遊暮働学とは、一言でいうと、暮らしの中に、遊びと学びと仕事がある、
だから究極的に言えば、ただ暮らしていればそれでよい、そんなライフスタイルです。
(以下この記事は、以前出演したラジオ番組の、
39:00あたりからの内容を文字起こししたものなので、めっちゃ話し言葉です。)
パーマカルチャー研究所では「遊暮働学」一体の暮らしを目指してます
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どういう暮らしかっていうと、
現代の暮らし
まず現代は、
過去の勤めていたころの自分もそうだったんですけど、
生きるため、生活するために、仕事をしますよね。
ぼくは、けっこう好きな仕事ではあったんですけど、
仕事なんで、長時間労働をしなきゃいけないときもけっこうあって、
苦労して、お金を得る、というような人も多いかと思います。
だから土日とかになると、ストレス発散、て感じで、
娯楽に向かって、
お金を使ったり、遠くにも出かけるからエネルギーを使ったり、
勉強に関しても、学校以外にも、塾・予備校にも行ったりして
夜遅くまで言ったりして、
やっぱり高校・大学も学費がどんどんかかっていって、
なんか、お金を、ストレスとともに稼いだお金を色んな所に使って、疲弊していくような側面があるなぁと思うんですよ。
パーソナリティのまなみさん(以下、Mさん)「稼ぐために、がんばって働かなきゃ、て人、ほぼそうなんじゃないですかね」
「遊暮働学」の暮らし
と・こ・ろ・が、
タイでは、タイのジャングルでは、違いました。
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この図では、各線が、点線になって、イコールになってます。
暮らしの中に、遊びとか、仕事とか、学びがあるよっていう意味です。
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これは、子どもが、料理を作っているところなんですけど、
これ、どういう状況だったかというと、
ちょっとこの子の母親が体調崩しちゃって、料理を作れない日だったんですよね。
そしたらこの子が、
「じゃーつくるよ」
といって、作ったんですよね。
![](https://permaculture-lab.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/01/IMG_4519-300x224.jpg)
これ、鍋の横にサラダみたいなものありますけど、
これ、この子が畑から摘んできた野菜なんですよね。
Mさん「これもみなさん、見よう見まねというか?」
そう、これは、この子が、自主的に、やったんですよね。
![](https://permaculture-lab.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/01/IMG_5983-300x225.png)
で、今の話を、この図の理想ってところで考えてみると、
ご飯を食べるという、「暮らし」の一コマですよね。
で、彼は、ご飯を作るという仕事をしたので、「働いた」ことにもなっている。
で、彼は、やらされてなくて、やりたかったからやっただけなので、彼にとっては「遊び」でもある、
そして、料理の作り方っていうものを、自ら「学んで」るはずなんですよね。
![](https://permaculture-lab.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/01/IMG_5983-300x225.png)
で、この、「学ぶ」っていうのと、「勉強」ってのを比較してみると、
今の、子どもが、ご飯を作った例で話しますと、
生きる知恵を、自ら学んでるんですよ。
で、対して、この現代の勉強っていうのは、
勉強して、いい高校、いい大学、いい会社に入って、
そこで得たお金で、生活をすると。
だからちょっとアプローチが違うっていうんですかね。
直接、生き方を学んでいる状態と、
勉強して、勤めて、その給料で得たお金で生活をするっていう状態と、
Mさん「(現代のやり方は)ちょっと遠いですよね」
勉強も大事なんですけど、こういう学び方もあってもいいんじゃないかなと。
究極的にいうと、暮らしていればいいんだよと。
タイのジャングルの人達見てると、
14歳の子でも家を建て方を、親を手伝ったりして知ってるっていう子もいたりして。
Mさん「14歳の子どもが、家を建てられるんですか⁉」
そういった暮らしを、ぼくは「遊暮働学」のライフスタイルっていう風に呼んでるんですよね。
だから、いろんな複雑なことをして、大変な思いをしなくても、
暮らしていれば、それで回っていったら、
そういうことができたら、いいじゃないですか。
Mさん「なんか、一番人間らしいというか、無理せずというか、」
そうですよね、過去の自分が、ちょっとそういったところに陥っていた部分があって、
仕事自体は好きな仕事だったんですけど、
ハードワークの時期もあって、
ちょっとメンタルやられかけたときもあって、
でも、ぼくはあの時、「ここで稼げなかったら生きていけないんだから」
って、なんとか奮い立たせてやってたんですよね。
だから、過去の、あのときの自分に、この遊暮働学を教えてあげたいなと思ってるんですよ。
そしたら、「あ、いいんだ」と思うと思うんですよ。
それを知っていれば、遊暮働学はいいけど、やっぱり今は頑張ろうかなとか、
もうだめだから、遊暮働学を目指そうかなとか、
そういう選択肢があるだけで、救われるじゃないですか。
だから、こういう遊暮働学っていう生き方があるんだよっていうことを、一番お伝えしたかったんです。
「遊暮働学」か、そうでないか、二者択一なの?
で、こういうと、「遊暮働学か、そうでないか」、みたいなことを考えたりしちゃうんですけど、
今日は、たまたま、子どもがご飯を作りたがったから、作ってもらった、
それは、遊暮働学的な一幕だったねと言った感じで、
暮らしの中でそういった部分をたくさん増やしていくことで、
遊暮働学に近づくというか、そういう生き方もあって、
現代の生活と、別に並行してあってもいいなと思ってて。
Mさん「急に仕事辞めて井戸の水掘り始めなきゃいけないわけじゃないですもんね。」
まずは身近なところから始めることができますよっていうことですよね。
Mさん「はー。深い。深いぞ、今日。」
この遊暮働学っていう生き方を、パーマカルチャー研究所では、目指して、日々実践研究をしています。
こういった暮らしもあるんだな、
人生意外に自由かもしれないなっていうことを感じてもらえたら。
Mさん「いやー、たぶん、今日、聞いてわくわくしてる人もいると思いますよ。
もしね、仕事だめでも何とかなるぞ、みたいな(笑)」
昔、先輩から、「こんなぐらいでへこたれてたら生きていけないぞ」
とかって言われて、がんばんなきゃがんばんなきゃ、ってやっててね。
で、長時間労働気味になって、
家の中の状態も、幼子残して、妻が大変なことになったりして。
Mさん「悪循環ですね。」
だからそうじゃない生き方を知ってるだけで、いいかな。
Mさん「そうですね、ちょっと楽になるっていうか、心に余裕ができるかもしれない」
以上、遊暮働学の紹介でした。
遊暮働学のライフスタイルを、今の環境で(たとえアパート暮らしであっても)実現する方法。
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