パーマカルチャー研究所、初の海外研修へ出発

2015年11月のこと。

パーマカルチャー研究所を立ち上げて4ヶ月が経過した。
立ち上げと共に考えていたことの一つ、タイのパーマカルチャー・ファームへの長期滞在という、自主的「海外研修」。

当時から、楽天ブログというブログを毎日のように書いていたが、出発前日に書いたブログには、まさに今パーマカルチャー研究所で目指しているライフスタイル「遊暮働学(ゆうぼどうがく)」の元となる考え方が書かれていた。

遊び、暮らし、学び、仕事があいまいな生活が、一つの理想的生活と考えている。
今はこれらの境界が、かなりはっきりしている気がする。
学校で勉強をし、仕事に行ってお金を稼ぎ、そのお金で暮らしを成り立たせ、休日にレジャーに行く。
こんな生活が一般的な生活であろう。
自分もそんな生活をしていた。

しかし、今目指しているのは、例えば、家族や近所の人たちで畑仕事をする。
これは食べるという暮らしにもつながっているし、食べるための仕事でもあり、楽しみながらできるので遊びともいえるし、そこから生活の知恵的な学びも得ることができるだろう。
そうすると、暮らし自体が遊びや学び、仕事を包括していることになる。
もちろん、それだけで生きられるとは思っていなくて、現代社会に生きる以上、最低限必要になるお金はいるだろう。

それはできれば自分の得意で楽しくできることで稼ぎたい。
現代では、生きるのに多くのお金が必要、多くのお金を得るためにはストレスを抱えつつ、我慢をしながら働かなくてはならない。
ストレスがたまるから、ストレス発散とばかりに娯楽や飲み会に多くのお金を使う。
そして健康を害していく。
そうではなくて、生きるのには実はそれほど多くのお金は必要ない、だから自分の得意で好きなことで他人に喜んでもらいながら少しのお金をいただく。
生活自体が遊びであるからストレスもたまらず、ストレス発散をする必要もない。

そうは言っても、実際そのような生活をしたくても、あまりにも生活スタイルがかけ離れすぎてどうしていいかわからない。

そんな問題を解決するためにも、タイのパーマカルチャーコミュニティでそのような目指す生活に向けて、一つでも多くのことを学んできたい。

そんな想いを持ちつつ、いよいよタイへの出発の日。

当時、息子は6歳年長、娘は2歳、オムツがまだ外れていない。

妻は夏頃から、橋本病のような症状で相当な疲れと共に、寝続ける日々を送っていた。
でも、その寝続けた日々が良かったのか、徐々に体調は回復。

1ヶ月も寝続けると、寝ることに飽きてきたのか、徐々に家のことをやるようになり、買い物に行くようになり、トモエ幼稚園にも行くようになり。

万全とは言えないまでも、このタイの出発の日に合わせるように、なんとかギリギリ回復。

海外に行く時に大事なのは、とにかく体調。
体調を崩した状態で乗る飛行機は本当にキツく、特に子どもの体調が悪ければ、この4人分の飛行機全てをキャンセルにせざるを得ない。

1週間ぐらい、なるべく予定を入れないようにしていたのもあって、なんとか全員風邪も引かずに元気。

そしていざ、出発!

子連れ旅なので、移動は無理をせず、ゆっくりゆっくり。
初日のこの日は、家を出発して、新千歳空港のホテルに宿泊するのみ。

高速バスで新千歳空港へ。

新千歳空港には、空港内に「エアターミナルホテル」というホテルがある。
その日は14時に空港に到着して、翌日の早朝発の飛行機に備える。

ホテルを一歩出たら空港という非日常を楽しみつつ、テンションが上がりながら、初日の移動は無事に終えることができた。

明日はいよいよ、新千歳空港から韓国のインチョンを経由して、タイのバンコク入り。

合計9時間のフライト、子どもたちは耐えられるだろうか…(つづく)

ちなみに、自分のことながら、家族4人で空港内ホテルに泊まるなんて、なんてリッチなんだ!
と思って、過去の予約メールを調べてみました。

プラン:【早割28】朝食+温泉無料!今度の旅は計画的に☆お得に泊まって北海道を満喫しちゃおう!
1泊目 11/09 (月) —————————–
人数:4人  朝食付
室数:1 室
客室:禁煙ダブルルーム
大人@ 5,750 円 x 2 名
未就学児(幼児)@ 0 円 x 2 名

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合計  11,500 円 (サービス料込・消費税込)
合計室数:1室 合計人数 大人:2名様 未就学児(幼児):2名様

家族4人朝食つきで、11,500円!
めちゃお手頃価格だったようです。

シュラフ

タイのパーマカルチャー暮らし 2015年 準備編その1

2018年6月7日

以上、パーマカルチャー研究所を立ち上げて、初めてタイのパーマカルチャー・ファームに長期滞在しようとしていた頃の話でした。
この時から、暮らし自体が、遊びで、学びで仕事である、だから究極、ただ暮らしていれば暮らしが回る、そんな「遊暮働学(ゆうぼどうがく)」のライフスタイルを実践しています。この暮らしの実現方法についての詳細を、無料のメルマガ講座でお伝えしていますので、興味のある方は、下のフォームからご登録ください。メールアドレスだけでも、登録できますよ。

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