1.パーマカルチャーを仕事にしたい

2015年7月
1年間の育休中。
そしてもう、育休満了と共に退職を決めて、次の仕事のことを考えていた。
好きなことを仕事にしたい。
今好きなことは、パーマカルチャーだ。
4月に育休が始まってから、家族で通年のエコビレッジ体験塾に申し込み、そこで月に1〜2回、自給的暮らしの体験の学びをしていて、すごく楽しかった。
5月からは、市民農園も借りて、家族で畑に通うことも始めた。
2013年にタイのパーマカルチャー・ファームで初めて知った、「パーマカルチャー」というライフスタイル。
あれからずっとぼくらの頭にあったことを、こうして少しずつ始めた。
暮らしを作ることって、めっちゃ楽しい。
買うしかなかったお金を出して買うしかなかったことが、実は作れること。
こんなにも楽しいのか。
だから、今のこの暮らし自体を、仕事にしたい。
そしてオレは、ずっと研究・教育の仕事をしてきた。
それは好きな仕事だし、今後も続けていきたい。
自分はやっぱり研究者でありたい。
研究は、やったことを広く社会に還元する必要がある。
だけど、学会発表とか、論文作成みたいな、カタいことをやりたいわけではない。
もっと気楽に、学会発表ではなく、ブログ発表とかで、気楽に楽しく多くの一般の人に、知ってもらいたい。
2.パーマカルチャー研究所の誕生

暮らしを仕事に。
好きなことを仕事に。
パーマカルチャーを仕事に。
そんなことが本当にできるのか。
それこそが、「実証研究」になるのではないか。
今この、何の変哲もないアパートに住んでる状態から、暮らしを仕事にしていこうとしている挑戦。
このこと自体が研究になる。
パーマカルチャーの研究、「パーマカルチャー研究所」だ。
だからもう、今この、アパート住まいの状態から始めよう。
ゆくゆくは、家から近い自然のある場所に、小さな小屋を作る。
そこを拠点に、畑もやって、情報発信基地にする。
そんなことができたら最高じゃないか。
そんなことを考えていると、それまで考えていた勤め先の候補、王子製紙、札幌市技術職員を想像していたときよりも、はるかに大きなモチベーションが、体の中から湧き上がってくるのを感じられた。
妻にもその話をすると、「うん、まあいいんじゃない?ゆうきがやりたいようにやれば」と同意してくれた。
「じゃあさっそく、看板作ってくれない?」とお願いすると、絵の上手な妻は、何の下書きもなく、めっちゃいい看板を作ってくれて、テンションが爆上がりした。
こうして2015年7月16日、パーマカルチャー研究所がスタートした。
そしてまず最初にやった仕事は、、、(つづく)
パーマカルチャー研究所は、こんな風にして立ち上がりました。
そして、暮らし自体が、遊びで、学びで仕事である、だから究極、ただ暮らしていれば暮らしが回る、そんな「遊暮働学(ゆうぼどうがく)」のライフスタイルを実践していくようになりました。この暮らしの実現方法についての詳細を、無料のメルマガ講座でお伝えしていますので、興味のある方は、下のフォームからご登録ください。メールアドレスだけでも、登録できますよ。