【就活しない生き方】大学卒業後は農ライフを!

この記事は、パーマカルチャー研究所のメルマガ読者、しばさんによる寄稿記事です。
大学4年生(2020年9月現在)のしばさんは、就職活動はせず、卒業後は現在仲間とやっている農業を本格的にされるとのことです。
どのような思いでそのような決断に至ったのかを、語っていただきました。

はじめまして、しばです!
卒論書きながら農業をしてる大学生です。
大学四年ですが、就活はせずに、横浜市戸塚区舞岡にある「Kururu farm」という畑で自然栽培で野菜を育てています。

1. なぜ農業を仕事にしたのか?

1-1. 農業の面白さ

私は一年生から三年生の途中まで、週に一度、農家さんのお手伝いに行っていました。
三年生の春頃、その農家さんに、農業を仕事にしたいと相談したところ、三年生の途中から、共同経営者として畑に関わらせていただくことになりました。

農業をやっていて面白いのは、日々やることが変わっていくところです。
野菜たちの様子を見ながらやることを変えていく。
農家の仕事は観察と行動選択なんです。
だから、毎日微妙に違う仕事をしています。
畑は季節によって景色が変わるし、農業は天候に左右される仕事です。
そういった自然のリズムに合わせた生き方ができるのも農業の面白いところです。

1-2. 就活しない勇気

現在四年生で、就職活動はせずに農業をやっている私ですが、大学は農学部ではありません(笑)
では、そんな私がなぜ農業を仕事にしたのかをお話させてもらいます。

もともと、大学に入ってからの目標が就職以外の道を見つけることでした。
理由は、起業して自分で仕事を作りたいと思っていただけでなく、どこかの会社に就職して楽しく働くイメージが湧かなかったり、学生生活を使って就活をすることに疑問を持っていたりしたからです(就活を毛嫌いしてたこともありますが笑)。

なので、大学に入ってからずっと、起業といってもどんなことで起業しようか、何か就職以外の道はないものかと考えていました。

そして、三年の春頃(去年の5月)、一年生の頃から仲間とお手伝いをさせてもらっていた畑で、卒業後も共同経営者として農業をやらせてもらえることになり、「和柴」という屋号を取って畑の野菜と乾燥野菜の販売を始めました。

就活以外の道を見つけるという目標を持って、常にアンテナを張っていたことが、今のご縁につながったのかなと思っています。

1-3. 就職しない不安

多くの大学生は、就活をしてどこかの企業に入りますが、私は就活を1ミリくらいしかしませんでした(自分の長所短所は少し考えました笑)。
もちろん周りの友達は就活をしていて、就活話も聞くようになりました。
最初は気楽でいましたが、少し就活をしないことに対する不安も出てきました。

他のみんなが就活を経て経験していること、社会に出て経験することを経験できないことで、何かを失う気がしました。
でもそれは当然で、その分得られることも多いはずだし、一緒に仕事をしたい人としたい仕事をする方が成長もできると考えました。
それに、ワクワクする方を選びたいと思いました。

そう考えるうちに、そして畑仕事に打ち込むうちに、就活しない不安はなくなっていきました。
また、企業に就かないことで安定した収入は保障されませんが、そういったお金の不安はほとんどありませんでした。

後でまた触れますが、遊暮働学(ゆうぼどうがく)を実践しているとお金の出費は減ります。
少しのお金で生活が回せて満足もできるから、自然とお金の不安もなくなります。
そういう生活をするのに農業が向いていたことも、安定した収入を捨てることができた要因になったと思います。

2. 都市で農業をする意味

Kururu farmは、横浜の戸塚といういわゆる郊外にあります。
パーマカルチャー的な生活をするのには、地方で自然に囲まれて生活する方が良いですし、今の地方の過疎化が進む社会では、地方に行けばたくさんの農地があります。
なのになぜ都市で農業をするのか。
そこには2つの大きな理由があります。

