1. 12月2日タイより帰国、冬の山暮らし開始
現在の、札幌市南区簾舞(みすまい)の山暮らしを始めたのは、2018年8月。
山暮らし開始後、初めての冬は、2019年1月中旬で終わりました。
1月中旬まで過ごした後は、タイへ行って2ヶ月を過ごし、帰ってきたら冬が終わっていました。
翌年の2019年。
2019年は、タイ行きをいつもよりも早めて11月にし、12月2日に帰国しました。
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12月〜3月の約4ヶ月、山の厳しい冬を、初めて過ごします。
食料を蓄え、薪を蓄え、冬のために色々と準備してきました。
帰国直後に食べたのは、こちらのカボチャ。
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一部、傷んでいる箇所がありましたが、タイに行っていた1ヶ月間、しっかりと生き続けていてくれたカボチャ。
おいしくいただきました。
薪ストーブも使いますが、薪ストーブだけに頼って薪が無くなると困るので、灯油ストーブも併用しています。
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冬の食料については、色々と別記事で書いてきたので、ここでは寒さ対策の雪断熱と、薪についてレポートします。
2. 雪断熱
我が家は、プレハブ3つを接続して住んでいるのですが、そのうちの一つのプレハブは、断熱がありません。
その断熱のないプレハブの壁の一部は、がんばって断熱化したのですが、まだ断熱できていない部分の方が多いです。
「さぞ、寒いでしょう」とよく言われるのですが、実際、寒いですw
なんですが、ありがたいことに、この時期になると、空から断熱材が降ってくるのです。
ということで、雪が降るたびに、こうして家を断熱材で覆っていきます。
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すると少しずつ家の中が暖かくなっていくのです。
かまくらの中って、けっこうあったかいんですけど、そのイメージですね。
雪断熱が完成する前は、簡単に部屋の中が氷点下になります。
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ですから、雪が降った時は大喜び。
せっせと雪を家の周りに積み上げます。
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だけど2019年度は、暖冬と、異例の雪不足。
なかなか雪がつもらず、せっかくここまで積み上げたと思っても。
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こんな風にすぐに解けてしまったり。
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大晦日でこの雪の量って、異常です。
だけどやっぱり、少しずつ雪は降り積もり。
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大雪が降った日は、1日2回、雪断熱を積み上げたり。
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ついに上まで到達!
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家の中から見るとこんな感じ!
雪だー。
景色を捨てて、暖かさを優先します。
これだけ雪で覆うと、1枚窓でもあったかい!
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だけど積み上げた雪は、わりとすぐに家内部の熱で解けていきます。
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徐々に解けて、雪が降ったらまた積み上げて、の繰り返しの日々、雪断熱の積み上げは、日課です。
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2月になって、ようやくまとまった雪が降ってくれるようになりました。
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雪断熱のおかげで、2月の灯油代は、12月、1月に比べての6〜7割程度ですみました。
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再び上まで到達!
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雪断熱が高くなると、屋根の上にものぼれます。
子どもの遊び場にもなりますw
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そうこうしているうちに、2月も下旬。
いつの間にか太陽も高くなり、日も長くなってきました。
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そして3月。
一気に雪解けが進んでいきます。
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こうして、恐れていた冬の寒さでしたが、雪断熱のおかげでわりと暖かく過ごすことができました。
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寒さ、意外と大丈夫じゃん!
3. 薪
雪断熱ほど細かく写真は撮っていませんが、薪の消費量を紹介します。
我が家には薪小屋が二つあって、こちらは家に近い薪小屋A。
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そして、家からちょっと離れた場所にある薪小屋B。
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これらA、B二つの薪小屋を満タンにして、冬を迎えました。
簡単に言ってるけど、薪作りは本当に大変でした。
シーズンの途中で薪がなくなるのを恐れて、かな〜りケチケチ薪を使っていたので、1月時点では、まだまだ余裕あり。
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少しずつ使っていたからか、2月になってもけっこう余裕あり。
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遠い場所にある薪小屋Bから、薪を家の近くの薪小屋Aに運搬。
家族総出の作業です。
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結局、作った薪、3月下旬時点では半分ぐらい残りました。
恐れていた、シーズン途中で薪が無くなる事態にはなりませんでした。
一シーズンに使う薪の量が、実体験としてわかったのは非常に大きな経験でした。
4. 冬の風景など
晴れた雪景色は、とってもきれい!
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今シーズンは、結局4回ぐらいしか、この除雪機は活躍しませんでした。
多分、例年の半分以下ぐらい。
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朝起きると、氷点下8度。
これぐらいは普通です。
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氷点下14度の朝。
特に珍しくはありませんが、これぐらいの気温だと、キリッと冷えますね。
手袋してても、手が冷たくなってきます。
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というわけで、無事、一シーズンの冬を乗り越えました!
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