トランジション活動の1週間

まず始めに、トランジション・タウンって何?という方はこちらをご覧くださいね。

トランジション・タウン藤野に行ってきました

2018年11月17日

で、一昨日まで1週間、トランジション・タウン(以下、TT)関係の活動に顔を出していましたので、簡単に記録しておきます。

1. トランジション・タウンまちさが

まちさがは、東京町田市の、町田相模の略。

TTまちさがでは、月に一度、「金曜ごはん会」なる集まりを開いているようで、そこに参加させていただきました。

ごはん会は、持ち寄りごはん会だけど持ち寄らない人もいる、会費も特に決まっていなくて、自分が払いたい分を払うというシステムで運用されているそうです(それでも最終的に黒字になるとのこと!)。

お酒も飲める場所なので、いつも盛り上がっているようで、この日も大いに盛り上がっていました。

と思ったら、

「はーい。それではこれから、お勉強タイムでーす。」

と。

ひとしきりお腹が満たされてみんな上機嫌になった後、お勉強タイムになるようです。「こんなに飲んだ後、話を聞けるのか!?」と思いましたが、そこはさすが、意識を切り替えてお話を聞きつつ、だけどほろ酔い状態なので質問が盛り上がり、とってもいい雰囲気での勉強会となっていました。

この日のお話は、「まちだ自然エネルギー協議会」理事のTさんのお話。

現在の月の電気代は50円~100円(!)とのTさん、省エネ術や捨てられる乾電池に残っている電気のお話などをしてくださいました。

2. トランジション・ジャパン対面ミーティング

トランジション・ジャパン(TJと略すことが多い)とは、日本の各地のトランジション・タウン活動(単に「トランジション」とも表現されます)を下支えすることを目的としたNPO法人です。

ぼくは2018年から、こちらの理事としてTJの活動に参加させてもらってます。

北は北海道から南は九州まで、TJメンバーは全国に散らばって住んでいるので、普段は月に一度、オンラインでミーティングをしているのですが、年に1,2回はこうやって、一か所に集まって対面のミーティングをしています。

一泊二日の長丁場でのミーティング、話す内容も盛りだくさん。

ここで、今回感じた、普通とは違うTJのミーティングの良さをあらためて感じましたので、メモメモ。

  • ミーティング前後には、「チェックイン」「チェックアウト」を実施:これは、各メンバーの近況や今の気持ちをみんなに話すこと。これによって、仲間意識や安心感のある雰囲気が作られる。
  • doingだけでなくbeingも話し合うミーティング:やるべきこと(doing)だけを話し合っていると事務的になりがちだけど、各メンバーのあり方(being、なぜ自分がTT活動をしているかなど)もdoingと同様に話し合うことで、メンバーのことをより深く知ることができる。
  • 各TTでの運営に関する悩みなどを、お酒を飲みながら聞きあうことで、孤独感が解消されたり、いい解決策が生まれたりする。

3. トランジション・タウン文京

2019年の3月に、日本で91番目に立ち上がったというTT文京。

この日は、午前と夜間に説明会があり、こちらも参加させていただきました。

文京区は、東京の山手線の中にあるという、超大都会の地域。

この超都会から始まるトランジション・タウンということで、超期待大です。

だって、持続可能な社会を作るには、結局は多くの人の意識が変わる必要があるから。

文京区という都会の人たちの意識が変われば、その影響力も間違いなく大きいはずです。

トランジション・ジャパンのお二人からの説明が終わった後は、参加者の方々に、参加した理由やこれからやりたい活動など、活発に意見交換が行われました。

何かを始めるだけではなく、すでに「トランジション的」な活動をしている人とつながっていくことも「トランジション活動」、という言葉が印象的でした。

脱サラ後にタイの奥地での伝統的暮らしから習得してきた「お金に頼らずに生きる力」

2019年5月9日

トランジションタウンでのつながりを生かして

2019年4月2日

今後のトランジション・タウン札幌での活動、各地での活動、そしてトランジション・ジャパンでの活動も楽しみです。

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