こんにちは、ヨメのsaeです。
今年もやって来ました梅仕事のシーズン♪
今年の梅仕事は梅干しと梅ジュース、梅ジャムでした☺️
そして今年はパーマカルチャー研究所として2回目の梅干し講座を小さく小さく開催しました。
1.梅干しを仕込み始めて10年。
本を見てつけることから始め、カビが生えたり、市販の重しを使わないためうまく梅酢が上がらなかったりと、いろんな経験をすることで、1つ1つ自分で調べてつけていき、気づけば10年続いていました。
自分で手足を動かすって面白いなとこの暮らしをしていつも思います。
何かが起こった時、まずは自分でどうにかしようと思考が働き、その次に調べてみるとすっと身に染み入ってくるのです。そして最終的に、自分に合ったやり方だけが残っていく。
そんな学び方が実に面白いなあと思いながらの10年目。
五年目を過ぎたあたりから、塩分濃度も毎年変えながらつけています。ですので今あるものは10パーセントから18パーセントまでいろいろ。小さな瓶に保存して食卓に上がった瓶がなくなるたびに、次は何%のものを開けようかな、と楽しみながらいただいています。
ここまできて、少しカビるくらいなら怖くなくなりましたので、気張らずに今までやってきたことをお伝えしていくつもりで、開催した今年の梅干し講座。
参加された皆さん、おすきな濃度でつけていただきました。12パーセント、15パーセント。ご家族の体調を見て決めていただきました。
2.梅干し作り
そして我が家は、なれない講座でミスって梅の注文をしてしまい、予定外に10キロオーバーで漬け込みました、笑。
我が家はクマを呼んでしまう関係で果物が植えられないため、無農薬の農家さんに注文しているのですが、今年は豊作だったそうなので、協力を兼ねてということで開き直ってつけていきます、笑。
塩分濃度は18パーセントと12パーセントに分けてつけました。
ムスメに手伝ってもらい、ヘタを取って、塩漬けに。
我が家の重しはお皿の上に10キロのお米が入った米袋を積み上げます、笑。
漬物の重しは薪で、梅干しは、お米で、笑。
塩分濃度も低いので一気に梅酢をあげてしまいたいのです。30キロほどの重しを乗せ、今年も無事に一晩で梅酢が上がりました。(よかったー(^-^))
そうして1週間から十日ほどで土用干しをしてしまいます。カビる心配を抱え続けたくなくて生み出した方法。
北海道は赤シソが出回るのもこの時期ではないので、ちょっと億劫になりシソを入れなくなりましたが、完熟梅でつけた梅干しはシソがなくてもいい香りがするのでこちらが今の我が家流。
こちらが土用干し前。まだまだ黄色とほんのり緑色ですが。。
丸一日お天道様に当てたらこんなに赤くなります。シソを入れなくても元気になれるくらいのいい色になるんですね。
お天道様の力はすごいものです。
一晩目は梅酢に戻してもう二日干して。。
梅酢を干すのも忘れずに。。(五郎さんの奥様にいただいたこの昭和な瓶がお気に入り(^-^))
今年もすでに土用干しをおえ、瓶に詰めて熟成を始めました。
ここも10年つけて身につけた私流の保存方法。
保存は家中の空き瓶を出してきて小さな瓶、中くらいの瓶、大きな瓶に入れておきます。つけた年数と濃度も忘れずに記入して。
こうして納屋の段ボールに入れておいて、数年経ってから出すのです。
今、食卓に上がってるのは、2018年の10パーセントのうめぼし。
18パーセントだと薬効が高いそうですが濃度が低いと、梅のフルーティな香りがきれいに残ります。スーパーで売っている梅干しとはすっかり別物。
そんなノウハウも10年かけて積み重なったもの。
これをみるたびに続いてきた自分と、ついてきた知恵に嬉しくなります。
今年はそんなことも、講座に参加してくださった皆様にお伝えさせていただきました。
梅干しもお味噌も慣れてしまえば難しいことでもないので億劫なくできてしまうけれど、初めてのことって億劫になってしまいますよね。
それでもやってみたいんだよなあって方におつたえできるようまた来年も開催できたらいいなと思っています(^_^)
3.さて梅仕事番外編。
ジュースはムスコの仕事。
我が家はいつも黒糖でつけています。こっくりと美味しいシロップになるので、こどもたちは冬になると新雪の上にかけて「雪かき氷」にしてみたり、笑、寒天で固めて梅ゼリーを作ったり、ジュース以外にも常備シロップとして楽しんでいます。
おまけの梅ジャム。
米粉の蒸しパンの上に乗せておやつに。
季節の恵みに感謝の暮らしです。
今日も読んでいただきありがとうございました(^-^)
暮らしが遊びで仕事で学び、それが遊暮働学(ゆうぼどうがく)というライフスタイルです。遊暮働学の生き方に興味のある方に、無料のメルマガ講座で詳しく解説しています。ご登録は、下のフォームから。お名前なしでも登録できますよ。