タイのサンドットさんが運営する、パーマカルチャーファーム、サハイナン。
この年2017年は、15年、16年に続いて3度目の長期滞在。
この年は、前の年に自分たちで作った家に寝泊まりしながら、その家をさらにグレードアップしていくことがメインの仕事です。
これまでにキッチンとシャワールーム用の屋根が完成し、次はトイレを作ることにしました。
50日目〜屋根の次はトイレを
去年サハイナンに来た時は、今住んでいる家の、屋根と二階のフロアだけを作りました。
おかげで今年は、初日からその家(マイホーム!)に住みながら、さらにマイホームを住みやすく作っていっています。
今年の最初はキッチンを作り、水と火を自由に使えるようになりました。
そして次は、そのキッチンのドロ壁を守るための屋根を作りました。
さてお次は。
トイレを作ることにしました。
先日完成した屋根の下のこのスペースに。
この部分は坂なので、使いにくくスペースも狭く見えますが。
クワでその場を平らにならしていくと。
けっこう広いスペースになってきました。
今日はここまでですが、そういえば朝、思い立って物干し竿も作りましたよ。
この場所に。
こんな感じで。
日々、暮らしやすくなっていくのが嬉しいですね。
ラジパー収録しました。
妻がゲスト出演してます。
母親の視点からのジャングルライフを話してもらいました。
こちらからお聴きください。
51日目〜パーマカルチャー研究所の方向性を考える日々
最近の子どもたちの料理ブーム。
夕方カフェから帰ってくると、サンドットさんが、
「キッチンで君の家族を手伝ってあげてくれ」とのこと。
どういうこと?
と思ってキッチンに行くとこんな光景が。
先日は息子だけだったのに今日は娘も加わっていた。
おまけにキッチンにいたのはこの2人だけ。
なんとサンドットさんが息子に料理をお願いし、さらにそれを娘が手伝っていたとのこと。
おー。
また遊暮働学の事例が増えたー。
あ、関係ないけど今日はきれいな焚き火の写真が撮れました。
この火を見ながら最近考えること。
みんな「パーマカルチャー」に、何を求めるんだろう?
最近日本人が滞在しているので、しょっちゅうぼくがその質問をしています。
自分は、エネルギー問題解決のためのパーマカルチャーであり、
忙しすぎる現代社会とは異なる生き方としてのパーマカルチャーであり。
でも一方で、農法としてのパーマカルチャーをイメージする人もいるし、
農的暮らしとして考える人もいるだろう。
100人いれば100通りのパーマカルチャーがありますという説明もあるので正解はないのだけど、自分は遊暮働学や、アパートでもできるパーマカルチャー、そしてナウトピア的生き方といった面を切り口にして発信していきたいと思う。
去年スイスのレイラちゃんを研修生として受け入れたけど、少し本格的にそういうこともやっていこうかなと思う。
日本人が来てくれて色々話ができるので、その辺の考えが生まれてきてありがたい。
そんなことを思う、今日この頃なのでした。
で、それに関する音声も収録しました。
研究所の目指すライフスタイルとその理由について。
こちらからお聴きください。
今回の音声は、言いたいことをメモしていつもより丁寧に録りました。
これを聞けば、ラジパーでいつも、なぜいろんな話をしているかがわかると思います。
一言でいうと、目指すライフスタイルを実現するためには、色々なことを学ぶ必要があるので、
その学んだことをシェアするために、音声収録してます。
52日目〜トイレの穴を掘ります
今日はトイレづくりです。
写真の中心の柱の手前にトイレを設置、写真奥にあるバナナの木のあたりに、トイレ排水を処理する穴を作ります。
これがバナナの木。
バナナの木がジャマなので掘り起こして。
これは別の場所に植え変えなきゃ。
そして今日は午前も午後も、ひたすら穴を掘り続けました。
深さは1メートルほど必要なんだけど、まだ50センチほどしか掘れてない。
10センチ掘るのはすぐできる。
20分ほどで。
だから200分あれば1メートル掘れる、わけではありません。
深くなるほど掘りにくくなっていくし、下の土をつかんで外に出すのが大変。
あ、土は道具で柔らかくした後は手づかみです。笑
数時間、穴を掘り続ける1日。
ぜいたくな1日です。
ですが、やっぱり大変です。
(この記事は、2018年1月21日、22日、23日のブログを再編集したものです)
このタイでのパーマカルチャーファームでの暮らしが元となって、現在も山暮らし・遊暮働学のライフスタイルを実践的に研究しています。
その研究成果は、「遊暮働学で自立的暮らし無料メルマガ」で発信しています。
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