密室での子育てと、村の中での子育て

村の中での子育て

タイのパーマカルチャーファーム、「サハイナン」での滞在。
初めて滞在したのは、2015年11月~2016年1月。
翌年、やはりもっとパーマカルチャーを実践的に学びたいと、
2016年12月~2017年2月の予定で、サハイナンに滞在することにしました。
その出発直前、ワクワクが高まってますw

タイで感じてきた、人を信じられる社会

今年もタイへ行く。
そのタイ行きが2週間後に迫ってきた。
トモエ幼稚園の園長が先日、おはなし会でこんなことを言っていた。

人が人を信じられなくなってきている。
これはまずい。
地域社会が崩壊し、マンション、核家族の中で
母親は密室の中で二人で子育てを強いられている。
昔に比べて母親の負担は何倍にも増している、と。

園長はそんな話を常日頃しているので、1年前、タイに行く前は、
その話を頭だけで理解して、「へぇなるほどな、そうなんだな」と思っていた。

しかし今は違う。
タイで、日本とは異なる環境の中で生活をしてきたから、
体感として「本当にそうだよなぁ、これはまずいぞ」と思うのだ。
つまり、人が人を信じて助け合うのが当たり前で、
地域の中で子どもは複数の大人に大事に育てられている社会だ。
それを見て、これはきっと50年ほど前の日本の社会もこうだったのではないかと想像した。

タイの人は異口同音にこう言う。
「子どもは国の宝だ」と。
子どもを大事にするのが当たり前だから、
小さい子を見ると誰かれかまわず声をかけて可愛がる。
それは、外国人であるうちの子供たちにも対しても同様で、
日常的に声をかけてもらう中で、安心して周りの人たちと接することができる。
その習慣が身についているため、5歳のタイ人の男の子が、当時2歳の娘に対して、
おばあちゃんが孫を可愛がるように、やさしくしてくれていた。

その習慣があるからか、結果的に大人も大人に対してやさしい。
だから基本的には他人を信じることができる。
そして小さい頃から認められながら育っているから、
自分を信じることもできていることを感じる。

週に一度、買い物に町に2時間かけて歩いて出かけていたのだが、
一日平均2回ほどの「逆ヒッチハイク」を経験していた。
逆ヒッチハイクとは、ぼくらが歩いていると車が停まってくれて、

どこに行くんだ?
それなら近いから乗ってけよ、歩くなんて暑いんだから。
いいから乗ってけ乗ってけよ

と声をかけてくれること。
(それを経験したときに私が思いついた言葉です。)
普通のヒッチハイクは、乗せてもらう方が車に対してアピールするのに、タイでは逆だった。

とにかく社会にやさしさがあふれていた。
だから、日本で子どもを連れて歩くと感じる緊張感を、まるで感じずに済んだ。
こんな感覚って、あるんだなと思った。
行ってみなければわからない感覚。

そして帰ってきて先日聞いた園長の話。
人が人を信じられなくなってきている。
これはまずい。
地域社会が崩壊し、マンション、核家族の中で母親は密室の中で二人で子育てを強いられている。
昔に比べて母親の負担は何倍にも増している、と。

そうだそうだ。
確かにこれはまずい。
母親の負担は大きすぎるし、虐待が起きるのも当然だ。

今年もタイに行くので、そういった社会の中でもう一度生活し、
その感覚を身にしみこませてきて、
帰国後もそういったやさしい社会づくりを目指して、日々を過ごしていきたい。

タイのパーマカルチャー村で体験した肉・魚を食べない生活

これは、来週から行くタイのパーマカルチャーファーム
「サハイナン(Sahainan)」の、冷蔵庫代わりの食料置き場です。

野菜がたくさん並んでいます。
サハイナンでは、肉・魚を食べません。
そういえばその理由をちゃんと尋ねたことがなかったですが、
単に保存しにくいからというのが理由だと思います。
週に一度、マーケットへ行った時には気にせず色々と食べているので、
少なくとも宗教上の理由ではない。
昨年サハイナンへ行く前は、我が家は冷蔵庫なしではありましたが、冷凍庫だけあり生活でした。

その理由はやはり、肉・魚をストックしておくためでした。
肉・魚は習慣として食べていたので、それを食べないという発想がなかったのです。

しかし昨年サハイナンで2か月ちょっとを過ごし、
肉・魚を食べなくても全く問題ないことが体感としてわかりました。
そして帰国して早々、冷凍庫を手放したのでした。

どうしても食べたくなったときはスーパーで買ってくればいいという発想になりました。

冷蔵庫に続き、ついに冷凍庫も使わなくなりました

2018.07.26

ちなみに冷蔵庫なし生活の実践方法を紹介します。
我が家は農家さんと契約して野菜を送ってもらっています。
ちなみに先ほどきた野菜の中身がこれです。

にんにく、ニンジン、かぼちゃ、大根、長ネギ、ほとんど常温保存可能です。
葉物は大体届いて2日以内に食べれば問題ありません。
食べ残しは次の食事で(朝残したら昼に)食べきってしまえば腐ることはありません。

最近、電力の問題がピックアップされて節電に興味を示す方が増えてきたと思います。
そんな方々に、自分はパーマカルチャー研究所として、
このような選択肢の可能性を実践をもって示すことができればいいなと思っています。

(この記事は、2016年11月20日30日のブログを再編集したものです。)

エネルギー問題を個人レベルでどのように解決するのか

2018.07.30

この記事を書いてから、2年弱が経ちました。
タイで学んだパーマカルチャーの精神、簾舞の山暮らしの実践のベースとなっています。
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