1. ワイパーが…
1-1. ワイパーの凍結
北国では気温が氷点下になるため、停車中にワイパーをそのままにしておくと、翌日、ワイパーが凍ってガラスに張りついてしまうことがよく起こります。
無理にガラスからワイパーをはがそうとすると、ワイパーのゴム部分が破損することも。
ということで冬は、こうやって停車中はワイパーを立てておかなきゃいけないわけですが。
まあ、毎回ちゃんとできるわけもなく、たまに忘れてガラスに張りつくわけです。
で、「あ、またか」みたいな感じで、無理やり剥がすってことをやっていると、今回のように破損してしまうわけですね。
1-2. 視界不良の恐怖!
ワイパーのゴムが破損すると、きれいに水分を拭き取ることができずに見通しが悪くなって、わりとストレスがたまります。
すぐに直せばいいのですが、やったことがないのと、車の修理に対するぼくの苦手意識が、ワイパー交換を躊躇させます。
まあいっか、と放っておいた2月のある夜、季節外れの雨が降りました。
「ヤバイ!全く見えない!」
昼間の運転が多くて、調子が悪くてもそれなりに何とかなっていたワイパーですが、夜の雨に対しては危険すぎました。
拭き残された水分が、夜の対向車のヘッドライトで乱反射してほとんど前が見えないという、恐怖のドライブを経験。
さすがに放置できないと、即日ワイパー交換をすることにしました。
2. ワイパー交換のいくつかの方法
でも、ワイパーを交換する方法がわかりません。
思いついた方法は4つ。
・ホームセンターでワイパーを買って自力で直す
・いつもお世話になっている中古車屋さん
・ガソリンスタンド
・ディーラー
自立的暮らしを提唱するぼくとしては、1番目の方法で自力で直してみたいところですが、残念ながら全く自信がありません。
「まずは、プロの人にやってもらって、その作業を見せてもらいながら、次からは自分でやろうかなぁ…
でも、どれぐらい料金かかるんだろう…。
そもそもワイパーって、いくらぐらいするんだ?
よし、まずはワイパーの値段がどれぐらいなのか、ホームセンターに行って調べてみよう!」
3. ワイパー購入
ということで、さっそくホームセンター(ホーマック)のワイパーコーナーへ。
意外にもワイパー自体の種類は3種類(写真でいうと、ピンクのワイパー、ちょっと性能のいいオレンジのワイパーなど)ほど。
で、その各種類の中に、ワイパーの長さが3センチ刻みぐらいでたくさん種類があるという感じ。
一番安価な種類だと、短いサイズは一本1,000円ぐらいからあって、長いものでも2,500円ぐらい。
意外に安い!
そしてそして、ふと下を見ると、嬉しい文字が!
なんと、ここのホームセンター(ホーマックです)、ワイパー交換を無料でやってくれるようです!
これを見て超安心。
次は、サイズ選びです。
どう選んだらいいのかと思ったら、下にこんな冊子が。
なんと、国内全車種のワイパーの長さが一覧表でわかる冊子がありました。
これで完璧。
ちなみにこの時初めて知ったこと。
ワイパーって、左側と右側で、長さが違うんですね。
ぼくの車は(ていうか普通そうなのかな?)、右側(運転席側)のワイパーの方が左側(助手席側)より長いことを知りました。へぇ〜。
4. いよいよ交換!
ワイパーを購入してサービスカウンターへ。
取付をお願いすると、急激に表情が曇って、必死に裏の説明を読み始める若い店員さん。
不安そうな店員さんの表情に、不安を感じるおれ。
ぼく「あの、今すぐ、駐車場でやってもらえるんですよね?」
店員さん「あ。はいぃ…」
駐車場へ移動中に話してみると店員さん、
「実は、ワイパー交換やったことなくて…」
なんと、店員さんがやるのも、おれが自分でやるのも、あまり変わらないかもしれない…
暗くてよく見えず、寒くて手がかじかむ中の作業。
おれのスマホのライトを照らしながら、一緒に説明を読みながら作業する店員さんとおれ。
でも、全然ワイパーが外れない…
確かに、この取り外し方法読んでも、よくわからない…
ワイパーのタイプが、この説明書にある「通常のUクリップ」なのか、「カバー付きUクリップ」なのかもわからない。
5分ぐらい経っても全然わからず、店員さん
「すいません、ちょっと、わかる人呼んできます…」
なんだか申し訳ない気持ちになる自分。
数分後に彼が連れてきたもう一人の店員さんは、ベテラン風。
手際良く作業をしながら、若手の彼に教える。
「こうやって、ここ引っ張って、こうやるでしょ?あれ、堅いな。よっ。」
いとも簡単に外れました。
どうも外れなかったのは、ロック部分がちょっと凍りついていて堅かっただけのようでした。
ということで、2,000円と10分ほどで解決できたワイパー交換作業。
そして、ワイパーを動かしてみると、フロントガラスが今までとは打って変わって完ペキにきれいになって、超気持ちいい!
作業もわかったので、次からは自分でできそう。
さっさとやればよかった…
5. 交換方法
後日、明るいところで写真を撮りながら、再度復習。
まず、ワイパーを立てる。
で、次に、ゴムの部分をグリッとひっくり返します。
ひっくり返したこの部分。
見えづらいけど、ここの部分が、ワイパーの裏に書いてあった「交換方法」の、この部分にあたるようでした。
取り付けは、取り外しができればワイパーの構造がわかるから、簡単そう。
ということで、全くの未知の領域だったワイパー交換でしたが、次からはできそうな気がします。
フロントの運転席側だけしか交換してないので、同じくゴム破損ぎみの残りの2本は、自分で交換しようと思います。
お金だけに依存しがちな「依存的暮らし」から、「自立的暮らし」をへのシフトを目指して、苦手な車のメンテナンスも少しずつ、経験を積み重ねていこうと思います。自立的暮らしの作り方については、下の無料メルマガで解説していますので、興味のある方はご登録ください。