1. ニシン漬けって知ってます?
子どもの頃から、冬になる前に母が漬けてくれて、冬になると食べまくっていたニシン漬。
今日はニシン漬けのことをブログに書こうと、ちょっとグーグル検索してみたら、「北海道のソウルフード、ニシン漬け」なる表現を見つけ。
「え?もしかして、当たり前に食べていたニシン漬けだけど、内地(本州)の人はニシン漬け知らなかったりするの?」
という疑問が。
さらにもう少し検索してみると、「ニシンは干物にして内地(本州)に送ることで、蝦夷地(北海道)開拓の資金源になった」との記述も。
え?
ニシンって、北海道でしかとれないの?
今さらながら、ニシンやニシン漬けについてわかっていなかったことがわかったわけですが、とにかく今日は、ニシン漬けを作ったのでそのレポートです。
2. ニシン漬けを作ります
2-1. 材料
まずはニシン漬けの材料を紹介します。
・ダイコン
・キャベツ
・ニンジン
・米こうじ
・塩
・昆布
はい。
ということなのですが、この、「身欠きニシン」って何よ?って、思いません?
2-2. 身欠きニシン
で、冒頭に述べた検索をするきっかけは、この「みがきにしん」。
小っちゃい頃、なんでニシンを磨くのかなぁと思っていましたが、
身欠きニシン
と書くことを知ったのは大人になってから。
そして次なる疑問は、なんで身を欠くのかということ。
それをグーグル検索していたら、冒頭に述べたように、ニシンやニシン漬けが北海道独特のものであることがわかってきました。
日干ししたニシンを身欠きニシンという理由は、次の二つの理由があるようですね。
・「身欠き」とは、戻した干物が筋ごとに取れやすくなることからついた俗称である
・腹側の身を欠くことを「欠き割り」と言い、ニシンの頭・尾・内臓を取り去り、二つに裂いて干したところから「身欠き」となったとも言われている
とのことです。
よくわかりませんが、干したニシンのことを、身欠きニシンというようですね。
2-3. 作り方の手順
こちらは、長期保存用に塩漬けしておいたダイコンを、水につけて塩抜きしてるところ。
こちらがその、噂の身欠きニシン。
材料を切っていきまーす。
こちらは自家製の米こうじ。
それに、塩ですね。
はい。
キャベツを入れてー、ニンジン入れてー。
キャベツ入れてー、昆布入れてー
で、ニシン漬けのポイント、ニシン!
塩!
キャベツ!
あれ、米こうじはどのタイミングで入れるんだっけ?
忘れたけど、とにかく入ってますw
外に置くこと1ヶ月。
3. 実食!
ヤバイ!!ウマすぎる!!
外に置いておいたから、半分凍りついています。
だから野菜のひとかけらずつ、凍りかけた樽からとっていきます。
途中、一口食べてしまったのですが、ウマすぎて、その後も何度もつまみ食いしまくり。
だけど、冬の屋外でアイスのような漬物を食べるものだから、体が芯から冷えましたねw
けど、マジでウマくて、食べまくってしまいました。
ニシンの旨味なのかなぁ。
こうじの効果かなぁ。
昆布のダシかなぁ。
確かに、北海道民のソウルフードなのかも。
野菜を長期保存できる上に、ほんと、スーパーおいしいニシン漬け。
今日もニシン漬けご飯を食べながら、幸せを実感いたします。
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