仕込み時間たったの10分!?伏流水しょう油を作りました

こんにちは。
嫁のSae です。
一応2週間に一度の更新予定で書いております、笑。
皆様いかがお過ごしでしょうか?

こちらはすっかり雪景色ですよー。

1.色々あった一年ですね。

色々あるけれども暮らしは続いていく訳で、どんな風に暮らしていきたいかな、ということを、わたしはいつもとは違う方向からも考えた年でした。

そしてね、身体に取り入れるものの大切さ、それに付随するお母ちゃんとしての愛情の大切さもたくさん感じましたよ。

2.先日、今年のお醤油を仕込みました。

お味噌は120パーセント自家製ですが、お醤油は一年に8リットル梅酒瓶一本だけ仕込もうって決めて数年続けています。

その理由はね、一つはアレルギーをもつムスメに、きちんと発酵したものを食べてもらいたいから。
そしてもう一つは、未来を生きる子どもたちに、こんな風にして醤油は作っていたなーって、なんとなくでいい、心の片隅で覚えておいてもらいたいから。
無理に手伝わなくていいんです、ただ通り過ぎた時に横目で見ながら今年もやってるんだねー、って本当の作り方、をわずかにでもしっていてくれたらいいな、って。

お味噌の麹は自家製になりましたが、お醤油麹は、いつものとこから仕入れてきました。
いつもの麹とは種麹と製麹時の温度管理と発酵時間が違います。

出来上がった麹も白ではなく、黄色っぽい麹になっています。

これから数年仕込んでいるうちに自家製になっていく気がしますが、今年は納豆も作っているので、豆麹に納豆菌ついちゃいそうだしなあ、とちょっと引け腰で、いつも通りにやることにしましたよ、笑。

3.材料

材料はですね。

塩、お醤油麹、我が家の伏流水。
あと道具をもろもろ。

レシピをちょっと自己流にして簡単に仕込んで行きます。

お醤油の麹を開けると、ムスメがすっ飛んできて食べてから自分がやるー、とまずは味見。

4.そうして仕込み開始。

麹を入れて。

お塩を入れて。もちろん精製塩ではなく天然のお塩で。

我が家の大事なお水を投入。。

ちょっと遠くからやってきてくれた麹と、我が家を流れる山の伏流水があわさって、プクプクと呼吸を始めました。
どうやらここの空気も気に入ってくれた様子です。笑。

そうして混ぜて混ぜてー、もっとまぜてー。。。
撹拌しつつ、お塩を溶かします。

ある程度溶けたらオッケー。
これから2週間、毎日かいいれをしていきます。(かき混ぜるという意味です)。

この日から3日、丁寧なムスメは忘れずに毎日かいいれをしてくれています。

5.ここで去年との比較写真を。

今年のはまだ麹も浮いて混ざっておりませんが、黒っぽい去年の方はしっかりメイラード反応(アミノ酸と糖の結合)し、お醤油の味になっています。

これから絞りますが、お醤油はこの工程が大変。
昔はお醤油絞り屋さんっていうお仕事があったというくらいに大変な仕事で、これが我が家でお醤油を100パーセント自家製にしていない理由なんです。

半分は絞って、半分はそのまま醤を一緒に炒め物にしたり、ほかほかご飯やおとうふにかけたり。
絞らないものも十分に美味しく幸せなので、やめられません。
でも、せっかくなので今年は絞り方のコツをもう少し研究してみる予定です。

醤 on ほかほかごはーん。

お腹がすいてきたところで今日はおしまいです。

今年もおいしくなあれ。
こうして日々の中で大事なものを小さく未来につないで行けたりいいなって思いながら暮らしています。

来年はワークショップでもしようかな。

今日もお付き合いいただきありがとうございました

自作発酵器でお味噌用の糀を作ります

2019年4月3日

こんな感じで、我が家では調味料も少しずつ自作を始めてます。
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