をつけただけでサンドットカルチャーなの、笑。

暮らしのいくつかの部分を彼の精神から学んだことを応用したらグッと生きるのが楽になったの。

もちろん北海道がまきも使うし、冬は畑使えないしね。でも、全部持ってこなくてもいいとおもうの。

サンドットカルチャーに助けをもらいつつ、今はパー研カルチャーを作り上げてってるんだよね。

昔、私が自宅出産に憧れてたけど、自分の身体がそれに耐えれるように作られてなくて泣きながら断念したけど、自宅出産したから人間が変われるわけじゃないんだってあの頃の私に伝えてあげたい。医療にお世話になって今子どもたちが元気でいてくれることが何よりありがたいんだ。

あのころ、私がこの助産師さんにお世話になってともに時を過ごすことでその方の生き方から何かを学んで行きお産をむかえようとしたならばとても意味があったことだと思うけど、あの頃の私の自己満足に過ぎなかったなって思います。

こんな自分の未熟経験みたいにね、表面的に体験するだけ、学ぶだけではなくてね、深いところで感じて考えて自分の行動を変えていく。それをするために私たちはタイでの暮らしを積み重ねているんだなってふっと自分の中で腑に落ちたんですね。

お友達がとっても素敵な言葉にしてくれたことがあるけど、ここに(タイではなくまた別のある場所です)長くいたから意味があるんじゃなくて、ここで過ごす日々の中でどれだけ自分の感性が開かれて、感じられるかが大切だと思うの、と。

そのお友達の言葉を私は、感性が開かれて感じられたことで、どれだけ自分の心が震えて、感じて、考えて、必要なら行動を変えていけるか、習慣を変えていけるかということなのだとりかいしています。

私がタイで学んでるのも同じ。

だから同じようにスキルを真似するために行ってるわけじゃないんですよね。

サンドットさんの素敵な精神や村の人たちの優しさ暖かさ、私たち人間が叶うわけもないありや蜂も含めた虫たち、気候を含めた大自然からかんじること。。。。。。

素晴らしい人と出会っちゃったからね。ここから学びたくなっちゃっただけなんです。

もしそれが日本であれば、日本だったと思うし、ニュージーランドだったらニュージーランドだった。

そういうわけで我が家パーマカルチャーはオリジナル路線をいっとるとおもいます、笑。

自然の中に身を置く生き方をしたい、スキルよりも心、自分の誰かに対する優しさを発揮できるマイペースさを大事にしながら。スキルも必要だけどね、自分が大事だと思うことを丁寧にやっているいま、自分を助けてくださる方もいるから、心に余裕を持てる日々がとても大事なんじゃないかとおもいつつあるきょうこのごろ。これからは私が伝える時は、パーマカルチャーという表現ではなく、シンプルに自分が感じてるそういう表現も取り入れてみようかなあ。

パーマカルチャーの説明するの難しいんだもの、笑。。

あとね、もう一つ、旦那さんに言われたことがあった。

旦那さんがお話し会にいくと必ず聞かれることがあるそうです。

「その暮らし、おくさんはだいじょうぶなんですか?」

その質問の答え、私に答えさせてください。

我が家的パーマカルチャーで大事に思うのはそういう心の部分であり、五年前、家族崩壊寸前になった時からお互いにどんな家族でありたいかをたくさんたくさん話して、同じ場所にみをおいて夫婦でいろんな暮らし方を経験して、感じたことを何度もシェアしていまのくらしがある。

お互いに自分のことをたくさん話して、聴いて、聴いてもらって、今があるんです。お互いにどんな方向を向いているか、理解し合う努力をしていくことを今はとっても大事に思ってます。

もちろんお互いのそだってきた環境が違うからまだたくさんのすり合わせがあります。

けれども理解し合う努力をしていける関係でいようと思ってるから大丈夫。

その上で苦しいことも楽しいことも共に積み重ね、タイでの暮らしも共にして感じ方をシェアしあって。こうして共に超えた時間があるからこれからも話し続けていくんだろうなあって思います。

色々ありますけれどもね、お互いに共に経験していこうという気持ちがある限り多分これからも大丈夫です、笑。

だから今の暮らしはとっても心地がいいです。

大ちゃんが作るお豆腐。

佐藤さんの大豆とこの山の伏流水。お豆腐が楽しそうに泳いでる。

これ以上に美味しいお豆腐はないなっておもいます。

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手作りのさんしょうづけをのっけてお豆腐プレートランチ。娘、ちょっと大豆のアレルギー出てるけど、これ以上はないお豆腐だからどうぞって今日はオッケー。もちろん体調変化なし。

大ちゃん、自分のお豆腐に惚れ惚れしながらお豆腐やさんになろうかな、そしてみんなに自分で手作り豆腐作ってもらってこの喜びを伝えるの!

だって。新しいタイプのお豆腐やさん、すてきだね。

今日のお豆腐最高に美味しかったからもうすでに、大ちゃんの手作りどうふやひらけるよ。

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昨日からキャンドル暮らし。

子どもたちも火、大好きなんだよなあ。

ついでにのこってたお香も立ててほんわりと。

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(この記事は2019年3月27日の妻のブログを再編集したものです。)

我が家のパーマカルチャー、妻がうまく表現してくれました。

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