タイのパーマカルチャーファーム、サハイナンでの滞在。
初めて滞在したのは、2015年11月~2016年1月。
翌年、やはりもっとパーマカルチャーを実践的に学びたいと、
2016年12月~2017年2月の予定で、再びサハイナンに滞在しました。
サハイナン滞在、前半の大きなプロジェクト、家のキッチン作りを日々行ってました。
キッチンに水がキターッ!
今日はサンドットさんが買い物に誘ってくれたので、午前は買い物です。
最近の我が家は、食事以外にも果物を食べまくっていて、
バナナ一房(15本ぐらいついている)が1日でなくなります。
なので車で連れて行ってもらったのをいいことに大量買い。
バナナ4房、パパイヤ4つ、みかん2キロを買いました。
車でさっそく食べます。
南国のありがたみを感じます。
今日はうまく写真が撮れたのでお昼のメニューを。
メロンとパパイヤの、ココナッツ和え。
フライドサツマイモ。
そしてお米。
あと写真忘れたけど青菜の炒め物みたいなものも。
おいしいので毎食ご飯が楽しみ。
午後はキッチン作り。
蛇口が不安定なので、そばに竹を立てて水道管をその竹に結びます。
その紐は、竹で作ります。
作り方、体が覚えていてくれたようで、スムーズに作れました。
で、固定。
そしていよいよキッチンにも。
出たー!
かなり嬉しい瞬間です。
しかしすぐさま、物足りなくなりました。
排水ができないのです。
シンクがないから洗い物もできません。
コップに水を入れて飲むことしかできません。
明日以降はシンクと排水を作りまーす。
0円排水システムを構築
今日は小学校訪問の日です。
村の小学校が、サハイナンから車で10分ぐらいのところにあります。
小学校の生徒は10人ほど。
そんな小さな小学校に、サンドットさんが
サハイナンの旅行者を引き連れてたまに遊びに行きます。
すると学校は一気にインターナショナルな雰囲気になって、
小さい頃から世界の雰囲気を感じることができるようです。
先生の1人はお坊さん。
息子を見て、去年来た時はこんなに小さかったのに大きくなったねと言ってくれました。
一通り自己紹介などをした後は、サンドットさん奥さんによる中国語の授業。
息子もちょっとだけ参加させてもらいます。
確かに、ネイティブの人から小学校のうちに教えてもらえる機会は貴重ですね。
その後は、妻によるパネルシアター。
楽しい絵と歌で盛り上がります。
さすが元保育士。
その後はみんなでお昼ご飯。
身近に外国人を感じられていいですね。
自分にとってもタイ人の子供を知るいい機会です。
去年のことを覚えていてくれて、声をかけてくれた子もいました。
午後は解散して近くの川で川遊び。
子供たちは大はしゃぎ。
この川には中途半端な橋がかかっています。
手作りのようですが、川が浅いのでこの橋で車が渡れるのです。
橋があったら便利だと思った人が、
その辺にあるものでちゃっちゃと作ってしまったのかなと想像します。
帰宅後。
またキッチンです。
昨日水道を引いたものの、シンクがないのと排水ができないので、水を飲むことしかできません。
そこで今日は排水を作りました。
とは言っても建築の時に余った屋根と、バナナリーフを敷いただけ。
これで、流した水によってあちこちに虫が発生することを防げます。
虫といえば、あちこち刺されてけっこうかゆくてつらい日々が続いています。
サンドットさんに相談すると、ノミではないかとのことです。
虫は煙が嫌いだから、家の下から火を焚くと良いとのこと。
うーん、山暮らしならではの知恵ですね。
さっそくやってみました。
さらに、その辺に生えているレモングラスを一緒に燃やすと効果的とのことです。
こういう知恵って、昔の里山大家族暮らしでは、普通に引き継がれていたんだろうな。
だけど核家族化、都会化が進んで、そういうことは
殺虫剤やかゆみ止め薬頼りになってしまったのだろうなと思います。
薬があることはいざという時助かってありがたいけど、
それだけになってこういう知恵が失われてしまうのは非常にもったいないなと思います。
こういった、一緒に暮らしているからこそ引き継いでいける知恵をたくさんもらって、
日本でも生かしていきたいと思っています。
(この記事は、2016年12月22日、23日のブログを再編集したものです。)
この記事を書いてから、2年弱が経ちました。
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