一つ目は、都市の食糧自給率を上げるという理由です。
多くの人が都市部に住む今、都市で農業をやることで、より新鮮な野菜を消費者に届けることができ、環境への負荷も少なく済みます。
地産地消につながるのです。

二つ目は、都市に住む人々に農的空間を提供できるという理由です。
自然の少ない都市に畑があることで、そこに住む人々に少しでも自然を身近に感じてもらうことができます。
収穫体験などで土に触れてもらうことで、より多くの人々にパーマカルチャー的な生活を部分的にでも取り入れてもらうことができます。

このように、パーマカルチャー的に見ても、都市で農業をやる意味は大きいと思っています。

3. 農業を通した遊暮働学

私は今、畑の近くに家を借りて自炊をしていて、授業がある日は学校に行き、ない日は畑に行くのですが、そんな農的ライフで私は遊暮働学をひしひしと実感しています。

最初の、「遊」ですが、畑で野菜の世話をしている時間は遊びに近いですし、イベントなどをやったり、友達が手伝いに来てくれて話しながら作業をしたりする時間は遊んでいる感覚です。

次の「暮」は、特に自炊で実感しています。
畑で採れた野菜を使って料理をすることも多く、農業は暮らしとの結び付きが他の仕事よりも強いと感じています。

そして、「働」ですが、もちろんお金を稼ぐ仕事として、働いているという感覚もあります。
大学四年の前期はコロナの影響でオンライン授業だったので、学生というよりも社会人として働いていると言う方が合ってました笑。

最後の「学」ですが、畑ではたくさんの学びがあります。
例えば、野菜や雑草にたくさんの虫たちが住んでいて、それをカエルや鳥が食べに来るといった、生物多様性や食物連鎖を自分の目で見ることができます。

こんな感じで、遊びと暮らしと労働と学びが一体になっているなと、農業を通してひしひしと感じています。
自分にとっては仕事とプライベートの区別があまりないので、仕事をしたからお金を使って遊ばないとやってられない、という風にはなりません。
自分で自分の生活をコントロールしている感覚があるので、自然と普段の何気ない生活でも満足することができ、生きていくのにお金をあまり必要としません。
これも遊暮働学の良い所だなと思っています。

4. これからの展望

Kururu farmではヤーコンを一番多く育てているのですが、ゆくゆくは横浜市で一番大きなヤーコン農家になりたいと思っています。
横浜でヤーコンと言えばKururu farm!と言われるようになりたいです。
その過程で色んな人が畑に来てくれたり、事業に関わってくれたりしたら嬉しいですね。

他にも、畑で料理教室やアコースティックライブなどのイベントを開催したいなと考えたり、畑の近くにカフェレストランやバーを持って、「Kururu village」みたいなコミュニティを作れたら楽しいだろうなと考えたりしています。
あ、あとは古民家改装して民宿経営したいのと、自分の家もいつか自分で建てたいなって思ってます。

なんだかやりたいことがたくさんありますが(笑)
とにかく、これからも畑をやって遊暮働学を実践しつつ、面白そうなことをやっていきたいと思っています。


以上、大学四年生のしばさんによる、就活をしない選択についてのお話でした。
就活について、悩む大学生は多いと思います。

普通の暮らしでは、生きていくために、小さい頃から猛勉強して、いい大学を目指し、いい会社に入ってお金を稼ぎます。だけど、仕事にも勉強にもストレスがたまるので娯楽で発散。娯楽にもお金がかかるから、またストレスフルな仕事でお金を稼ぐ。この繰り返しです。

だけど「遊暮働学」は、暮らし自体が仕事であり、遊びであり、学びである、だから究極、ただ暮らしていればそれでいい、というライフスタイルです。

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ABOUTこの記事をかいた人

神奈川県横浜市の畑にて自然栽培をしている大学四年。大学で環境やスローライフについて勉強中。